猪名川 猪名川の概要

猪名川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 02:36 UTC 版)

猪名川
呉服橋から五月山を望む
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
延長 43.2 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 383.0 km²
水源 大野山
水源の標高 753 m
河口・合流先 神崎川(大阪府・兵庫県)
流域 兵庫県大阪府
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住吉大社神代記』の説話によると、猪名川の名前は古くからこの地方に住みついていた「山直阿我奈賀」という人物の名前、「あがなが」がなまったものである[1]

地理

北摂山系大野山兵庫県川辺郡猪名川町)に源を発する。府県境を南流し、大阪国際空港の西側をかすめて神崎川右岸に合流する。下流域の水質汚濁が激しい[2]

淀川へは直接流れないが淀川水系に属す。このような例は、木曽川水系に属す揖斐川長良川等がある。

流域の自治体

兵庫県
川辺郡猪名川町川西市
大阪府
豊能郡豊能町池田市箕面市
兵庫県
伊丹市尼崎市
大阪府
豊中市

主な支流

猪名川の河口近くから上流を望む、左側から藻川が合流している

括弧内は流域の自治体

歴史

人文歴史的には川の両岸とも摂津国であったが、明治初期にその大部分が兵庫県、大阪府の府県境とされた。神戸の発展のため税収の上がる広範な後背地、とりわけ日本酒醸造業を兵庫県として確保したい、という考えと、地理的には狭小でも税収の上がる大阪府の間の線引きがこうさせた、と状況証拠的には推論され、いわば恣意的な境である。この判断に関わったとされる大久保利通、幕臣として兵庫奉行支配役の経験のあった前島密の間の書簡にはその経緯の記載は見当たらない(大久保利通書簡集)。

かつては豊中市利倉町付近でS字形に大きく蛇行していたが、昭和40年代に直線化工事が行われ、この結果、利倉町は川によって東西に分断された。この付近では猪名川尼崎市豊中市の市境(大阪府兵庫県の府県境)であり、工事によって川の流れが東に移動したため、現在では川の西側に分かれてしまった地域(豊中市利倉西)は尼崎側に食い込むような形となっている。なお、この工事以前の堤防の大部分は猪名川自然公園となっており、川の流れの一部も池として残っている。

流域の観光地・施設

東側に猪名川および支流の伊丹川が流れており、それらによって形成された河岸段丘とともに城の防御網の一部となっている
大阪空港の西側に有る猪名川流域下水道の広域下水処理場。下水の高度処理施設を持ち、メタンガスを回収して汚泥焼却や発電に使用している。
原田処理場の処理施設の屋上に整備された公園施設。
猪名川の下流域、猪名川が神崎川と藻川に合流する付近(豊中市南西部、現在は旧猪名川沿い)に鎮座する古社で、約1250年前に猪名川に数多くの鯉が集まり、奈良時代の僧、行基と村人たちに架け橋を作った話「鯉伝説」が伝わっている。

出典

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