幕張車両センター
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幕張車両センター | |
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 首都圏本部 |
所属略号 | 都マリ |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 178,079 m2 |
配置両数 | |
電車 | 401両 |
気動車 | 10両 |
貨車 | 16両 |
合計 | 427両 |
備考 |
2023年4月1日現在のデータ[1][2] 敷地面積は有価証券報告書の値[3] |
組織体系
本区
千葉市花見川区の幕張本郷駅北側にある。総武快速線の上下線に挟まれる形で位置し、津田沼駅・幕張駅に入出区線がつながっている。収容車両数は450両、建設に用した用地買収費用は約26億円、工事費用が約42億円、総額約68億円である[4]。
現在の当車両基地のほか、内房線の八幡宿付近に車両基地を計画したが、各種検討の結果から当車両基地に決定した[4]。計画当時は中央・総武緩行線の立川までの複々線化を1975年(昭和50年)に完成すると想定しており、それに伴って大幅に増備した車両を当車両基地(中央・総武緩行線車両に加えて地下鉄東西線直通車両を含む)に収容することも計画されていた[4]。
木更津派出
木更津市の木更津駅構内にあり、久留里線用の気動車が配置されている。同駅での臨検対応、分割・併合作業についてはJR千葉鉄道サービス幕張事業所木更津派出所に業務委託。
千葉派出
千葉市中央区の千葉駅構内にあり、車両故障の応急処置などを行う。
鴨川派出
鴨川市の安房鴨川駅構内にあり、同駅発着列車の分割・併合作業、入出区作業を行う。なお、千葉動労によると派出の配置要員数は5人[5]。2022年3月ダイヤ改正以前は仕業検査も行っていた。JR千葉鉄道サービス幕張事業所鴨川派出所に業務委託。
館山運転区の鴨川派出所として発足したが、同区の廃止により当センターへ移管された。
一ノ宮派出
長生郡一宮町の上総一ノ宮駅構内にあり、同駅発着列車の仕業検査や分割・併合作業、入出区作業、臨検対応を行う。JR千葉鉄道サービス幕張事業所一ノ宮派出所に業務委託。
歴史
- 1967年(昭和42年)11月 - 用地買収開始。
- 1969年(昭和44年)2月 - 着工。
- 1972年(昭和47年)7月5日 - 総武快速線の運行開始に先立ち、幕張電車区として開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本が継承。同時に佐倉機関区木更津支区を当区の管轄へ変更。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 幕張車両センターと改称される。また久留里線の車両が所属する幕張電車区木更津支区は千葉運転区に移管され、千葉運転区木更津支区となる。
- 2006年(平成18年)3月13日 - 錦糸町派出を廃止。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 千葉運転区と館山運転区が統合して木更津運輸区が発足。同時に千葉運転区木更津支区の検修部門および館山運転区館山派出・鴨川派出が移管され、それぞれ当センターの派出となる。
- 2010年(平成22年)3月13日 - 館山派出を廃止し、業務を鴨川派出に統合。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 成田派出を廃止。
- 2022年(令和4年)3月12日 - 銚子派出を廃止。
配置車両に記される略号
「千マリ」…千葉支社を意味する「千」と、幕張を意味する「マリ」から構成される。
- ^ a b 太田浩道 編「東日本旅客鉄道 幕張車両センター 千マリ」『JR電車編成表 2023夏』発行人 伊藤嘉道、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2023年5月18日、51 - 55頁。ISBN 978-4-330-02423-3。
- ^ a b 別冊付録:「東日本旅客鉄道」『鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表/JR車両のデータバンク 2023』第63巻7号(通巻747号)、交友社、2023年7月1日、12,15,33,34頁。
- ^ 第35期有価証券報告書 41頁 (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ^ a b c 交通協力会『交通技術』1969年3月号新車両基地紹介その6「幕張電車基地新設計画」pp.41 - 43。
- ^ 日刊千葉動労 - 2009年7月17日
- ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2018冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2017年、p.358。ISBN 9784330841175。
- ^ 太田浩道 編「東日本旅客鉄道 幕張車両センター 千マリ」『JR電車編成表 2021夏』発行人 横山裕司、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2021年5月24日、49 - 53頁。ISBN 978-4-330-02521-6。
- ^ a b 太田浩道 編『JR電車編成表 2022冬』発行人 横山裕司、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2021年11月22日、358頁。ISBN 978-4-330-06521-2。
- ^ 太田浩道 編『JR電車編成表 2022夏』発行人 横山裕司、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2022年5月19日、358頁。ISBN 978-4-330-02822-4。
- ^ 「さようなら幕張183系M32編成」号運転 - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2013年12月26日
- ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2017冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2016年、p.356。ISBN 9784330737164。
- ^ a b c d 別冊付録:「東日本旅客鉄道 貨車 幕張車両センター」『鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表/JR車両のデータバンク 2021』第61巻7号(通巻723号)、交友社、2021年7月1日、16頁。
- ^ a b c d 別冊付録:「東日本旅客鉄道 ●廃車」『鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表/JR車両のデータバンク 2022』第62巻7号(通巻735号)、交友社、2022年7月1日、35頁。
- ^ a b c 別冊付録:「JR車両のデータバンク 2020/2021 東日本旅客鉄道 ●廃車 ●転属」『鉄道ファン7月号付録 JR旅客会社の車両配置表/JR車両のデータバンク 2021』第61巻7号(通巻723号)、交友社、2021年7月1日、35頁。
- 1 幕張車両センターとは
- 2 幕張車両センターの概要
- 3 配置車両
- 4 脚注
- 幕張車両センターのページへのリンク