市村宏 市村宏の概要

市村宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 00:42 UTC 版)

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略歴

長野県上高井郡小布施町生まれ。旧制大分高等商業学校、1941年東洋大学文学部国文学科卒業。1926年から出版社の辞書部に勤務、1948年から新村出の委嘱により岩波書店で「広辞苑」の編集主任を務めた。1953年東洋大学国文学科講師、1956年同教授、1973年退任、名誉教授[3]。1961年「萬葉集考」で文学博士(東洋大学)の学位を取得[4]。1973年から迯水短歌会を主宰し、機関誌を発行した。

著書

  • 塙保己一の生涯』日本書院 1946
  • 『新国語国文学講座 第1巻 [3] 謡曲・狂言』黄鶴書房 1956
  • 『中世近世日本文学史』東洋大学出版部 1959
  • 『万葉集新論』東洋大学通信教育部 1964
  • 『東遊』渓声出版 1971
  • 『続・万葉集新論』桜楓社 1972
  • 『迯水居漫筆 観潮楼の花』渓声出版 1974
  • 『迯水居漫筆 2の巻 (眠れぬ夜)』渓声出版 1975
  • 『迯水居漫筆 3の巻 (色は匂へど)』渓声出版 1976
  • 『迯水居漫筆 4の巻 (人間憂の花盛り)』渓声出版 1976
  • 『迯水居漫筆 5の巻 (小山居清談)』渓声出版 1977
  • 『迯水居漫筆 6の巻 (逃水物語)』渓声出版 1978
  • 『雁田山 市村宏歌集』渓声出版 迯水叢書 1979
  • 『迯水居漫筆 7の巻 (定家と牡丹)』渓声出版 1979
  • 『迯水居漫筆 8の巻 (ひとり遊び)』渓声出版 1980
  • 『迯水居漫筆 9の巻 (大男と小男)』渓声出版 1981
  • 『迯水居漫筆 10の巻 (堅香子)』渓声出版 1981
  • 『万葉集と万葉びと』明治書院 1981
  • 『迯水居漫筆 11の巻 (女人と芸能)』渓声出版 1983
  • 『千曲川 歌集』渓声出版 迯水叢書 1985

共編・訳

論文

関連項目

脚注

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参考文献


  1. ^ 『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ、1993年)p.69
  2. ^ 『人物物故大年表』
  3. ^ 講談社学術文庫『風姿花伝』訳者紹介
  4. ^ 市村宏教授略歴・業績目録 文学論藻 1973-12


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