小林信彦 受賞歴

小林信彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 07:15 UTC 版)

受賞歴

  • 1964年 - 「衰亡記」で52回直木賞候補
  • 1973年 - 『日本の喜劇人』で芸術選奨新人賞を受賞
  • 1975年 - 「丘の一族」で74回芥川賞候補
  • 1976年 - 「家の旗」で76回芥川賞候補
  • 1977年 - 「八月の視野」で77回芥川賞候補
  • 1978年 - 「小林信彦のコラム」で『キネマ旬報』読者賞を受賞
  • 1978年 - 『唐獅子株式会社』で79回直木賞候補
  • 1978年 - 「みずすましの街」で80回直木賞候補
  • 1980年 - 『夢の街 その他の街』で第8回泉鏡花文学賞候補
  • 1981年 - 『紳士同盟』で第34回日本推理作家協会賞長編部門候補
  • 1981年 - 「小林信彦のコラム」で2度目の『キネマ旬報』読者賞を受賞
  • 1986年 - 『ぼくたちの好きな戦争』で第22回谷崎潤一郎賞候補、第14回泉鏡花文学賞候補
  • 2006年 - 『うらなり』に至る業績で第54回菊池寛賞を受賞

著書

小説

  • 虚栄の市』(中原弓彦名義) - 河出書房新社 1964,1 のち小林名義で角川文庫
  • 『汚れた土地 ―我がぴかれすく―』(中原弓彦名義) - 講談社 1965.10
  • 『冬の神話』(中原弓彦名義) - 講談社 1966.11 のち小林名義で角川文庫
  • 『オヨヨ島の冒険』 - 朝日ソノラマ 1970.5 のち、晶文社(「怪人オヨヨ大統領」を含め一冊に)、角川文庫(以後「オヨヨ島の冒険」のみ収録にもどる)、ちくま文庫、のち角川文庫再刊、のち2018年に角川文庫版が「紀伊国屋書店限定再刊」された。
  • 『ある晴れた午後に』 - 新潮社 1970.9 ※のち『監禁』と改題(角川文庫)
    • 「ある晴れた午後に」「川からの声」「日々の漂泊」「監禁」を収録。
  • 『怪人オヨヨ大統領』 - 朝日ソノラマ 1970.12 のち角川文庫、ちくま文庫
  • 『大統領の密使』 - 早川書房 1971.7 のち角川文庫、ちくま文庫
  • 『大統領の晩餐』 - 早川書房 1972.3 のち角川文庫、ちくま文庫
    • のち『大統領の密使/大統領の晩餐』としてフリースタイルで再刊(小林信彦コレクション)
  • 『合言葉はオヨヨ』 - 朝日新聞社 1973.2 のち角川文庫、ちくま文庫
  • 『秘密指令オヨヨ』 - 朝日新聞社 1973.6 のち角川文庫、ちくま文庫
  • 『オヨヨ城の秘密』 - 晶文社 1974.3 のち角川文庫、ちくま文庫
  • 『オヨヨ大統領の悪夢』 - 角川書店 1975.8 のち文庫
    • 「不眠戦争」「虚名戦争」「無限戦争」「終末戦争」収録
  • 『クネッケ博士のおかしな旅』 - 偕成社 1976.3 ※小林泰彦が絵を担当した絵本
  • 『家の旗』 - 文藝春秋 1977.3
    • 「兩國橋」「家の旗」「決壊」「丘の一族」収録
  • 『神野推理氏の華麗な冒険』 - 平凡社 1977.9 のち新潮文庫
    • 「ハムレットには早過ぎる」「さらば愛しきヒモよ」「コザのいざこざ」「〈降りられんと急行〉の殺人」「災厄の島」「粗忽な〈恍惚〉」「抗争の死角」「幻影の城で」「殺意の片道切符」「はなれわざ」「超B級の事件」「神野推理最後の事件」
  • 唐獅子株式会社』 - 文藝春秋 1978.4 のち、唐獅子シリーズのみを集めて新潮文庫
    • 単行本:「唐獅子株式会社」「唐獅子放送協会」「唐獅子生活革命」「唐獅子意識革命」「雲をつかむ男」「雲をつかむ男ふたたび」「JELLIES(ジェリーズ)」を収録。
    • 文庫:「唐獅子株式会社」「唐獅子放送協会」「唐獅子生活革命」「唐獅子意識革命」「唐獅子映画産業」「唐獅子惑星戦争」「唐獅子探偵群像」「唐獅子暗殺指令」「唐獅子脱出作戦」「唐獅子超人伝説」収録
    • のち『唐獅子源氏物語』をふくめてシリーズをすべて収録して『唐獅子株式会社』としてフリースタイルで再刊(小林信彦コレクション)
  • 『ドジリーヌ姫の優雅な冒険』 - 文藝春秋 1978.7 のち文庫
    • 「夜霧に消えた東坡肉」「ババロアおばさん」「一品料理のシャリアピン」「アボガドの街角」「どぜう相手のドジリーヌ」「ダイエット・ビスケット」「麺からでた面倒(トラブル)」「しちめんどくさい七面鳥」「雑煮とスーパーマン」「餅は餅屋の春の宵」「玄人うなぎ」「スモーガスボードで終幕(フィナーレ)」
  • 『唐獅子惑星戦争』 - 文藝春秋 1978.11
    • 「唐獅子映画産業」「唐獅子惑星戦争」「唐獅子探偵群像」「甚助グラフィティ」「横になった男」「中年探偵団」「衰亡記」収録
  • 『ビートルズの優しい夜』 - 新潮社 1979.5 のち文庫
    • 「ビートルズの優しい夜」「金魚鉢の囚人」「踊る男」「ラスト・ワルツ」収録
  • 『唐獅子超人伝説』 - 文藝春秋 1979.6
    • 「唐獅子暗殺指令」「唐獅子脱出作戦」「唐獅子超人伝説」「わがモラトリアム」「親子団欒図」「おとなの時間」「家の中の名探偵」「鉄拐」「消えた動機」収録
  • 『夢の街 その他の街』 - 文藝春秋 1979.9
    • 「みずすましの街」「八月の視野」「息をひそめて」収録
  • 『袋小路の休日』 - 中央公論社 1980.1 のち文庫、のち講談社文芸文庫(小林信彦自筆年譜・著作目録あり)
    • 「隅の老人」「北の青年」「根岸映画村」「路面電車」「自由業者」「ホテル・ピカディリー」「街」収録
  • 紳士同盟』 新潮社 1980.3 のち文庫、扶桑社文庫
  • 『悪魔の下回り』 - 文藝春秋 1981.2 のち新潮文庫
  • 『中年探偵団』 - 文春文庫 1981.5
    • 「甚助グラフィティ」「わがモラトリアム」「親子団欒図」「JELLIES<ジェリーズ>」「中年探偵団」「鉄拐」「おとなの時間」「家の中の名探偵」「雲をつかむ男」「雲をつかむ男ふたたび」収録。
  • 『超人探偵』 - 新潮社 1981.3 のち文庫
    • 「ブルー・トレイン綺譯」「帰ってきた男」「悪魔が来たりて法螺を吹く」「神野推理氏の推理休暇」「きみとともに島で」「大阪で起こった奇妙な出来事」「クアラルンプールの密室」「ヨコハマ1958」「ボガートになりたかった男」
  • 『サモアン・サマーの悪夢』 - 新潮社 1981.9 のち文庫
  • 『変人十二面相』 - 角川書店 1981.11 のち文庫
  • 『唐獅子源氏物語』 - 新潮社 1982.12 のち文庫
    • 「唐獅子選手争奪」「唐獅子渋味闘争」「唐獅子異人対策」「唐獅子電撃隊員」「唐獅子源氏物語」「唐獅子紐育俗物」「唐獅子料理革命」を収録
  • 『ちはやふる奥の細道』(W・C・フラナガン) - 新潮社 1983.6 のち文庫
  • 『夢の砦』 - 新潮社 1983.10 のち文庫
  • 『発語訓練』 - 新潮社 1984.5 ※のち『素晴らしい日本野球』と改題して文庫
    • 「W・C・フラナガン 素晴らしい日本野球」「W・C・フラナガン 素晴らしい日本文化」「サモワール・メモワール」「野球につれてって」「翻訳・神話時代」「到達」「ハーレクイン・オールド」「いちご色の鎮魂歌」「嵐を呼ぶ昭和史・抄」「発語訓練」収録
  • 『紳士同盟ふたたび』 - 新潮社 1984.9 のち文庫、扶桑社文庫(扶桑社文庫版には作家論「深夜の饗宴」を収録)
  • 『ぼくたちの好きな戦争』 - 新潮社(純文学書き下ろし特別作品)1986.5 のち文庫
  • 『極東セレナーデ』 - 朝日新聞社 1987.4 [19] のち新潮文庫のちフリースタイルで再刊(小林信彦コレクション)
  • 悲しい色やねん』 - 新潮文庫 1987.12
    • 「悲しい色やねん」「みずすましの街」「横になった男」「消えた動機」収録
  • 『世間知らず』 - 新潮社 1988.5 [20] ※のち『背中あわせのハートブレイク』と改題(新潮文庫)
  • 『裏表忠臣蔵』 - 新潮社 1988.11 のち文庫のち文春文庫
  • 『Yesterday Once More(イエスタデイ・ワンス・モア)』 - 新潮社 1989.9 のち文庫
  • 『世界でいちばん熱い島』 - 新潮社(純文学書き下ろし特別作品) 1991.1 のち文庫
  • 『ハートブレイク・キッズ』 - 光文社 1991.4 のち新潮文庫
  • 『ミート・ザ・ビートルズ』 - 新潮社 1991,9 ※のち『イエスタデイ・ワンス・モアPart2 ミート・ザ・ビートルズ』と改題(文庫)
  • 『ドリーム・ハウス』 - 新潮社 1992.10 のち文庫
  • 『怪物がめざめる夜』 - 新潮社(純文学書き下し特別作品)1993.9 のち文庫
  • 『イーストサイド・ワルツ』 - 毎日新聞社 1994.2 のち新潮文庫
  • 『侵入者』 - メタローグ 1994.9 のち文春文庫
    • 単行本:「侵入者」のみ収録
    • 文庫:「侵入者」「雲をつかむ男」「尾行」(午前十一時の少女、写真集、コンビニの聖女、時間)「話題を変えよう」「悲しい色やねん」「みずすましの街」収録
  • 『ムーン・リヴァーの向こう側』 - 新潮社 1995.9 のち文庫
  • 『笑いごとじゃない ユーモア傑作選』 - 文春文庫 1995.12
    • 「唐獅子料理革命」「唐獅子異人対策」「唐獅子源氏物語」「「降りられんと急行」の殺人」「ヨコハマ1958」「素晴らしい日本野球」「素晴らしい日本文化」「サモワール・メモワール」「ハーレクイン・オールド」「嵐を呼ぶ昭和史・抄」「虚名戦争」を収録。
  • 『家族漂流 東京・横浜二都物語』 - 文春文庫 1996.6
    • 「みずすましの街」「息をひそめて」「丘の一族」「家の旗」を収録。
  • 『結婚恐怖』 - 新潮社 1997.10 のち文庫
  • 『東京少年』 - 新潮社 2005.8 のち文庫
  • 『丘の一族 小林信彦自選作品集』 - 講談社文芸文庫 2005.11(小林信彦自筆年譜・著作目録あり)
    • 「八月の視野」「みずすましの街」「丘の一族」「家の旗」を収録。
  • うらなり』 - 文藝春秋 2006.6 のち文庫
  • 『決壊』 - 講談社文芸文庫 2006.10 (小林信彦自筆年譜・著作目録あり)
    • 「金魚鉢の囚人」「決壊」「息をひそめて」「ビートルズの優しい夜」「パーティー」を収録。
  • 『日本橋バビロン』 - 文藝春秋 2007.9 のち文庫
  • 『流される』- 文藝春秋 2011.9 のち文庫
  • 『四重奏 カルテット』 - 幻戯書房 2012.8
    • 「夙川事件 谷崎潤一郎余聞」「半巨人の肖像」「隅の老人」「男たちの輪」を収録。
  • 『つなわたり』 - 文藝春秋、2015.3 

評論・エッセイ

  • 喜劇の王様たち(中原弓彦名義) - 校倉書房 1963.6 ※のち加筆・再構成して『笑殺の美学 映像における笑いとは何か』(中原名義、大光社)、のちさらに再構成され『世界の喜劇人』(中原名義、晶文社)と改題。『世界の喜劇人』はのち、さらに加筆・再構成されて小林名義で新潮文庫。
  • 笑う男・道化の現代史(小林信彦名義) - 晶文社 1971.7 ※のち、収録作品を組み替えて『道化師のためのレッスン』と改題(白夜書房)
    • 短編「おとなの時間」「疎開地探訪」「鉄拐」「消えた動機」「中年探偵団」「擬英雄詩」収録
  • 日本の喜劇人(中原弓彦名義) - 晶文社 1972.5 安藤鶴夫佐藤信との対談含む。※のち加筆・再構成され『定本・日本の喜劇人』(晶文社、1977年、安藤鶴夫佐藤信との対談含む、戸板康二の序文含む)、のち小林名義でさらに再構成され『日本の喜劇人』新潮文庫(1982年、以降の版では対談・序文は削除)、のち『定本・日本の喜劇人(上)』(新潮社、2008年)に収録 のち加筆され『決定版 日本の喜劇人』(新潮社、2021年)に収録
  • パパは神様じゃない - 晶文社 1973.12 のち角川文庫 のちちくま文庫
  • 東京のロビンソン・クルーソー - 晶文社 1974.6
  • われわれはなぜ映画館にいるのか - 晶文社 1975.2 ※のち、収録作品を再編改題『映画を夢みて』(筑摩書房、のちちくま文庫)、収録作品を再度組み替えし『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』(キネマ旬報社)
  • つむじ曲がりの世界地図 - 角川書店 1976.5 のち文庫
  • 東京のドン・キホーテ - 晶文社 1976.10
  • エルヴィスが死んだ - 小林信彦のバンドワゴン1961→1976 晶文社 1977.12
  • 地獄の読書録 - 集英社 1980.9 のち文庫、ちくま文庫
  • 地獄の観光船 コラム101 - 集英社 1981.5 のち文庫 ※のち単行本未収録原稿の350枚のコラムを加えて再構成して『コラムは踊る エンタテイメント評判記1977〜81』と改題(ちくま文庫)
  • 笑学百科 - 新潮社 1982.1 のち文庫のち『定本・日本の喜劇人(下)』(新潮社)に収録
  • 地獄の映画館 - 集英社 1982.9 のち文庫 ※のち再構成して『コラムは歌う エンタテインメント評判記1960〜63』と改題(ちくま文庫)
  • 道化師のためのレッスン - 白夜書房 1984.11 - 『笑う男・道化の現代史』を再構成、大瀧詠一糸井重里との対談を含む
  • 私説東京繁昌記 - 中央公論社(荒木経惟写真、1984.9)※のち加筆・再構成して『[新版]私説東京繁昌記』と改題(筑摩書房)、のち『私設東京繁盛記』としてちくま文庫
  • 小林信彦 60年代日記 1959〜1970 - 白夜書房(1985.9)※のち『1960年代日記』と改題(ちくま文庫)
  • 時代観察者の冒険 1977〜1987全エッセイ - 新潮社(1987.10)のち文庫
  • 小説世界のロビンソン - 新潮社(1989.3)のち文庫 ※のち『面白い小説を見つけるために』と改題(光文社知恵の森文庫)
  • コラムは笑う エンタテインメント評判記 1983〜88 - 筑摩書房(1989.4)のち文庫
  • セプテンバー・ソングのように 1946〜1989 - 弓立社(1989.9)
  • 映画を夢みて - 筑摩書房(1991.10)のち文庫
  • 植木等藤山寛美 喜劇人とその時代 - 新潮社(1992.3)※のち伊東四朗を加えて『喜劇人に花束を』と改題(文庫)のち『定本・日本の喜劇人(上)』(新潮社)に収録 のち『決定版 日本の喜劇人』(新潮社)に収録
  • コラムにご用心 エンタテインメント評判記1989〜1992 - 筑摩書房(1992.5)のち文庫
  • 私説東京放浪記 - 筑摩書房(1992.11) のち文庫
  • 小説探険 - 本の雑誌社(1993.10)※のち週刊文春連載の「読書日和」を加えて『読書中毒 ブックレシピ61』と改題(文春文庫)
  • 本は寝ころんで - 文藝春秋(1994.5)のち文庫
  • 回想の江戸川乱歩 - メタローグ(1994.10)のち文春文庫、光文社文庫
    • 短編「半巨人の肖像」収録
  • 日本人は笑わない - 新潮社(1994.11)のち文庫、のち朝日新聞連載「時のかたち」「深い潮目」を加えて『東京散歩昭和幻想』と改題(光文社知恵の森文庫)
  • 一少年の見た〈聖戦〉 - 筑摩書房(1995.5)のち文庫 のち『アメリカと戦いながら日本映画を観た』と改題して朝日文庫
  • コラムの冒険 エンタテインメント時評1992〜95 - 新潮社 1996.3 のち文庫
  • 〈超〉読書法 - 文藝春秋 1996.5 のち文庫
  • 和菓子屋の息子 -ある自伝的試み- - 新潮社 1996.8 のち文庫
  • 現代〈死語〉ノート - 岩波新書 1997.1
  • 天才伝説 横山やすし - 文藝春秋 1998.1 のち文庫のち『定本・日本の喜劇人(下)』(新潮社)に収録
  • コラムは誘う エンタテインメント時評1995〜98 - 新潮社 1999.3 のち文庫
  • 人生は五十一から - 文藝春秋 1999.6 のち文庫
  • 現代〈死語〉ノートII - 岩波新書 2000.1
  • おかしな男 渥美清 - 新潮社 2000.4、のち文庫、のち『定本・日本の喜劇人(上)』(新潮社)に収録、のちちくま文庫
  • 最良の日、最悪の日 - 文藝春秋 2000.6 のち『最良の日、最悪の日 人生は五十一から2』として文庫
  • 2001年映画の旅 ぼくが選んだ20世紀洋画・邦画ベスト200 - 文藝春秋 2000.12 ※のち『ぼくが選んだ洋画・邦画ベスト200』と改題して文庫
  • 出会いがしらのハッピー・デイズ - 文藝春秋 2001.6 のち『出会いがしらのハッピー・デイズ―人生は五十一から3』として文庫
  • 物情騒然。―人生は五十一から - 文藝春秋 2002.4 のち『物情騒然。―人生は五十一から4』として文庫
  • 昭和の東京、平成の東京 - 筑摩書房 2002.4 のち文庫
  • テレビの黄金時代 - 文藝春秋 2002.10 のち文庫
  • コラムの逆襲 エンタテインメント時評1999〜2002 - 新潮社 2002.12 ※のち、映画についてのコラムのみ『映画が目にしみる 増補完全版』に収録
  • 名人―志ん生、そして志ん朝 - 朝日選書 2003.1 のち文春文庫 のち朝日文庫
  • にっちもさっちも―人生は五十一から - 文藝春秋 2003.4 のち『にっちもさっちも―人生は五十一から5』として文庫
  • 定年なし、打つ手なし - 朝日新聞社 2004.4 ※のち『「後期高齢者」の生活と意見』と改題(文春文庫)
  • 花と爆弾-人生は五十一から - 文藝春秋 2004.4 のち『花と爆弾―人生は五十一から6』として文庫
  • 本音を申せば - 文藝春秋 2005.4 のち文庫
  • 昭和のまぼろし―本音を申せば - 文藝春秋 2006.4 のち『昭和のまぼろし―本音を申せば2』として文庫
  • 映画が目にしみる - 文藝春秋 2006.12 - 中日新聞連載の「コラムの〜」シリーズの2002年8月〜2006年10月版。この巻から出版社が変わったため、分かりにくい題名に。のち、「コラムの逆襲」とあわせて、映画に関するコラムのみを『映画が目にしみる 増補完全版』として再編集して文庫化。
  • 昭和が遠くなって-本音を申せば - 文藝春秋 2007.4 のち『昭和が遠くなって―本音を申せば3』として文庫
  • 映画×東京とっておき雑学ノート-本音を申せば - 文藝春秋 2008.4 のち『映画×東京とっておき雑学ノート―本音を申せば4』として文庫
  • 定本・日本の喜劇人 上 喜劇人篇 - 新潮社 2008.4
    • 「日本の喜劇人」「日本の喜劇人2」(新潮文庫『喜劇人に花束を』を改題)「おかしな男 渥美清」を収録
  • 定本・日本の喜劇人 下 エンタテイナー篇 - 新潮社 2008.4
    • 「笑学百科」「天才伝説 横山やすし」「これがタレントだ 1963・1964」を収録
  • B型の品格―本音を申せば - 文藝春秋 2009.4 のち『女優はB型 本音を申せば5』と改題して文庫
  • 黒澤明という時代 - 文藝春秋 2009.9 のち文庫
  • 森繁さんの長い影―本音を申せば - 文藝春秋 2010.5 のち『森繁さんの長い影 本音を申せば6』として文庫
  • 気になる日本語―本音を申せば - 文藝春秋 2011.5 のち『伸びる女優、消える女優 本音を申せば7』と改題して文庫
  • 非常事態の中の愉しみ―本音を申せば - 文藝春秋 2012.5 のち『人生、何でもあるものさ 本音を申せば8』と改題して文庫
  • 映画の話が多くなって-本音を申せば - 文藝春秋 2013.4 のち『映画の話が多くなって 本音を申せば9』として文庫
  • 私の東京地図 = MY TOKYO MAP - 筑摩書房 2013.1 のち『私の東京地図』ちくま文庫 - 『東京新聞』掲載の「私の東京物語」が追加収録
  • あまちゃん」はなぜ面白かったか? 本音を申せば - 文藝春秋 2014.5 のち『アイドル女優に乾杯! 本音を申せば10』と改題して文庫
  • 女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば - 文藝春秋 2015.5 のち『女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば11』として文春文庫
  • 古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば - 文藝春秋 2016.5 のち『映画狂乱日記 本音を申せば12』として文春文庫
  • わがクラシック・スターたち 本音を申せば - 文藝春秋 2017.5
  • 生還 - 文藝春秋 2019.3 ※初出は週刊文春「本音を申せば」内で連載。のち文春文庫 2022.2
  • また、本音を申せば - 文藝春秋 2020.4
  • とりあえず、本音を申せば 文藝春秋 2021.3
  • 決定版 日本の喜劇人 新潮社 2021.5
    • 「日本の喜劇人」「日本の喜劇人2」(新潮文庫『喜劇人に花束を』を改題) - 加筆修正。志村けん大泉洋らについての記述を追加。
  • 日本橋に生まれて 本音を申せば - 文藝春秋 2022.1

対談等


注釈

  1. ^ この幼少期にみた喜劇の舞台の内容及び当時の批評まで、後年まで細かく記憶していたという。それが『日本の喜劇人』の執筆に役立ったが、小林的にはそれは「ごく普通のこと」だという[6]
  2. ^ 金額は「地獄の読書録」巻末の田中潤司との対談内での発言による。
  3. ^ 小林は主に日本テレビの井原高忠と仕事をしたが、1969年の井原制作の新番組『ゲバゲバ90分!!』の「ストーリー抜きのサイトギャグの連発」に違和感を覚え、テレビの仕事から離れることになった[14]
  4. ^ 処女長篇『虚栄の市』の登場人物の一人と同名。

出典

  1. ^ 『新潮』1991年3月号(『東京散歩昭和幻想』P.217に引用)
  2. ^ a b #流される16-50、282-284頁
  3. ^ 『流される』 (小林信彦 著) | 著者インタビュー - 本の話WEB 文藝春秋
  4. ^ 電話拡張計画実施でトップメーカーに/WE社との提携交渉 - Oki
  5. ^ 流される 小林信彦著 明治の祖父にみる東京人の原型 :日本経済新聞流される [著]小林信彦 - BOOK asahi.com - 朝日新聞デジタル
  6. ^ 『定本・日本の喜劇人 下』あとがき。
  7. ^ 『決定版 日本の喜劇人』(新潮社)P.398
  8. ^ 『悲しい色やねん』(新潮文庫)あとがき
  9. ^ 小林信彦60年代日記 1985, pp. 16–17.
  10. ^ 『ヒッチコック・マガジン』1959年8月号、宝石社、奥付。
  11. ^ 小林信彦60年代日記 1985, p. 93.
  12. ^ 『ヒッチコック・マガジン』1963年3月号、宝石社、「死体置場の片隅から」。
  13. ^ 『本の雑誌』2008年2月号(大坪直行ロングインタビュー 聞き手:新保博久)p.12
  14. ^ 『喜劇人に花束を』。
  15. ^ 香山リカ『テレビの罠-コイズミ現象を読み解く』株式会社筑摩書房、東京都〈ちくま新書588〉、2006年3月10日、158頁。ISBN 4480062963 
  16. ^ 『地獄の観光船』(集英社文庫)P.218
  17. ^ 小林信彦『1960年代日記』(ちくま文庫)P.83
  18. ^ 「1960年代日記」(ちくま文庫)P.112
  19. ^ 朝日新聞夕刊(1986年1月~1987年1月)連載。
  20. ^ 公明新聞連載。
  21. ^ 小林信彦『テレビの黄金時代』(文藝春秋、2002年、文庫化2005年)文庫版p.87
  22. ^ 小林信彦『セプテンバー・ソングのように』(弓立社、1989年)p.56
  23. ^ a b 小林信彦『セプテンバー・ソングのように』(弓立社、1989年)p.57






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