ピラゾール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/11 06:45 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2021年5月) ( |
ピラゾール | |
---|---|
Pyrazole | |
別称 1,2-diazole | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 288-13-1 |
| |
特性 | |
化学式 | C3H4N2 |
モル質量 | 68.07 g/mol |
融点 |
66-70 °C |
沸点 |
168-188 °C |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ピラゾールはα,β-不飽和アルデヒドとヒドラジンとの反応、続く脱水素化により得られる。
ピラゾール誘導体はその活性を生かして鎮痛剤、抗炎症剤、解熱剤、不整脈治療剤、精神安定剤、筋弛緩剤、精神刺激剤、抗痙攣剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗糖尿病薬、抗菌剤や染毛剤などに使用されている。
ピラゾール類似の構造を持つ化合物としてピラゾリン、ピラゾリジンが挙げられる。
ピラゾール環を有する化合物
医薬品
- セレコキシブ - コキシブ系非ステロイド性抗炎症薬。
- ホメピゾール(4-メチルピラゾール) - アルコール脱水素酵素阻害剤。メタノール中毒の治療薬。
- リモナバン - 抗肥満薬。
農薬
染毛剤
- 1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール硫酸塩(4,5-Diamino-1-pyrazole sulfate) - 酸化染料。
関連項目
- 1 ピラゾールとは
- 2 ピラゾールの概要
ピラゾールと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ピラゾールのページへのリンク