ディスパートゲオアガマ ディスパートゲオアガマの概要

ディスパートゲオアガマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/19 03:57 UTC 版)

ディスパートゲオアガマ
ディスパートゲオアガマ Uromastyx dispar
保全状況評価
ワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: アガマ科 Agamidae
亜科 : トゲオアガマ亜科 Leiolepinae
: トゲオアガマ属 Uromastyx
: ディスパートゲオアガマ
U. dispar
学名
Uromastyx dispar Heyden, 1827
和名
ディスパートゲオアガマ

分布

  • U. d. dispar ディスパートゲオアガマ

エジプトスーダンチャド

  • U. d. flavifasciata オビトゲオアガマ

モーリタニアモロッコ西サハラ含む)

  • U. d. maliensis マリトゲオアガマ

アルジェリアマリ共和国

形態

  • U. d. dispar ディスパートゲオアガマ

最大全長37.6cm。胴体中央部の列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は187-227。総排泄孔前部にある小さい孔の空いた鱗(前肛孔)と大腿部にある小さい孔の空いた鱗(大腿孔)の総数は22-36。尾長は頭胴長の56-66%。尾にある棘状鱗(突起環)の数は16-21。オスの体色は黒く、背面に黄色い虫食い状の斑紋が入る。メスの体色は淡褐色。

  • U. d. flavifasciata オビトゲオアガマ

最大亜種。体列鱗数は164-231。前肛孔と大腿孔の総数は26-34。尾長は頭胴長の60-67%。突起環の数は19-21。体色は黒く、5-6本の白や黄色の横縞が入る。

  • U. d. maliensis マリトゲオアガマ

最大全長38.3cm。体列鱗数は177-224。前肛孔と大腿孔の総数は22-34。尾長は頭胴長の61-69%。突起環の数は16-20。オスは全身の体色が黒いが、背面に黄色い眼状斑が密集する個体もいる。メスの体色は暗褐色。

分類

  • Uromastyx dispar dispar Heyden, 1827 ディスパートゲオアガマ
  • Uromastyx dispar flavifasciata Mertens, 1962 オビトゲオアガマ
  • Uromastyx dispar maliensis Joger & Lambert, 1996 マリトゲオアガマ

生態

砂漠や荒野などの環境に生息する。地表棲で深い横穴を掘り、日中に熱さが厳しくなると穴の中へ逃げ込む。昼行性で夜間は穴の中で休み寒さをしのぐ。

食性は植物食で、植物の果実種子などを食べる。幼体は昆虫類を食べるが、成長に伴いほぼ完全な植物食になる。

繁殖形態は卵生。




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