スズキ (企業)
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関連企業
- スズキファイナンス - 製品販売に関するクレジット・リース等の金融業務を行う。
- 静岡エフエム放送 - スズキが筆頭株主。
- SkyDrive - 次世代技術eVTOL(空飛ぶクルマ)の技術開発にむけ、出資。
- Applied Electric Vehicles(オーストラリア) - 次世代モビリティ用ソフトウェア開発の強化にむけ、出資[52]。
博物館
スズキ本社の正門前に2009年に開館したスズキ歴史館がある。入場無料だが、電話、ファックス、公式サイトのいずれかで予約が必要。
モータースポーツ
四輪部門
80〜90年代から2000年代まで、田島伸博や彼のチームを支援する形で、前輪駆動車でラリーへワークス参戦していた。APRC(アジアパシフィックラリー選手権)からJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)へステップアップし、後者で3度のタイトルを獲得した。2007後半〜2008年は四輪駆動のワールドラリーカーで世界ラリー選手権(WRC)に参戦したが、リーマン・ショックに端を発した世界的な経済不況によりわずか1年半で撤退。その後スズキ四輪部門のワークス・チームとしてモータースポーツ活動を統括していたスズキスポーツの株式を売却。スズキスポーツは2011年に社名をアイアールディーと改め独立系チームとなり、2015年に創業者の田嶋が社長を務める株式会社タジマモーターコーポレーションに吸収合併された[53]。
オンロードのレースへの参戦例は少ないが、過去にはスズキスポーツ主催のワンメイクレースとしてフォーミュラ・スズキ隼/フォーミュラ・スズキKeiを主催していたことがある。
1990年代初頭にはレイトンハウス(マーチ・エンジニアリング)とのジョイントでフォーミュラ1(F1世界選手権)への参戦も密かに検討され、エンジンの試作まで行われたが、バブル景気崩壊の影響で計画が中止されている。
また現在でも海外ではスズキの現地法人によるラリー系競技への参戦が各地で行われている。
二輪部門
オートバイ自動車用部品の開発販売を行っているチューナー・レーシングチームであるヨシムラがスズキとの関係が深い。鈴鹿8時間耐久ロードレースや全日本ロードレース選手権などの耐久レースや日本国内のレースにおいては、ヨシムラの後方支援を行う形での参戦が多い。
スズキのバイクでMotoGP(ロードレース世界選手権、旧WGP)の最高峰クラスのシリーズチャンピオンを獲得した例は以下の通り。
- 1976年・1977年 バリー・シーン(GP500クラス、スズキ・RG500)
- 1982年 フランコ・ウンチーニ(GP500クラス、スズキ・RG500)
- 1993年 ケビン・シュワンツ(GP500クラス、スズキ・RGV-Γ500)
- 2000年 ケニー・ロバーツ・ジュニア(GP500クラス、スズキ・RGV-Γ500)
- 2020年 ジョアン・ミル(MotoGPクラス、スズキ・GSX-RR)
特に1970年代はプライベーターへの大量のマシン供給が可能だったため、スズキがグリッドの大半を埋め尽くしていたことがあった。1976〜82年のマニュファクチャラーズタイトル7連覇は、歴代最多連覇記録である。幾度かの休止を挟みつつも長らく参戦を続けてきたが、2022年を最後に撤退している。
市販のスーパースポーツを用いるスーパーバイク世界選手権や世界耐久選手権でも多数のタイトルを獲得している。特に耐久はフランス・スズキが母体のSERT(スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム)により、タイトル争いの常連となっている。ただし現在は双方でファクトリーとしては参戦しておらず、耐久ではヨシムラSERTがプライベーターとして活動を継続している。
1970〜1980年代はモトクロス世界選手権でも一時代を築き、1975〜1984年の125ccクラスで前人未到の10連覇を達成した。その間の1978年に渡辺明も日本人唯一の同選手権王者となっている。ただし2017年限りで世界選手権と全日本モトクロス選手権、2020年限りでAMAモトクロスのワークス参戦からそれぞれ撤退している[54]。
冠大会
- AFFスズキカップ
- 全日本エアロビック選手権大会 - SUZUKI JAPAN CUPの冠付き。
- 全日本大学女子選抜駅伝競走大会(富士山女子駅伝) - 2013年大会より冠スポンサー
- 日米野球 - 2014年度開催の冠スポンサー
注釈
- ^ 2014年3月現在の本社所在地である静岡県浜松市南区(現・中央区)高塚町300番地は、1991年5月1日の自治体合併前まで浜名郡可美村であったが、各種広報では「浜松市外高塚」と記していた時期も有った。
- ^ 創業者の鈴木道雄は120以上の特許ー実用新案を取得した発明者でもあり、名前がそのまま社名になった。
- ^ 戦前から自動車開発の企図を持ち、オースチン・セブンのコピー車製作などを試みていた。
- ^ スクーターとしては、発売当時世界最大の排気量であった。
- ^ 高価格ではあるが、四輪車の十分な代用となり高性能である、といったような複合的要素。
- ^ 各販売代理店に替わって新車の納車前整備や付属品等の取付を一括集中して行う施設で、当センターは東京都・埼玉県・神奈川県・山梨県・静岡県の販売代理店向けの納車前整備等を行っている。
- ^ UMKを除くNNS全29加盟局で放送
- ^ 『金曜ロードショー』からの移動。
- ^ 「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」から移動。
- ^ 2020年2月6日(NRN系列ネット局は翌7日)放送回から4月3日までの間、諸般事情により提供クレジット及びCM放送を休止。
- ^ 後任はパーソルテンプスタップに交代。
- ^ 2018年10月からは同業者のトヨタの提供。
- ^ 後任は三菱自動車。
- ^ 柔道男子100kg・女子78kg 予選・決勝。
- ^ グループローカル自販を除く。
出典
- ^ コーポレートガバナンス - スズキ株式会社
- ^ a b c “会社概要|スズキ”. スズキ. 2022年9月15日閲覧。
- ^ a b c d e “2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)” (PDF). スズキ株式会社 (2021年5月13日). 2021年5月17日閲覧。
- ^ 有価証券報告書 第154期 (PDF) (スズキ)2021年1月18日閲覧。
- ^ コーポレートガバナンス報告書 2021年12月19日閲覧
- ^ 四半期報告書 第155期第2四半期 (PDF) (スズキ)2021年1月18日閲覧。
- ^ スズキ株式会社定款第1条
- ^ クルビア
- ^ MOBY
- ^ JAMAGAGINE #50 2016年7月号
- ^ ホンダ、苦戦が続く船外機で巻き返しを狙う Response.jp
- ^ スズキが初のホンダ越え! 国内2位躍進の裏に“軽だけじゃない”小型車作りの功 bestcarweb.jp
- ^ 『国内四輪 新スローガンについて』(プレスリリース)スズキ株式会社、1998年10月7日 。2022年8月24日閲覧。
- ^ 『ロゴの秘密』(高橋書店 2013年)p.16f.
- ^ 社団法人全国軽自動車協会連合会の該当ページ
- ^ 社団法人全国軽自動車協会連合会の該当ページ
- ^ スズキ、8年ぶり年間販売台数首位!「ハスラー」のヒットが貢献 - サンケイスポーツ 2014年12月27日(2014年12月28日閲覧)[リンク切れ]
- ^ http://qbiz.jp/sp/article/52774/1/[リンク切れ]
- ^ 工藤貴宏 (2020年5月15日). “スズキがインドでシェア50%超を維持する理由”. 東洋経済オンライン. 2023年1月7日閲覧。
- ^ “スズキの1次仕入れ先 県内506社で半数近く 民間まとめ”. 静岡新聞: pp. 31. (2016年5月19日)
- ^ スズキ、米の車販売から撤退 現地販社を法的整理 日本経済新聞 2012年11月6日
- ^ 日産自動車、スズキと軽商用車のOEM供給につき基本合意 - 日産自動車プレスリリース 2013年8月29日
- ^ 三菱自動車、スズキからのガソリン軽商用車のOEM供給受けについて - 三菱自動車工業プレスリリース 2013年8月29日
- ^ a b “スズキ、独VWとの提携解消へ…仲裁裁判所判断”. 読売新聞. (2015年8月30日) 2015年8月30日閲覧。
- ^ a b “スズキと独VW、提携解消へ 国際仲裁裁判所が判断”. 朝日新聞. (2015年8月30日) 2015年8月30日閲覧。
- ^ トヨタ・スズキ、インドで相互OEM合意発表日本経済新聞2018年3月29日(2018年9月1日 閲覧)
- ^ スズキ、創立100周年を迎えて - プレスリリース
- ^ スズキ100周年記念サイト
- ^ “スズキ、コーポレートベンチャーキャピタルファンドを設立”. 2022年11月24日閲覧。
- ^ マツダとスズキ、軽四輪車OEM契約を継続
- ^ 自動車産業(2)軽自動車 ガラパゴスから世界のエコカーへ
- ^ トヨタとスズキ エコカー技術などで業務提携 基本合意発表 NHK NEWS 2017年2月6日付
- ^ トヨタ・スズキ 資本提携 自動運転研究 国内業界3陣営に 東京新聞 2019年8月29日
- ^ https://www.news-postseven.com/archives/20130528_190558.html
- ^ 【カナダ―生産】GM、スズキとのCAMI合弁工場を完全子会社化 - 国際自動車ニュース・2009年12月7日
- ^ スズキの原点、新型「アルト」発表会 - CAR Watch・2009年12月16日
- ^ スズキとVW 包括的提携に基本合意(2009年12月9日)
- ^ https://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE8BA04F20121211
- ^ 【スズキ・VW会見】(1) 鈴木会長「環境技術で助け借りたい」 - MSN産経ニュース・2009年12月9日
- ^ https://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111027-OYT1T00390.htm?from=main4
- ^ VWAGとの提携関係に関するお知らせ(2011年9月12日)
- ^ https://web.archive.org/web/20111028193630/http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011102701001055.html
- ^ https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD250SI_V20C13A4TJ0000/
- ^ スズキ会長、独VWと「再婚ない」 提携解消「満足」. 日経新聞 (2015年8月30日). 2015年9月3日閲覧。
- ^ 和解による仲裁の解決に関するお知らせ - スズキ株式会社 ニュースリリース 2016年2月10日(2016年2月12日閲覧)
- ^ http://core-room.sblo.jp/article/48031222.html
- ^ http://www.echirashi.com/column/html_columns/momo135.htm
- ^ カンブリア宮殿2009年3月2日放送
- ^ カンブリア宮殿2009年4月6日放送
- ^ https://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_31679.html
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- ^ “スズキ、豪州Applied EVに出資--次世代モビリティ用ソフトウェア開発を推進”. CNET Japan. 2022年11月18日閲覧。
- ^ “合併に関するご案内”. 株式会社タジマモーターコーポレーション (2015年9月). 2021年1月21日閲覧。
- ^ スズキ、ワークス撤退! トーチュウF1エクスプレス 2023年9月26日閲覧
- ^ 日本経済新聞 スズキが12億円の申告漏れ 海外販促費を前倒し
- ^ 日本経済新聞 スズキ、3億円の所得隠し 名古屋国税局が指摘
- ^ スズキの走行抵抗値捏造は“吝嗇文化”の行き過ぎか - 日野三十四 日経クロステック(2016/06/05 23:50更新)2018年7月7日閲覧
- ^ スズキ、違法横行の悪質な企業体質
- ^ スズキ、鈴木修会長が燃費不正でCEO職返上 技術担当副社長は辞任
- ^ 燃費不正問題で「ネット美談」が広がったスズキ、会長は引責 何が起こった?
- ^ 国土交通省 報道発表資料
- ^ スズキ、検査不正6400台=マツダやヤマハ発も発覚-意図的改ざんとリコール否定 JIJI.COM 2018年8月9日
- ^ スズキもデータ改ざん、疲弊深刻な生産現場 止まらぬ検査不正、日産はコスト重視が根因 東洋経済ONLINE 2018年9月27日
- ^ スズキ202万台リコール=過去最多、経営に打撃-ブレーキなど検査不正で JIJI.COM 2019年4月18日
- ^ 【お詫び】弊社食堂厨房での体調不良者発生についてスズキ2022年8月23日(2022年8月24日閲覧)
- ^ “スズキ本社食堂で14人が体調不良訴える 一酸化炭素中毒か”. NHKニュース. (2022年8月23日) 2022年8月25日閲覧。
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