電離とは? わかりやすく解説

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でん‐り【電離】

読み方:でんり

[名](スル)《「電気解離」の略》

原子分子電子放出または取り入れてイオンになること。イオン化

電解質などに溶けてイオン分かれること。


電離

読み方:でんり
英語表記ionization

イオン化同義であるが、特に分子解離分子がより小さイオン分かれること)によってイオンになる現象
放射線物質中を通過する時に、そのエネルギーによって原子中の軌道電子をはじき出して陽電荷帯びた状態(陽イオン)と自由な電子又は電子付加して陰の電荷帯びた状態(陰イオン)とに解離することを電離作用という。イオン化ともいう。
放射線検出器多くはこの電離作用利用したのである。(エックス線X線)、ガンマ線γ線)、ベータ線β線)、アルファ線α線)等は気体イオン化する。)
イオン化(ionization)とは、中性原子分子電子失い、または電子得て、正または負の電荷を帯ること。

電離(でんり)

溶解して、その全部または一部イオン解離する物質。たとえば、食塩溶かすと、ナトリウムイオン(Na)とクロールイオン(C1)に電離する

イオン化

(電離 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 02:20 UTC 版)

イオン化(イオンか、英語: ionization)は、電荷的に中性な原子分子、ないしを、正または負の電荷を持ったイオンとする操作または現象である。電離(でんり)とも呼ばれる。




「イオン化」の続きの解説一覧

電離 (ionize)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:37 UTC 版)

放射線」の記事における「電離 (ionize)」の解説

放射線物質との相互作用によって原子は電離される。このとき放出され電子陽イオンとでイオン対が生成されることになるが、これらを電気的に集めて入射した放射線(電離をもたらした放射線)を検出することができる。電離反応利用した検出器としては、比例計数管ガイガー=ミュラー計数管半導体検出器電離箱霧箱泡箱放電箱などがある。

※この「電離 (ionize)」の解説は、「放射線」の解説の一部です。
「電離 (ionize)」を含む「放射線」の記事については、「放射線」の概要を参照ください。

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電離

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 08:52 UTC 版)

名詞

(でんり)

  1. 電解質溶けて陽イオン陰イオン分かれること。

発音(?)

で↗んり
で↘んり

類義語

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
電離-する

「電離」の例文・使い方・用例・文例

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