かま‐いたち【鎌×鼬】
かまいたち 【鎌鼬】
鎌鼬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 08:48 UTC 版)
鎌鼬(かまいたち)は、日本に伝わる妖怪、もしくはそれが起こすとされた怪異である。つむじ風に乗って現われて人を切りつける。これに出遭った人は刃物で切られたような鋭い傷を受けるが、痛みはなく、傷からは血も出ないともされる[1][2]。
注釈
出典
- ^ a b 井上円了『井上円了・妖怪学全集』第1巻 柏書房 1999年、576-580頁。ISBN 4-7601-1721-0。
- ^ a b c d e 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第1巻、柳田國男監修(改訂版)、平凡社、1977年(原著1955年)、393頁。
- ^ 稲田篤信・田中直日編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』国書刊行会、1992年、40頁。ISBN 978-4-336-03386-4。
- ^ a b c d 村上 2000, p. 115
- ^ 早川孝太郎「小県郡民譚集」『日本民俗誌大系』 第5巻、角川書店、1974年(原著1933年)、91頁。ISBN 978-4-04-530305-0。
- ^ 多田克己『幻想世界の住人たち』 IV、新紀元社〈Truth In Fantasy〉、1990年、212-213頁。ISBN 978-4-915146-44-2。
- ^ 村上 2000, p. 263.
- ^ 今野圓輔『日本怪談集 妖怪篇』社会思想社〈現代教養文庫〉、1981年、24頁。ISBN 978-4-390-11055-6。
- ^ a b 千葉 1991, pp. 52–53
- ^ 山口敏太郎『江戸武蔵野妖怪図鑑』けやき出版、2002年、81頁。ISBN 978-4-87751-168-5。
- ^ 鈴木棠三 編注『耳袋』2 平凡社(東洋文庫)1972年、111頁。全国書誌番号:75019835。
- ^ 千葉幹夫 編『全国妖怪事典』小学館〈小学館ライブラリー〉、1995年、65頁。ISBN 978-4-09-460074-2。
- ^ 三好想山 1903, p. 470.
- ^ 三好想山 1903, p. 475.
- ^ 三好想山 1903, pp. 474–476.
- ^ 三好想山 著「想山著聞奇集」、谷川健一他 編『日本庶民生活史料集成16』 第16巻、三一書房、1970年(原著1850年)、41-45頁。ISBN 978-4-380-70504-5。
- ^ 天野信景著『塩尻 下』帝国書院、1907年、16 - 17ページ。
- ^ a b c d “鎌鼬(かまいたち)三冬”. 季語と歳時記-きごさい歳時記. 季語と歳時記の会 (2011年6月20日). 2018年2月23日閲覧。
- ^ 『大辞泉』、『大辞林』第3版
- ^ 化け物の進化・寺田寅彦(青空文庫)[1]
- ^ 桜田勝徳「長門六島村見聞記」『日本民俗誌大系』 第10巻、角川書店、1976年(原著1933年)、384-385頁。ISBN 978-4-04-530310-4。
- ^ 村上 2000, p. 353.
- ^ 村上 2000, pp. 364–365.
- ^ 大藤時彦他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第4巻、柳田國男監修(改訂版)、平凡社、1977年(原著1955年)、1561頁。
- ^ a b 村上 2000, p. 327
鎌鼬
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「あやかしマニアックス!」の記事における「鎌鼬」の解説
3人で行動する。1人目が女性を転ばせ、2人目が下着を剥ぎ取り、3人目が新品の高級下着を押し付けていた。
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鎌鼬(カマイタチ)
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第2話に登場。鋭い鉤爪を持ち、俊敏。白叡の攻撃を風に乗って避けたが、剣輔の居合いにより真っ二つにされる。
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鎌鼬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:08 UTC 版)
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鎌鼬
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「キリサキシンドローム」の記事における「鎌鼬」の解説
人が「何かを断ち切りたい」と切望する心に惹かれて憑き、異常性と異能力をもたらして宿主自身に願いを叶えさせる。何かを断ち切る行為はその何かに対する当人の意を断つことに通じるため、俗に「意断ち」と呼ばれる。鎌鼬自体は意断ちに加担して遊ぶだけの悪戯好きなアヤカシ。異常性は「斬裂症候群」(キリサキシンドローム)で、刃物とその扱いに対する異常なまでの執着・衝動・愉悦。異能力は「風斬り」で刃物の異常な切れ味や手を触れずに切断する能力。
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鎌鼬(カマイタチ)
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「あしたのファミリア」の記事における「鎌鼬(カマイタチ)」の解説
太刀風の怪異。両腕に「刃」を持ち、刃の厚さは最薄部で僅か数ミクロン。分子と分子の間に刃を「入れる」ことで相手を切り裂く。ノイと呼乃花の共闘により倒された。刃は嘲が持ち帰って包丁にしたらしい。
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鎌鼬(かまいたち)
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「結城友奈は勇者である」の記事における「鎌鼬(かまいたち)」の解説
風の2体目の精霊。その名の通り鼬のような姿で、腰の背中側に黄色い花模様がある。第1期第8話で3本の小刀を放ち、バーテックスの動きを止める。『勇者の章』では未登場。
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鎌鼬(かまいたち)
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「ハヤテ (ストリートファイター)」の記事における「鎌鼬(かまいたち)」の解説
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鎌鼬(かまいたち)
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風を操り武器にする妖怪。大きな鎌状の腕を持つ二足歩行の獣の身体に、巨大な円盤を首の部分に持ち、その上に九尾の狐のような別の妖怪が乗るという構成をしている。サキ曰く「かなり上級の妖怪」で、円盤状の部分から、普通の人間や妖怪には見えない風の刃を放射状に発し、敵をまとめて真っ二つにすることができるが、同じく風を見ることができるサキにはそれが通用せず逆に真っ二つにされた。
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鎌鼬(かまいたち)
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「大神 (ゲーム)」の記事における「鎌鼬(かまいたち)」の解説
炎、氷、雷の3種を合わせもった三匹のイタチが輪っか状に組み合わさった妖怪。あまりの速さに姿を捉えられず、その姿はさながら旋風が通っているように見える。動きとしては輪入道や雲外鏡と似ているが、一閃を加える度に属性が変わる。
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鎌鼬
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「奇異太郎少年の妖怪絵日記」の記事における「鎌鼬」の解説
三体一組の妖怪。奇異太郎に襲い掛かったが、返り討ちにされた。
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鎌鼬(かまいたち)
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宴馬の従えている式神の一体。宴馬からの愛称はカーくん。一人称はオレ。本来は兄弟3体で一組の妖怪だが、他の兄弟を亡くした残る1体が宴馬にかくまわれている。今では、宴馬が宝玉から作った「メカカマイタチ君」2体と共に姉妹をサポートしている。持っている鎌で切りつけるほか、味方を回復する術を使える。防御面で弱いのが難点。宴馬になついているが、沙魔には少し冷たい。露出した胸を隠すため、いつも腕組みをしている。
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