世阿弥とは? わかりやすく解説

ぜあみ【世阿弥/是阿弥】

読み方:ぜあみ

[1363?〜1443?]室町前期能役者能作者。観阿弥長男で、2代目観世大夫本名観世元清通称三郎足利義満後援得て能楽大成した。「風姿花伝」「花鏡」「至花道」ほか20余部伝書は、日本芸術論代表する。能の作品に「高砂」「老松(おいまつ)」「清経」「井筒」「砧」「班女(はんじょ)」「融(とおる)」など多数


ぜあみ 【世阿弥】

室町初期能役者謡曲作者観阿弥清次の子。名は元清。法名を世阿弥陀仏というが(略して世阿弥・世阿)、これは浄土教から来ている阿号で、当時芸能人芸名として多用した。彼自身は妻と共に曹洞宗補巌寺(奈良県田原本町)の信徒だった。佐渡配流など不遇な晩年没年定かでないが、同寺の記録忌日八月八日とある。出家のかたちをとったこともある。著『風姿花伝』他。(一三六三?~一四四三?)→ 阿号

世阿弥

作者松本清張

収載図書暁闇うごめく南北朝室町
出版社講談社
刊行年月1992.4
シリーズ名歴史小説名作

収載図書小説日本芸譚 改版
出版社新潮社
刊行年月2008.5
シリーズ名新潮文庫


世阿弥

読み方:ゼアミ(zeami)

作者 山崎正和

初出 昭和38年

ジャンル 戯曲


世阿弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/27 01:44 UTC 版)

世阿弥(ぜあみ、世阿彌陀佛、正平18年/貞治2年(1363年)? - 嘉吉3年8月8日1443年9月1日)?)は、日本室町時代初期の大和猿楽結崎座の猿楽師。父の観阿弥(觀阿彌陀佛)とともに猿楽を大成し、多くの書を残す。観阿弥、世阿弥の能は観世流として現代に受け継がれている。


  1. ^ 世阿弥が金春太夫に返報した「きやよりの書状」に記載されている。
  2. ^ 寳山寺貴重資料電子画像集”. www.nara-wu.ac.jp. 2024年2月27日閲覧。
  3. ^ 田原本町公式ホームページ「補厳禅寺納帳国」
  4. ^ 識者5人が選んだ日本の顔10人家康・信長に支持asahi.comインターネットアーカイブのキャッシュ)
  5. ^ 河合隼雄『対話する生と死』(大和文庫 2006年2月15日発行)
  6. ^ 平成能楽 進取と継承の両輪…世阿弥 生誕650年読売新聞、2013年6月7日


「世阿弥」の続きの解説一覧

世阿弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 07:56 UTC 版)

あっかんべェ一休」の記事における「世阿弥」の解説

猿楽を能として完成させた人物物語中で挿話的登場し真の美を求めつづける。常に能面被った姿で描かれる

※この「世阿弥」の解説は、「あっかんべェ一休」の解説の一部です。
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世阿弥(ぜあみ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 16:35 UTC 版)

かくりよものがたり」の記事における「世阿弥(ぜあみ)」の解説

カミツヨミドに暮らす御霊一人で、アメサルタヒコ指示を出す司令官存在アメ教育係でもある。性格気位高く潔癖症他者悉く見下す高慢ちき嫌味人物

※この「世阿弥(ぜあみ)」の解説は、「かくりよものがたり」の解説の一部です。
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