能面とは? わかりやすく解説

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のう‐めん【能面】

読み方:のうめん

能に用い仮面尉面(じょうめん)・姥(うば)・般若(はんにゃ)・平太など種類が多い。彫り方彩色にも工夫がなされ、一つの面で喜怒哀楽表現できるように作られている。おもて。

[補説] 書名別項。→能面

能面の画像
室町‐安土桃山時代の能面(東京国立博物館)/撮影・Kakidai https://goo.gl/Ar5FBF

のうめん【能面】

読み方:のうめん

白洲正子による随筆集昭和38年1963刊行翌年第15回読売文学賞受賞


能面

作者城島明彦

収載図書恐怖がたり42夜―携帯サイトの怖い話
出版社扶桑社
刊行年月2007.7
シリーズ名扶桑社文庫


能面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 14:05 UTC 版)

能面(のうめん)は、で用いられる仮面である。


  1. ^ もっとも、面打師の北澤三次郎は、面の本質は無形であり、型紙から入門することは危険で、邪道であるとの意見を述べる(金春ほか (1984: 185))。
  2. ^ 能面の面裏の額に「上当て」、両頬に「横当て」を貼る。横当てをしないと、鼻と口が圧迫され、呼吸が困難になる上、はっきり謡うことができなくなる。また、上当ては、能面のうけ(傾斜の具合)を調節する役割がある(金春ほか (1984: 19-20))。一方、白洲 (1993: 126)によれば、梅若では面を直に顔につける。
  3. ^ ここでは横道・岩波講座4巻 (1987: 217-27)西野監修 (2012: 26)を基本とした。



能面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 00:18 UTC 版)

井筒 (能)」の記事における「能面」の解説

前シテ後シテともに「各流派大切にしている若い女面を使う」。具体的に下記の通りである: 観世宝生金春喜多金剛若女 増女 小面 孫次郎 しかし歴史的には「室町後期から江戸初期書かれ伝書には鬘物前シテには「深井」をかける演出一般的」であり、室町時代に下掛が「小面」をかけるようになった。「観世流には十世大夫重成が江戸初期面打ち師「河内」に「若女」の面を打たせるまで、若い女性の面がな」く、「「河内以降観世流では「深井」にこだわりをもっていた」。 作中の「生いにけらしな、老いにけるぞや」の箇所で「生い」と「老い」をかけるが、このうち「生い」に焦点当てるなら「小面」をかけ、「老い」に焦点当てれば深井」をかけるという面の選択をしていたと考えられる。これは「『井筒』という作品に漂う「待つ女」の錯綜した内面は若い姿では表せないと感じていた」事の表れであろう

※この「能面」の解説は、「井筒 (能)」の解説の一部です。
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能面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 04:54 UTC 版)

恋重荷」の記事における「能面」の解説

観世流では、前シテは「阿古父尉となっている。阿古父尉は、ほほが隆起しているのが特徴高貴な位の曲に使われるが、この曲の尉はあまり身分高くない金春流では、前シテは「三光尉となっている。三光尉は、この曲に合った庶民的な顔立ちといえる面である。三光坊が作ったとされる能面である。 観世流では、後シテは「重荷悪尉となっている。この曲にしか使われず。金春流ではこの面使われないこの面使わず別な悪尉の面を使う演者もいる。 金春流では、後シテは「悪尉になっている悪尉は広い範囲の曲で使われ、同じ悪尉の面でも、顔立ち違いみられる

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