金春流とは? わかりやすく解説

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こんぱる‐りゅう〔‐リウ〕【金春流/今春流】

読み方:こんぱるりゅう

能のシテ方流派の一。大和猿楽円満井(えんまんい)座の流れで、幕末まで金春座といった。飛鳥時代秦河勝(はたのかわかつ)を遠祖とするが、金春禅竹のころ流風確立桃山時代全盛極めた

能の太鼓方流派の一。禅竹叔父金春三郎豊氏を流祖とする。5世以後金春惣右衛門流または惣右衛門流ともいう。


金春流

読み方:コンパルリュウ(konparuryuu)

能の流儀

別名 円満井座竹田の座


金春流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/09 15:11 UTC 版)

金春流(こんぱる-りゅう)は能楽流派の一。こんぱるの読みに対して、明治維新までの表記では「今春」・「今晴」としているものもある。大和猿楽四座(やまとさるがくよざ)の一つである円満井座(旧えんまんいざ・現在えんまいざ)を前身としている。明治維新まではシテ方金春流、大鼓方金春流、太鼓方金春流が存在したが、大鼓方(おおつづみかた)金春流が明治期に廃絶したため、現在ではシテ方と太鼓方(たいこかた)が残っている。


  1. ^ 表章・伊藤正義『金春古伝書集成』わんや書店(1969) p.82
  2. ^ 金春欣三の講演「大和の能」参照。
  3. ^ 参考文献として掲げた『金春家伝来の能面・能装束』の2頁には「196件」、69頁には「194件」とある。同書の130 - 132頁に装束類のリストがあるが、そこに掲げられている件数は197件であり、いずれの数字が正しいか不明である。
  4. ^ 『金春家伝来の能面・能装束』(東京国立博物館、2017)、pp.8, 9, 69
  5. ^ 参考文献として掲げた『金春家伝来の能面・能装束』の69頁には重要文化財の装束の件数を「6件」とするが、「7件」が正当
  6. ^ 『月刊文化財』549号(第一法規、2009)、pp.14 - 15



「金春流」の例文・使い方・用例・文例

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