WRC-2とは? わかりやすく解説

WRC2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:06 UTC 版)

勝田貴元」の記事における「WRC2」の解説

ラリーデビューは2012年新城ラリーで、その後20132014年トヨタ・86スポット参戦継続2014年京都ではクラス2位、岐阜ではJN5クラス優勝飾った2015年2月主戦場をフォーミュラレースからラリーへ移すことを表明トヨタ立ち上げたTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラム」のオーディション新井大輝と共に選出されラリードライバー転向するコ・ドライバーはかつて新井敏弘奴田原文雄組んだイギリス人ダニエル・バリットで、彼がエルフィン・エバンスと共にWRC転向した2017年以降はマルコ・サルミネンに代わった。 勝田新井4度WRCチャンピオン経験者であるトミ・マキネン経営するトミ・マキネン・レーシング (TMR) に派遣されフィンランド中心に欧州にて実戦含めたトレーニング行ったまた、合間を縫って全日本ラリー選手権にも父の元コ・ドライバーである足立さやか組んでスポット参戦福島ではクラス2位、最終戦新城ラリーではJN5クラス優勝収めた2016年は主にフィンランド国内ラリー選手権にて経験積んだ今までR4車両スバル・インプレッサ)からR5車両フォード・フィエスタ)へと変更しヨーロッパラリー選手権 (ERC) 第6戦ラリー・エストニア、そして世界ラリー選手権 (WRC) 第8戦ラリー・フィンランドWRC2クラス世界選手権デビューした2017年はWRC2にも多く登場WRC第2戦ラリー・スウェーデンジャンピングスポットとして有名なコリンズ・クレストで、WRCクラス含めて2番目に長い42mのビッグジャンプを見せ観客沸かせた。また、WRC第7戦ラリー・イタリア・サルディニアではWRC2クラス3位となり、WRC2クラス初表彰台に立った2018年欧州国内選手権とWRC2に参戦。WRC2初戦豪雪ラリー・スウェーデンでは序盤からトップタイムを連発。WRC2前年王者ポンタス・ティデマンド若手有望株のヤリ・フッツネン、オーレ・クリスチャン・ベイビーといった北欧ドライバーたち打ち破り日本人初のWRC2勝利を挙げたWRCのサポートカテゴリで優勝した日本人ドライバーは、2007年プロダクションカー世界ラリー選手権 (PWRC) ニュージーランド優勝した新井敏弘以来となる。またこの勝利は、WRC2トップコンテンダーのシュコダ・モータースポーツ勢を打ち破ってのものであったため、フィエスタR5を開発するMスポーツからも賛辞送られた。

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WRC2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:37 UTC 版)

世界ラリー選手権」の記事における「WRC2」の解説

WRC直下カテゴリ2013年誕生参戦した7戦のうち上位6戦分のポイント採用される有効ポイント制である。カーナンバー2018年まで31から60番。2019年より20番以降となる。歴史長くないが、WRC3との絡み合わせて参加車両参加資格など変更が非常に多くされてきたクラスである。 使用車両2022年現在はRally2(旧名グループR5)車両のみで選手権争われる201314年まではグループR42013 - 2018年までグループN4スーパー2000エントリーできた。またWRC2発足当初グループN4対象の「プロダクションカーカップ」が設定されていた。2020年からは、オレカ製の共通コンポーネントおよび1.6リッターターボエンジンを搭載するRally2キットカー(旧R4キットカー)も参戦可能となる。 グループR5は元々はスーパー2000代わる規定で、最大価格18ユーロ規制の下に多数メーカーがR5マシン開発行っている。エンジン市販車由来の1.6 Lターボ最大馬力280 PS程度大規模な空力パーツも無いため絶対的な速さこそWRカーに劣るが、コースドライバーなどの諸条件が揃うと稀にWRカー上回るパフォーマンス見せることもあり、現状ではWRカー最も近いマシンである。コストパフォーマンス極めて優れているためプライベーターからの人気高くシュコダのようにこのクラス主戦場とするメーカーもいるため、かつてR5規定次期WRカーとする構想があったほどであった2017年WRカーコスト削減方針撤廃したことでそれは実現しなかったものの、ワークスチームプロドライバー多数いる現状鑑みて、彼らを対象としたWRC2プロクラス誕生したWRC2プロ1年間のみの開催で、2020年からはワークス向けのWRC2プロを「WRC2」、プライベーター向けのWRC2を「WRC3」へと名称を置き換えることとなったグループR5が「Rally2」に改称した後の2022年からは再びワークス・プライベーターともにWRC2に一本化され、高齢層のための「マスターカップ」と、WRC2/3優勝経験持たない若年層のための「ジュニアカップ」が賞典として施行される

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