プロダクションカー世界ラリー選手権
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プロダクションカー世界ラリー選手権(Production car World Rally Championship)は、2002年から2012年まで開催されていた国際自動車連盟(FIA)公認の世界ラリー選手権(WRC)のカテゴリの一つである。略称はPCWRCまたはPWRC。現在のWRC2プロ/WRC2の前身。
- 1 プロダクションカー世界ラリー選手権とは
- 2 プロダクションカー世界ラリー選手権の概要
- 3 歴代チャンピオン
プロダクションカー世界ラリー選手権 (PWRC)
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「世界ラリー選手権」の記事における「プロダクションカー世界ラリー選手権 (PWRC)」の解説
詳細は「プロダクションカー世界ラリー選手権」を参照 2002 - 2012年開催。市販車に安全装備など最低限の改造のみを施した、グループN規定の車両を中心に戦う。前身は1987年から開催されていたFIAプロダクションカーカップ。チームタイトルに当たるものは存在しない。 スバル・インプレッサと三菱・ランサーエボリューションの寡占状態が長く続いたため、2007年からスーパー2000車両も許可され、2011年からはJWRCのワンメイク化に伴いR1 - R3車両のための2WDカップが創設された。2010年にスーパー2000はSWRCへ分離され、2013年にはグループN4車両はWRC2のプロダクションカーカップ、2WDカップはWRC3へと発展してPWRCは消滅した。 日本人・日本車の活躍が多く、新井敏弘が2度のドライバーズタイトル、奴田原文雄がモンテカルロで優勝を飾る活躍を見せた。前身のFIAプロダクションカーカップでも三菱・スバルの他マツダ・日産がチャンピオンマシンとなっており、日本人では西山寛が総合ランキング2位に入っている。なお2005年頃までは「PCWRC」と表記されていたが、現在は「PWRC」と表記するのが通例である。
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