高速バス
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高速バス(こうそくバス)は、主に高速道路を通行する路線バスのことを指す。以下、特記ない限り、日本国内の高速バス(道路運送法第3条に規定される「一般乗合旅客自動車運送事業」の形態として運行されるバス)について記述する。
注釈
- ^ 例えば千葉交通では成田空港リムジンバスと都市間高速バスを高速バスと称している。
- ^ 盛岡〜宮古間の「106急行バス」や、熊本〜大分のやまびこ号、京阪京都交通と京都京阪バスの立命館大学(BKC)線など。
- ^ 新直轄方式で建設された区間など、サービスエリアやパーキングエリアが設置されていない区間が長距離にわたる経路を走行する場合、高速道路を降りてインターチェンジ付近の道の駅で休憩をとる場合もある。
- ^ バス路線によっては、乗務員交代や車両点検など乗客の休憩以外の目的でサービスエリアやパーキングエリアに停車する場合もある。
- ^ 当時の長距離昼行便は同じ区間を走行する夜行便と車両を共通運用していたケースが多く、ダイヤの設定が事業者側の都合で決められがちで、必ずしも利用者のニーズに合致していなかったということも一因であった。
- ^ 1998年9月の東急バスの夜行高速バス事業の撤退後、2016年4月より子会社の東急トランセが夜行高速バス事業に再参入した。
- ^ 四国への航空路線も伊丹と徳島・高松を結ぶ路線は、明石海峡大橋開通後は廃止に追い込まれている。
- ^ 昼特急の車両は夜行便との共通運用だが、事業者側の都合を優先したダイヤではなく、あくまでも昼行便として利用しやすい時間帯に設定されたことも成功した一因であった。
- ^ 特にJR西日本が新快速の運転区間拡大・増発・スピードアップを図り、滋賀県 - 京阪神の交通は高速バスよりも鉄道(JR)が優位に立ったことも原因である。
- ^ 日本の高速道路にはバスレーンが無いが、海外では京釜高速道路の一部区間でバスレーンがある。
- ^ 高速バスは明言されていないが、割引対象車種には「一般乗合旅客自動車運送業を営むものが運行するバス」も含まれている。
- ^ ただし現在は郡山市内のルート変更と停留所の増加で以前ほど差はなくなっており、ラッシュ時では鉄道より遅くなる傾向にある。
- ^ 一例として、名鉄バスは分社前の名古屋鉄道時代だった2003年に無免許運転の隠蔽事件を起こし2年間の新規バス路線の開設禁止処分を受けたが、これを適用すると2005年1月開港の中部国際空港への系統や同年開催の愛知万博関連の輸送系統が運行できなくなる事態が考慮されたためこの特例が認められ、実際に地元自治体からの要請により新規系統の開設が認可されている。
出典
- ^ 道路運送法施行規則 - e-gov 法令検索
- ^ 高速バス予約(楽天トラベル)や バスサガス(スタイルサーチ)など(両サイトで扱っている路線は全てツアーバスであった。新制度導入のため現在はツアーバスは存在しない)。
- ^ “バス車内用USB充電器「すまぽうと」を開発~観光バスに乗りながら、スマートフォンが充電できる~”. レシップ株式会社 (2016年1月6日). 2016年9月23日閲覧。
- ^ “バスはどれほど長持ちするのか”. 乗り物ニュース (2018年3月31日). 2018年3月31日閲覧。
- ^ a b c d e 総理府大臣官房審議室『観光便覧 昭和39年版』国民生活研究所、1964年、248-249頁。
- ^ 『日本自動車大鑑 1968年』交通毎日新聞社、1967年、270-273頁。
- ^ a b 『高速自動車道における乗合自動車停留施設の設置基準の作成に関する調査』建設省道路局高速道路課、1966年3月、48-49頁。
- ^ 『阪急バス50年史』阪急バス、1979年4月、191頁。
- ^ a b 高速道路料金の引下げの実施について 国土交通省
- ^ 鳴門-阪神線21日廃止 高速バス路線で初、「1000円」影響(徳島新聞 2010年1月15日)
- ^ 高速バス廃止相次ぐ 「上限千円」が影響(朝日新聞 2010年1月16日)
- ^ 鳴門-阪神線が廃止 高速バス、他社も路線削減の動き(徳島新聞 2010年1月22日)
- ^ 福岡空港―佐賀、3月から減便 西鉄高速バス(佐賀新聞 2009年7月31日)
- ^ 高速料金「上限1000円」 地方にもたらした意外な弊害 J-CASTニュース 2009年9月29日
- ^ お客さまへの大切なお知らせ
- ^ 「どんたく」「ムーンライト」片道運賃大幅割引キャンペーン (PDF) 西鉄バスインフォメーション
- ^ 高速乗合バス長崎-大阪線の廃止について (PDF, 長崎県報道発表資料(交通局営業部運輸課) 2013年2月18日)
- ^ 西武高速バス 新潟線運賃表
- ^ 夜行バス臨時便、年末年始なのに運行減 運転手不足で –日本経済新聞電子版 2018年12月27日掲載 2019年11月23日閲覧
- ^ 芸陽バス、高速2系統休止 –中国新聞デジタル 2019年10月30日掲載 2019年11月23日閲覧
- ^ 7月31日夜からの新高速乗合バスの運行開始について 国土交通省自動車局旅客課、2013年7月30日(2013年8月5日閲覧)。
- ^ 高速ツアーバス、7割撤退…8月から規制強化で 読売新聞社、2013年7月31日(2013年8月5日閲覧)。
- ^ “京急、長距離バスから撤退 東北・四国・山陰路線(日本経済新聞)”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “京浜急行バス、長距離夜行高速バスから事実上の撤退(TRAICY)”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “高速バス「金沢・富山~山形・仙台線」の路線廃止について(北陸鉄道ニュースリリース)”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “富山地方鉄道と北陸鉄道 高速バス仙台線廃止(日本経済新聞)”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ a b “新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響について(国土交通省)”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ コロナ禍で売り上げ8割以上減のバス会社 Wi-Fi、トイレなし「格安高速バス」で活路
- ^ 高速バス「運転手不足」で路線廃止が続く深刻度 – 東洋経済ONLINE 2023年11月20日付記事 2024年1月28日閲覧
- ^ “車内での安全(シートベルトの着用)について”. JRバス東北 (2019年). 2023年12月21日閲覧。
- ^ “西鉄の路線バスが都市高速をシートベルトなしで走れるのは”. 西日本鉄道 (2023年12月6日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ 「高速バス通勤」の実態とは 住宅街から座って都心へ 理想的スタイルは現実的か - 乗り物ニュース(2018.04.23版)2018年4月26日閲覧
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- ^ “JR東日本物流、地域活性物流スタート 青森から第1号便”. 物流ニッポン新聞社 (2016年4月11日). 2016年8月15日閲覧。
- ^ “高速バスを活用した農産物の輸送開始について” (PDF). 地域活性化物流有限責任事業組合 (2018年4月24日). 2018年7月3日閲覧。
- ^ “2016年10月4日 常陸太田市と連携 中野区内で朝採り新鮮野菜を販売”. 中野区 (2016年10月4日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ “中野区と常陸太田市、高速バスで野菜直送”. 日本経済新聞 (2016年7月21日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ “新鮮・早い・安い 高速バス「相乗り」野菜 常陸太田→都内 採れたて昼前に”. 東京新聞 (2016年10月26日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ “高速バス路線を活用した“貨客混載”による 飛騨高山の農産物の販路拡大事業をスタートします” (PDF). 京王電鉄 (2017年9月8日). 2018年10月29日閲覧。
- ^ “高速バス路線を活用した“貨客混載”による農産物等の販路拡大事業に長野県駒ヶ根市が加わります!” (PDF). 京王電鉄 (2018年6月21日). 2018年10月3日閲覧。
- ^ “高速バス・夜行バスには休憩はある?高速バスの休憩時間と回数、過ごし方を解説”. ウィーラートラベル (2022年3月17日). 2023年12月21日閲覧。
- ^ “【ご案内】年末年始に高速バスをご利用のお客さまへ”. JRバス東北 (2023年). 2023年12月21日閲覧。
長距離高速バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:16 UTC 版)
バス停は、東北自動車道鹿沼インターチェンジ近くの鹿沼インター入口(鹿沼工業団地・上犬飼コミュニティセンター敷地内)のみ。 マロニエ号(成田線)鹿沼インター入口 - 宇都宮駅(西口) - 柳田車庫 - 真岡 - 成田空港 柳田車庫 - 宇都宮駅(西口)- 鹿沼インター入口 - 佐野新都市バスターミナル - 成田空港 関東自動車・千葉交通の共同運行(一部便はJR日光駅発着) マロニエ号(羽田線) 柳田車庫 - 宇都宮駅(西口) - 東武宇都宮駅西口 - 鹿沼インター入口 - 佐野新都市バスターミナル - 羽田空港 関東自動車・東京空港交通の共同運行 とちの木号 柳田車庫 - 宇都宮駅(西口) - 鹿沼インター入口 - 京都駅八条口 - 梅田(地下鉄東梅田駅) - なんば(大阪シティエアターミナル内) - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 関東自動車・近鉄バスの共同運行 夜行高速バス福島・宇都宮〜名古屋線 福島駅 - 郡山駅 - 宇都宮駅(西口) - 鹿沼インター入口 - 東岡崎駅 - 東名豊田 - 栄(オアシス21) - 名古屋・名鉄バスセンター 福島交通・名鉄バスの共同運行(関東自動車が支援) 那須・塩原号(関東自動車那須塩原営業所運行便のみ) 鹿沼インター入口 - 王子駅 - 池袋駅東口(降車のみ) - バスタ新宿(新宿駅) 那須・塩原方面へは鹿沼インター入口からの乗車はできない
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長距離高速バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 05:27 UTC 版)
中央高速バス身延山線身延 - 身延山 - 鰍沢 - 青柳 - 南アルプス市役所 - 新宿駅西口(山梨交通・京王バス東) 高速バス青柳停留所は路線バスの停留所とは独立した場所にあり、また町役場などの中心街からも外れた位置にあるので利用の際には注意。最寄の山梨交通路線バス停留所まで徒歩5分、町役場などの中心部まで徒歩5 - 10分要する。
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長距離高速バス
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現在は下記2路線を運行している。1980年代末期から1990年代初頭においては複数の路線を持っていたが、のちに廃止またはいわさきグループのバス路線網再編等によって長距離高速バスの運行からはすべて撤退し、そのうちの福岡線で鹿児島交通運行分は系列会社(南九州バスネットワーク → 鹿児島交通観光バス)に移管していたが、2016年3月30日に同じ系列会社だったいわさきバスネットワーク(旧・林田バス)の会社清算に伴う同社運用分を当社が譲り受けた事により、事実上運行再開した形となった(鹿児島交通観光バスも引き続き運行)。 福岡線(博多バスターミナル・西鉄天神高速バスターミナル)『桜島号』 鹿児島交通観光バス・南国交通・JR九州バス・西日本鉄道との共同運行 熊本線(熊本桜町バスターミナル)『きりしま号』南国交通・九州産交バスとの共同運行
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長距離高速バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:08 UTC 版)
以下の路線は過去に運行していた路線のみ記す。2016年3月30日以降いわさきバスネットワークより譲り受け事実上運行再開した路線は除く。 名称起点終点共同運行会社備考『トワイライト神戸号』 鹿児島 神戸(阪神三宮・甲子園・尼崎) 産交・阪神 産交の単独運行に変更。2010年10月限りで運行休止。阪神の愛称は「サラダエクスプレス」 『南洲号』 鹿児島 京都(四条河原町・祇園) 南国・林田・京交 路線自体廃止 『錦江湾号』 鹿児島 名古屋(名鉄バスセンター) 南国・林田・名鉄 路線自体廃止 『隼人号』 鹿児島 北九州(小倉・砂津) 南国・林田・西鉄 路線自体廃止 『トロピカル号(大阪線)』 鹿児島 大阪(あべの・なんば・梅田) 近鉄 近鉄の単独運行に変更。2016年9月限りで運行休止。 『トロピカル号(大分線)』 鹿児島 大分(要町・トキハ前) 大分 大分の単独運行に変更。2018年3月限りで運行休止。 共同運行会社は運行終了時点の会社名を表記南国=南国交通、林田=林田バス(のちのいわさきバスネットワーク)、産交=九州産交バス、阪神=阪神電鉄バス(現阪神バス)、京交=京都交通(現京阪京都交通)、名鉄=名鉄バス、西鉄=西日本鉄道、近鉄=近鉄バス、大分=大分バス
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長距離・高速バス
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「大宮駅 (埼玉県)」の記事における「長距離・高速バス」の解説
大型バスターミナル「バスタ大宮(仮称)」を整備する構想があると2021年に報道されたが、現時点で下記の各長距離バスは全て当駅前からの発着である(現在はあくまでも構想段階)。
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