2005年日本国際博覧会とは?

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2005年日本国際博覧会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/08 11:34 UTC 版)

(愛・地球博 から転送)

愛・地球博
The 2005 World Exposition, Aichi, Japan
Expo 2005 in Nagakute 01.jpg
愛・地球博長久手会場内
概要
イベントの種類 国際博覧会
通称、略称 愛・地球博、愛知万博
正式名称 2005年日本国際博覧会
開催時期 2005年3月25日9月25日(6ヶ月、185日間)
会場 日本の旗 日本 愛知県愛知郡長久手町(現:長久手市)・豊田市瀬戸市
主催 財団法人 2005年日本国際博覧会協会
来場者数 2,204万9,544人(目標:1,500万人)
公式サイト
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2005年日本国際博覧会(2005ねんにっぽんこくさいはくらんかい、英称The 2005 World Exposition, Aichi, Japan)は、2005年3月25日から同年9月25日まで、愛知県愛知郡長久手町(現:長久手市)・豊田市および同県瀬戸市の2会場で開催された博覧会で、21世紀最初の国際博覧会 (EXPO) であり、国内では大阪万博以来の2回目の総合的なテーマを取り扱う大規模な国際博覧会(General category:旧一般博、現登録博)である。略称は、開催地の名から「愛知万博」、愛称は「愛・地球博」(あい・ちきゅうはく)。1997年にモナコで開かれた博覧会国際事務局 (BIE) 総会でカナダのカルガリーを破り、開催地に選ばれた。

目次

概要

愛知万博長久手会場北ゲート

「自然の叡智」をメインテーマに、「地球大交流」をコンセプトに、日本の万博史上最多の120を超える国々が参加して開催された。会場は長久手町豊田市瀬戸市にまたがる名古屋東部丘陵。愛知青少年公園跡地(現在:愛・地球博記念公園)の長久手会場は起伏に富んだ地形で、改変を最小限にとどめるために空中回廊「グローバルループ」でひとつで結ばれた。「グローバルループ」を歩いて一周すれば、会場全体を見渡せながら、世界のパビリオンを巡ることができた。会場中心にはテーマ館であるグローバルハウスがあり、呼び物のひとつ冷凍マンモスが展示されていた。その他に日本ゾーン、市民参加ゾーン、国内企業ゾーンや森林体験ゾーンなどがあった。瀬戸会場は里山の自然が残る緑豊かな会場で愛・地球博のシンボル的な場所であった。また、会場までの足には日本初の磁気浮上式リニアモーターカーとなる「リニモ」が走り、話題となった。

当初メイン会場として計画されていた海上(かいしょ)地区(瀬戸会場)にオオタカの営巣が1999年初に発見された。生態系を尊重する市民団体などの要望を受け入れ、2000年5月にメイン会場を愛知青少年公園(長久手会場)に変更し、万博のテーマとしてより環境問題を前面に打ち出す事となった。変更後の会場である愛知青少年公園に残っていた自然を活かし、その自然自体(自然体感)も展示の目玉となった。一方で外国パビリオンについては、これまでの万博のような各国が個性的な建築物でアピールすることとは異なり、万博協会が規格建築物(モジュール)をグランドや遊具だった所など樹木の少ない区画に建設し、参加国はモジュールの外装や内装のみで個性を発揮するという形をとった。その結果、コンパクトで省資源な環境配慮型の会場構成が実現できた。加えて、開催前の会場構成・パビリオン企画の段階から市民が積極的に参加・ボランティアセンターを設立した会場運営・周辺地域でのサポートを行う等、開催前から開催中・閉幕後にかけて市民やNGO(非政府組織)NPOなどが積極的に参加したので、「国際博覧会史上初の市民参加型万博」と言われている。

万博の出展国の評価を行う「褒賞制度」が、1958年のブリュッセル万博以来、ほぼ半世紀ぶりに復活した。万博の質の向上を目指す博覧会国際事務局 (BIE) の求めに応じて博覧会協会が制定した。愛知万博に出展している外国館のデザインや展示内容を審査し、金、銀、銅の各賞を贈るもので、賞の名称は「自然の叡智賞」。

目標を大きく上回る入場者数とキャラクターグッズの売り上げにより、最終的に約100億円の黒字を計上している。

  • 名称:2005年日本国際博覧会(The 2005 World Exposition, Aichi, Japan 略称:Expo 2005 Aichi, Japan)
  • テーマ:「自然の叡智」(Nature's Wisdom)
  • 開催期間:2005年3月25日〜9月25日(6ヶ月、185日間)
  • 性格:国際博覧会条約に基づく登録博覧会
  • 主催:財団法人 2005年日本国際博覧会協会
  • 面積:約173ha(長久手会場:約158ha、瀬戸会場:約15ha)
  • 総事業費は1900億円(内、建設費1350億円、運営費550億円)
  • 入場料:大人4,600円 中人2,500円 小人1,500円 全期間入場券17,500円
  • 入場者数:2,204万9,544人(目標:1,500万人)
  • シンボルマーク:10個の緑色の点線による円(大貫卓也作)

2006年9月16日〜25日には、「閉幕1周年記念事業」として、各種シンポジウムやイベントが開催された。以後、毎年開幕閉幕の周年行事が行われている。

テーマ

「自然の叡智 Nature's Wisdom」

自然がいかに共存していくか、というテーマを掲げた上で、環境万博を目指した。

サブテーマとしては下記の3つを掲げ、総合的な博覧会を志向した。

  1. 宇宙、生命と情報 (Nature's Matrix)
  2. 人生の“わざ”と知恵 (Art of Life)
  3. 循環型社会 (Development for Eco-Communities)
  • 博覧会イベントコンセプト「地球大交流」

  1. ^ 万国博覧会とは? (外務省)
  2. ^ [リンク切れ] [1]
  3. ^ Bureau International des Expositions (英語・フランス語)
  4. ^ 2004年から2008年まで公開されていたのBIEホームページのこれまでの博覧会一覧に当時の条約と総会決議に基づいた種別を記載されていた(すでにリンク切れ)。ちなみに、大阪万博は「General of first category(第1種一般博)」という扱いとなっていた。ただし、現在のホームページでは、愛知万博についてInternational Registered Exhibitionのみ書かれており、筑波万博や沖縄海洋博覧会と同様のカテゴリーで扱われている。上海万博については、大阪万博と同様のカテゴリーの「World Exhibition」として扱われている。なお、2008年までの同ホームページには、筑波万博や沖縄海洋博覧会については、愛知万博と異なり「Specialized Exhibition(特別博)」と書かれていた。他国における特別博区分に当たる博覧会については「Specialised Exhibition」か「International Exhibition」のいずれかであり、「International Specialised Exhibition」および「International Registered Exhibition」となっているのは愛知万博のみである。法論理的には、上海万博と愛知万博は、登録博(5年おき)制度を導入した1988年条約の「International Registered Exhibition」に当たり、その点からいえば同じカテゴリーとも言える。
  5. ^ 小泉内閣メールマガジン 第181号(2005.3.24)
  6. ^ 絵本「もりのこえ」中国語版発行について、伊藤忠商事、2005年3月17日。
  7. ^ a b毎日新聞』2005年7月9日付愛知朝刊、21頁。
  8. ^ [リンク切れ] <愛・地球博>モリゾーとキッコロ 店が無断で客寄せに利用 (毎日新聞、2005.10.31)
  9. ^ 『幻の1940年計画』P.89 指南役著 アスペクト 2009年
  10. ^ ジャイアンは中学2年生? ドラえもん新声優陣決定 - ZAKZAK (2005.3.14)


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