自由フランス海軍とは? わかりやすく解説

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自由フランス海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 02:42 UTC 版)

自由フランス海軍(Les Forces Navales Françaises Libres,FNFL)は自由フランス軍のうち、海軍を担当する部門である。第二次世界大戦において、フランス対独休戦後の1940年6月28日にジブラルタルで設立されたものであり、連合国軍の一部として欧州戦線の各所に投入された。指揮官はエミール・ミュズリエ提督。




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自由フランス海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 17:19 UTC 版)

ル・マラン (大型駆逐艦)」の記事における「自由フランス海軍」の解説

トーチ作戦から程なくしてアルジェリアヴィシー・フランス軍が自由フランス軍に加わることになった。そのためル・マランとル・ファンタスク、ル・テリブルも自由フランス海軍に所属することとなり、ル・ファンタスクとル・テリブル近代化改修のため1943年2月14日アメリカ合衆国ニューヨークへ到着した。ル・マランはカサブランカ沖海戦負った損傷修理出発遅れたものの、6月アメリカ到着したアメリカ到着後、ル・マランはマサチューセッツ州ボストンボストン海軍工廠大規模な改修を受け、既存対空火器はすべて撤去されたうえで20mm単装機銃10基と2番煙突前方に40mm連装機銃を2基、3番・4番主砲間に40mm四連機銃を1基搭載した対潜兵装強化のため、格納式ASDICの装備後部魚雷発射管撤去して爆雷投射機4基が搭載された。また、アメリカ製対空警戒航法レーダー搭載されたことで強度確保するためマストがラティス・マストに更新されている。さらに無線強化、艦体に消磁電路装着燃料タンク容量増加といった改良行われている。ル・マランの改装1943年11月17日完了し、ル・マランら大型駆逐艦米英基準合わせて艦種が「軽巡洋艦」に変更された。

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自由フランス海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:12 UTC 版)

自由フランス軍」の記事における「自由フランス海軍」の解説

詳細は自由フランス海軍を参照 自由フランス海軍は、エミール・ミュズリー提督の下で世界中の海で戦った結成当初小さな戦力だったが、連合国勢力圏海外植民地分散したフランス艦艇をまとめ上げ連合国軍から提供され艦艇(「ラ・コンバタント」など)も加えて徐々に規模拡大させていった大きな艦隊戦こそ経験せず、護衛哨戒上陸作戦火力支援という地味な活動多かったが、初陣となったダカール沖海戦以来自由フランス反攻作戦支え続けた功労者である。対すヴィシー政権海軍1942年末までにほぼ戦力喪失したため、1943年以降は「フランス海軍」とほぼ同義存在となったが、この間フランス複雑な政治情勢反映してリシュリュー」級戦艦のように双方海軍所属して戦ったことのある艦艇もある。

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自由フランス海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:42 UTC 版)

ル・ファンタスク (大型駆逐艦)」の記事における「自由フランス海軍」の解説

1942年トーチ作戦から程なくしてアルジェリアヴィシー・フランス軍が自由フランス軍に加わることになった。そのため、ル・ファンタスクとル・テリブル、ル・マランも自由フランス海軍に所属することとなり、ル・ファンタスクとル・テリブル近代化改修のため1943年2月14日アメリカ合衆国ニューヨークへ到着した(ル・マランも6月到着)。 アメリカ到着後、ル・ファンタスクはマサチューセッツ州ボストンボストン海軍工廠大規模な改修を受け、既存対空火器はすべて撤去されたうえで20mm単装機銃8基と2番煙突前方に40mm連装機銃を2基、3番・4番主砲間に40mm四連機銃を1基搭載した対潜兵装強化のため、格納式ASDICの装備後部魚雷発射管撤去して爆雷投射機4基が搭載された。また、アメリカ製対空警戒航法レーダー搭載されたことで強度確保するためマストがラティス・マストに更新されている。さらに無線強化、艦体に消磁電路装着燃料タンク容量増加といった改良行われている。ル・ファンタスクの改装1943年5月13日完了し6月25日カサブランカへ向け出港した。これらの改装により約500トン重量増加となったが、ル・ファンタスクとル・テリブル改装後公試でも40ノット発揮している。改装後、ル・ファンタスクら大型駆逐艦米英基準合わせて艦種が「軽巡洋艦」に変更された。

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自由フランス海軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:41 UTC 版)

ル・テリブル (大型駆逐艦)」の記事における「自由フランス海軍」の解説

1942年トーチ作戦後、アルジェリアヴィシー・フランス軍が自由フランス軍に加わることになった。そのため、ル・テリブルとル・ファンタスクも自由フランス海軍に所属することとなり、近代化改修のため1943年2月14日アメリカ合衆国ニューヨークへ到着したル・テリブル大規模な改修を受け、既存対空火器はすべて撤去されたうえで20mm単装機銃8基と2番煙突前方に40mm連装機銃を2基、3番・4番主砲間に40mm四連機銃を1基搭載した対潜兵装強化のため、格納式ASDICの装備後部魚雷発射管撤去して爆雷投射機4基が搭載された。また、アメリカ製対空警戒航法レーダー搭載されたことで強度確保するためマストがラティス・マストに更新されている。さらに無線強化、艦体に消磁電路装着燃料タンク容量増加といった改良行われている。ル・テリブル改装1943年5月13日完了し6月24日にガダルプへ向け出港した。これらの改装により約500tの重量増加となったが、ル・テリブルとル・ファンタスクは改装後公試でも40ノット発揮している。改装後ル・テリブル大型駆逐艦米英基準合わせて艦種が「軽巡洋艦」(Croiseurs Léger)に変更された。

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