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リシュリュー [Armand Jean du Plessis de Richelieu]



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リシュリュー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/25 14:49 UTC 版)

アルマン・ジャン・デュ・プレシ(Armand Jean du Plessis, cardinal et duc de Richelieu)
リシュリュー枢機卿

リシュリュー枢機卿フィリップ・ド・シャンパーニュ画。1637年。


任期
1624年8月12日 – 1642年12月4日
君主 ルイ13世
後任者 マザラン枢機卿

出生 1585年9月9日
パリフランス
死亡 1642年12月4日(57歳)
パリフランス
国籍 フランス
母校 ナバラ学寮
職業 聖職者
枢機卿
専業 政治家
貴族
信仰 カトリック教会
署名
紋章

枢機卿およびリシュリュー公爵アルマン・ジャン・デュ・プレシフランス語: Armand Jean du Plessis, cardinal et duc de Richelieu, 1585年9月9日 - 1642年12月4日)は、カトリック教会の聖職者にしてフランス王国政治家1624年から死去するまでルイ13世宰相を務めた。

西部フランスの小貴族の三男として生まれ、聖職者の道を進んだ彼は1607年司教叙階を受け、1609年リュソン司教フランス語に任じられた。1614年の全国三部会に聖職者代表として出席。そのときの活躍が認められて政界入り。ルイ13世と母后マリー・ド・メディシスとの政争に巻き込まれ一時失脚するが、才腕を認められて1622年枢機卿に任じられた。2年後の1624年、首席国務大臣(事実上の宰相)に任じられた。当時、ドイツを舞台に起こっていた三十年戦争をめぐる外交姿勢(リシュリューは介入に積極的)などをめぐって母后マリーと対立したが、1631年にマリーがロレーヌ公のもとへと逃れていった。

中央集権体制の確立と王権の強化に尽力し、行政組織の整備、三部会の停止などを通じて後年の絶対王政の基礎を築いた。また、国内のプロテスタントを抑圧し1628年にはフランスにおける新教勢力の重要な拠点であったラ・ロシェルを攻略した(ラ・ロシェル包囲戦)。対外的には、勢力均衡の観点から同じカトリック勢力であるオーストリア・ハプスブルク家、スペイン・ハプスブルク家に対抗する姿勢をとった。そのため、国内ではラ・ロシェルを攻略したように反国王の立場をとるプロテスタントを抑圧したにもかかわらず、三十年戦争に際してプロテスタント側(反ハプスブルク家)で参戦した。一方で、文化政策にも力を注ぎ、1635年には「フランス語の純化」を目標にアカデミー・フランセーズを創設した。

これらの諸政策は一部の王族や封建的な大貴族の強い反発を招き、幾度となくリシュリューを排除しようとする陰謀が企てられたが、その度に発覚して関係者が処刑された。しかし、これらの動きはリシュリューの死の直前まで続いた。1642年に居館のパレ・カルディナル(現パレ・ロワイヤル)で没し、後にたてられたパリのソルボンヌ教会に葬られている。

1959年から1963年まで発行されていた10フラン紙幣に肖像が採用されていた。

目次


  1. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p15
  2. ^ 「宰相リシュリュー」p57
  3. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p17
  4. ^ 「宰相リシュリュー」p67
  5. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p18
  6. ^ 「ラルース図説 世界史人物百科〈2〉」p239
  7. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p21
  8. ^ 「世界の歴史8 絶対君主と人民」p46
  9. ^ 「宰相リシュリュー」p120
  10. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p85
  11. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p52
  12. ^ 「世界の歴史8 絶対君主と人民」p46-47
  13. ^ 「世界の歴史17 ヨーロッパ近世の開花」p261-262
  14. ^ 「聖なる王権ブルボン家」p83-84
  15. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p133-175
  16. ^ 「世界の歴史8 絶対主義の盛衰」p42
  17. ^ 「世界の歴史8 絶対君主と人民」p48
  18. ^ 「世界の歴史8 絶対君主と人民」p57
  19. ^ 「世界の歴史8 絶対主義の盛衰」p44
  20. ^ 「宰相リシュリュー」p24-25
  21. ^ 「宰相リシュリュー」p25
  22. ^ 「宰相リシュリュー」p20-21
  23. ^ 「一年有半・続一年有半」
  24. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p85-86
  25. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p24
  26. ^ 「リシュリューとオリバーレス」p25


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