移入とは? わかりやすく解説

い‐にゅう〔‐ニフ〕【移入】

読み方:いにゅう

[名](スル)

移し入れること。「感情—」

一国内で、ある土地から他の土地へ物を移し入れること。「他県から米を—する」「—品」⇔移出

生物個体群外部から、ある生息場所あるいは個体群中に入ってくること。


移入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 07:07 UTC 版)

ソウシチョウ」の記事における「移入」の解説

元来日本列島には棲息していなかったであるが、江戸時代から飼い鳥としてしばしば輸入されていたようである。野生化1931年六甲山兵庫県神戸市)で初め確認されたが、これは神戸在住華僑祝典の際に放鳥した個体定着したものと考えられている。この一群六甲山定着できなかったらしく、1945年以降姿を消した。なおハワイ諸島においても、ホノルル中華街大火事起きたときに華僑飼っていた個体逃げ出し定着したのが始まりとされている。 本格的に日本入ってきたのは1980年以降であり、日中国交正常化にともない、本種の中国大陸からの輸入激増したことが原因として挙げられる。また本種は雑食性でもあり、扱いやすいことも輸入増加原因になった思われる。さらに本種の価格は非常に安価だったため、外来生物法施行されるまでは、どこのペットショップ出向いても本種の姿が確認できた。そうして在庫抱えたものの、販路多額に及ぶエサ代に困って遺棄放鳥)に及んだ悪質なペット販売業者あったようである。

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移入

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:43 UTC 版)

スジエビ」の記事における「移入」の解説

沖縄には分布しなかったが、1975年西原町池田ダム最初に確認された。侵入経路としては、コイ養殖種苗と共に関西方面から持ち込まれたと考えられている。1997年時点では沖縄島中部幾つかの河川ダム確認されている。沖縄島には本種は分布せず、代わりにテナガエビ類が河川にいる。この種がそれらを押しのけて定着出来た理由幾つか挙げられる例えば比屋良川の場合、川の下流域汚染がひどく、幼生期に海に下るテナガエビ類は遡上出来ないに対して、本種は淡水域生活史終えられるために定着が可能であった。そのため、その上流の貯水池ダムでもテナガエビはおらず侵入容易だった思われる

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