東京メトロ千代田線
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千代田線(ちよだせん)は、東京都足立区の綾瀬駅から渋谷区の代々木上原駅まで、および綾瀬駅から同区の北綾瀬駅までの区間で構成される東京地下鉄(東京メトロ)の鉄道路線である。『鉄道要覧』における名称は9号線千代田線。
注釈
- ^ a b c 『鉄道要覧』に基づく表記。
- ^ 都市交通審議会答申第6号では、第6号線(都営三田線)、第7号線(南北線)、第8号線(千代田線)、第9号線(大江戸線)、第10号線(有楽町線)が答申されたが、続く8月の都市計画では第6号線・第7号線に続いて第10号線(有楽町線)が先に都市計画第8号線に決定したため、それに続いた千代田線は「都市計画第9号線」となった。
- ^ 「別図 千代田線線路平面図及び縦断面図(綾瀬・北千住間)」には「綾瀬駅は9号線綾瀬起点の0 K590 M」・「トンネル坑口は2 K862 M861」・「北千住駅は綾瀬起点3 K210 M」と書かれている。すなわち、綾瀬 - 北千住間の距離は2.62 kmで、そのうち地上区間は2.27 km、地下区間は約347 mである[17]。
- ^ 「代々木公園駅中心は21 K559 M000」・「トンネル坑口は21 K920 M」・「代々木上原駅中心は綾瀬起点22 K575 M000」と書かれている[18]。すなわち、代々木公園駅 - 代々木上原駅間の距離は1.0 km、地下区間は約360 m、地上区間は約640 mとなる。
- ^ 『東京地下鉄道千代田線建設史』では、一部予定を含む1982年6月時点における建設費用の総額は1,595億円とされている[28]。
- ^ 免許申請当時の綾瀬駅の所在地は葛飾区上千葉町(現在の葛飾区小菅)であったが、建設工事途中の昭和43年4月に葛飾区と足立区での区境界の変更が行われ、綾瀬駅の所在地が足立区綾瀬へ変更された。
- ^ 帝都高速度交通営団「東京地下鉄道千代田線建設史」では、計画線番号変更は議論および通告なく建設省告示で変更された旨の記載がある。また審議会答申内の呼称は「東京9号線」と記述されているが、営団内における呼称では「第9号線」と異なった呼ばれ方がなされている
- ^ 京三製作所製[55]。
- ^ 呼称については揺らぎがあり、『東京地下鉄道千代田線建設史』p.192では「第8号線・9号線連絡線」と称されているが、『東京地下鉄道有楽町線建設史』(帝都高速度交通営団、1996年)では「8・9号線連絡線」(p.114)、「8、9号連絡線」(pp.430・570)、「8号9号連絡側線」(p.725)、「8・9号連絡側線」(p.727)など、呼称が混在している。
- ^ 実際には同年3月11日の東日本大震災以降は運休となっていた。
- ^ 有楽町線へのホームドア設置工事のため。正式には廃止とはされていないが、現時点では運行再開は未定となっている。
- ^ つくばエクスプレスの開業前である2004年度の混雑率は197 %であったが、開業10周年にあたる2015年度の混雑率は155 %であり、約2割も緩和されている。
- ^ 05系のみ使用。
出典
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新聞記事
東京メトロ千代田線
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島式ホーム1面2線を有する地下駅。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線が開業するまでは足立区唯一の地下駅であった。千代田線と直通している常磐線(各駅停車)の起点となる綾瀬駅は常磐快速線が通過するため、当駅 - 綾瀬駅間は一部の案内で常磐線(各駅停車)と案内しているほか、当駅 - 綾瀬駅間は一定の要件が満たされた場合に限りJR運賃を適用する特例が設定され(後述)、実質的に常磐線の緩急接続駅としての機能をも有している。このため、首都圏ICカード相互利用サービス開始前から、改札機でのSuicaおよび西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行するICOCAの利用が可能だった他、PASMO導入後も、ICカード10種相互利用開始前からSuicaと相互利用しているICカードで当駅・綾瀬駅間を乗車することが可能である。この例外は、東京メトロの駅では、当駅と綾瀬駅のみ取り扱いであった。ただし、運賃計算上の規定により、相互利用に対応していないPASMO事業者では使えないICカードが使用できる状態にある区間は他にも存在していた。 前述の通り、JR・東武ともつながってるため、各改札口はこの2社の改札としての利用も可能であるが、自動精算機が設置されていない場所や券売機の設置状況・乗車券の発売等に制限がある場合がある。 当駅 - 綾瀬駅間のみを乗車する場合は特殊区間として、運賃は東京メトロの初乗り運賃(乗車券170円・ICカード168円)でなく、JR東日本の電車特定区間の初乗り運賃と同額の乗車券140円・ICカード136円が適用される。この区間のみの乗車券は東京メトロのみで発売するため、乗車券は東京メトロの券売機で発売しており、JRの切符売り場でも綾瀬までの乗車券は千代田線切符売り場で購入するように案内している。また、ICカードによる入場時の必要残額も同様の理由で136円となっている。 一方、千代田線・常磐緩行線直通列車で北千住から綾瀬の先、亀有方面に乗り通す場合は当駅 - 綾瀬駅間をJR線であるとみなして計算するほか、常磐快速線(上野・日暮里・三河島方面)から当駅乗り換えで北綾瀬駅まで乗車した場合も綾瀬駅を境界駅とみなして運賃計算する(綾瀬駅までの運賃+綾瀬・北綾瀬間の東京メトロ170円(ICカードは168円)の運賃となる)。ただし、運転上はあくまでも当駅 - 綾瀬駅間も東京メトロ千代田線であり、千代田線・日比谷線から当駅を乗り越して北綾瀬駅に向かう場合は全区間を東京メトロ線とみなして運賃計算する。 首都圏新都市鉄道への乗り換えのみいったん改札を出る必要がある。定期券売り場のそばに通路が新設され、仲町口の出入り口を経由して南口改札につながっている[要出典]。外に出ることはないので、ゲリラ豪雨などの激しい雨でない限りは濡れずに済む[独自研究?]。地上階・南口改札階行きのエレベーターがある。またJR線経由の場合は、連絡通路を通って地上のJR南口改札を利用することも可能である。 平日朝ラッシュ時の1番線ホームは混雑を極める。特に我孫子方面から直通する列車は大量の積み残しが出る[要出典]。ただし数本存在する手前の綾瀬始発の列車は比較的空いているため、これを待つ乗客もいる。駅のアナウンスでも次の列車が綾瀬発の場合はその列車に乗車するよう勧める案内をするほか、この時間帯に限り、1番線ホームの発車案内表示器の種別表示の箇所横に「綾瀬始発」と表示される(始発列車の場合のものと同様)。時刻表にも綾瀬始発の表記(三角)がされている(時刻表は全時間帯で記載)。なお、当駅と次駅の町屋駅では、平日朝ラッシュ時の最混雑時間帯は、発車ブザー終了後にすぐにドアを閉める[独自研究?]。 東京メトロの駅務管区所在駅であり、北千住駅務管区として北千住地域・南千住地域・新御茶ノ水地域を管理する。
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