合戦の時系列とは? わかりやすく解説

合戦の時系列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 06:04 UTC 版)

耳川の戦い」の記事における「合戦の時系列」の解説

天正5年1577年12月10日島津氏謀略による野尻城福永祐友謀反きっかけ島津氏への寝返り発生したため、日向国伊東氏伊東義祐伊東祐兵らが佐土原城都於郡城から、大友氏のもとに米良山から高千穂経由豊後国一時的に退去天正6年(1578年) 1月伊東家家臣日向国門川城主米良四郎右衛門尉塩見城主右松四郎左衛門尉山陰城主米良喜内らが、大友家家臣佐伯宗天通じて伊東家救援のため大友宗麟大友義統日向国出動要請する1月 2日、縣松尾城松尾城縄張り図)(宮崎県延岡市)に拠る縣土持氏土持親成薩摩島津義久と結び、豊後大友氏から離反1月22日島津義久縣土持氏石塚三ケ名宛行う3月15日大友軍、日向攻略出発軍勢総数は3万余(『延陵世鑑』)とも4フロイス日本史』)とも言われる本隊大友義統)は宇目酒利に本陣を置き、峠越えで縣(延岡)へ向かう。縣攻め主体日出・玖珠・宇佐の兵といわれる別動隊肥後国から矢ケ嶺越え高千穂向かい玄武城高千穂町)に拠った吉村氏が滅ぶ4月7日大友軍、日向入り、「社ケ原(やしろがはら)」(現延岡市夏田町稲葉崎町無鹿町一帯)に布陣する。この前後、キリスト教による理想建設めざしていた大友軍が縣領内神社仏閣ことごとく焼き払ったフロイス日本史』)ため、寺社建築仏像古文書など宮崎県北の文化財ことごとく破壊・破脚される。その結果宮崎県北部地域近世以前一次史料は、ほとんど壊滅的失われている。 4月10日大友軍、土持親成の縣松尾城攻略し土持氏滅亡以後11月まで佐伯宗天(惟教)が「牟志賀」(現延岡市無鹿町)に在陣する9月6日9月4日臼杵出発した大友宗麟一行海路で縣に入る(フロイス日本史』)。同行イエズス会宣教師修道士フランシスコ・カブラルルイス・デ・アルメイダ、アンドレ・ドゥオーリア、ジョアン・デ・トルレス(日本人)。「牟志賀」(現延岡市無鹿町)に仮の司祭館教会を建て、以後毎日オルガン音楽伴ったミサ行なう。宗麟と妻のジュリア、その他家臣たちも礼拝訪れる(フロイス日本史』)。 9月11日 毛利領である備後・鞆に滞在中の将軍足利義昭島津氏に対して自身の上洛への協力および毛利氏敵対する大友領への侵攻奪取求め御内書発給する。 10月20日大友軍、高城包囲。このとき、大友宗麟カブラルと共に「牟志賀」に留まっていた。 島津家久山田有信の守る新納院高城宮崎県児湯郡木城町)に入る。 大友軍による兵糧攻め11月9日 - 12日 高城川原の戦い通称としていわゆる耳川の戦い」として認知されている合戦島津軍先遣隊小丸川の南の台地上に陣取る島津軍河原之陳との内通画策(後に内通成功。『薩藩旧記雑録』) 11月11日 ゲリラ戦などで松山之陳を焼き討ちにする。 11月12日 島津軍本隊島津義久隊)、根白坂上(陣之内)に到着両軍木城町付近合戦に及び、緒戦島津方の北郷時久北郷久盛討死戦況拮抗しているところを老瀬坂上の陳から島津以久が東から攻撃高城篭城兵も西から攻撃したため、態勢整え為に大友軍は豊後方面撤退開始するその際耳川方面撤退した一部部隊溺死者が発生。これを受けて耳川の戦い」と通称される。 11月12日夜、大友宗麟態勢整え為に志賀本陣から豊後一時撤退(『川上久辰耳川日記』、フロイス日本史』)。 11月14日 縣土持氏島津氏被官(『川上久辰耳川日記』)し、縣は島津領となる。

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「合戦の時系列」を含む「耳川の戦い」の記事については、「耳川の戦い」の概要を参照ください。

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