フレッツ・ISDNとは? わかりやすく解説

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フレッツ‐アイエスディーエヌ【フレッツISDN】

読み方:ふれっつあいえすでぃーえぬ

NTT東日本NTT西日本提供するISDN定額接続サービス

[補説] 平成30年201811月新規加入受け付け終了


フレッツ

(フレッツ・ISDN から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 02:43 UTC 版)

フレッツFLET'S)は、NTT東日本およびNTT西日本のフレッツへのアクセスを提供するサービスである。


  1. ^ a b 回線を共有しているため、通信路の伝送路容量(転送可能なビットレート)と、実際に単位時間あたりに送受信できるデータ量である(実効)スループットとの間には大きな乖離がある。1つの回線は、最大32件のユーザで1.25Gbpsの回線を共有している(GE-PON IEEE 802.3ah)。インターネットの利用については、IPv4では「都道府県」単位で1か所、IPv6では西日本と東日本の単位で1か所(ただしIPv6 IPoEのVNE事業者によっては地域ブロック単位や都道府県単位)あるPOI(Point of interface)と呼ばれるNTTとプロバイダ間の接続点を経由するため、これらのPOIにおける帯域を、同じ地域の同じプロバイダを利用する全ユーザで共有することになる。そのため、伝送路容量が1Gbpsであるために最大通信速度が概ね1Gbpsであるとしているが、同じ回線を共有する他のユーザの使用状況や、同じ地域の同じプロバイダを利用する他のユーザの使用状況など、他のユーザの使用状況によって、実効スループットが大きく左右される。例えば、同一県内で同じプロバイダを利用する1万のユーザが同時に通信すれば、1ユーザあたりの実効通信速度の期待値は1Mbpsとなる。なお、NTTはCM等で1Gbpsが提供可能な実効スループットではないことを注意喚起している(ちなみに、POIやIXにおいて相互接続するゲートウェイ・ルーターの帯域幅は1装置当たり1200Gbps程度であり、フレッツに限らず、そもそも、すべてのユーザが1Gbpsで通信できるだけのインターネットの通信帯域は、存在していない)。
  2. ^ 『ファミリー・ハイスピードタイプ』と『ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼』との差は、実質的にNTTからレンタルされている宅内装置で課している通信速度制限が有効か無効かの違いでしかない。そのため、回線を共有している他のユーザによる通信量が多いために『ファミリー・ハイスピードタイプ』で通信速度が出ていない状況では、『ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼』に変更しても、平均通信速度が向上することはない。瞬間的に回線が空いている状況で通信速度が上がるのみである。これは、NTTが「規格速度がより高速なタイプに変更した場合であっても、お客様の設備状況等により、実効速度が向上しない場合があります」としている理由の一つとなっている。

注釈

  1. ^ 日本電信電話株式会社等に関する法律第2条第3項第1号の区域を定める省令」による47の地域区分名であり、地方自治法上の都道府県とは必ずしも一致しない。
  2. ^ a b なお、フレッツ・ADSLにおいてはPPPoEはユーザー側からDSLAMまで施行され、DSLAMから地域IP網を経てPOIまではPPP over L2TPで通過する。
  3. ^ 北陸地方を除き、電力系事業者の家庭向けFTTHサービスと競合している。
  4. ^ フレッツ・テレビ伝送サービスは、ラストワンマイルのFTTHアクセス回線(GE-PON)にRF搬送波を重畳している。またNTT東西が別途提供する映像通信網サービスを経由する(詳細は非公開)[1]
  5. ^ 収容局(GC局)や端局(EO局)、RT(Remote Terminal)に設置される
  6. ^ なお、小笠原諸島の父島、母島ではFTTHが提供されている。フレッツ・ISDNについては不明。
  7. ^ 2014年2月28日にサービスを終了したダイヤルQ2はかけられなかったが、放送事業者が義捐金募集のために行う番組向けの代替サービスである災害募金サービスはかけられるようになった(ただしビジネスタイプは不可)。
  8. ^ ただし、近年は局給電に非対応の安価な固定電話機が増えている。
  9. ^ 利用者の屋内配線末端からNTT局舎までの経路途中にある電源が必要なNTT機器(例:FTTBにおける集合VDSL装置等)も同様に電源対策が必要となる。
  10. ^ ISDN(INSネット)においては乾電池等による対策も可能であるが(ターミナルアダプタルータの一部にバックアップ用乾電池を装着できるものがある)ひかり電話のIP端末機器の場合、回線終端装置などの消費電力が1アンペア程とISDNより遙かに大きく、乾電池等による対策も困難である(近年、オキシライド乾電池を使った電源バックアップのできるONU一体型ルータ「PR-200NE」も登場した)。

出典

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  2. ^ 光アクセスサービス「フレッツ光」・「コラボ光」が1,200万契約突破”. 東日本電信電話株式会社(2019年8月6日作成). 2020年1月7日閲覧。
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  5. ^ フレッツ光
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  12. ^ 次世代ネットワーク(NGN)商用サービス「フレッツ 光ネクスト」等の提供開始について”. 東日本電信電話株式会社 (2008年3月28日). 2009年8月21日閲覧。
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  27. ^ NTT東西の「フレッツ・ADSL」、新規受付を2016年6月末で終了、部品製造終了のため
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  43. ^ 「フレッツ・ISDN」の提供終了および「フレッツ光」未提供エリアにおける新規申込受付終了について』(プレスリリース)NTT西日本、2023年7月28日https://www.ntt-west.co.jp/news/2307/230728a.html2023年7月31日閲覧 
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  62. ^ 「ひかり電話」のふくそうに伴う基本料金等の取扱いについて - NTT西日本 2006年10月30日
  63. ^ 能登半島沖を震源とした地震による通信サービス等への影響について(第3報) - 2007年3月25日
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  68. ^ 商品CM 光もっと2割「未来からきた寛平ちゃん 篇」
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フレッツ・ISDN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 10:47 UTC 版)

電気通信役務」の記事における「フレッツ・ISDN」の解説

2018年11月30日以ってフレッツ光提供エリアにおいて新規受付終了ISDNサービス終了まで終了する予定となっている。

※この「フレッツ・ISDN」の解説は、「電気通信役務」の解説の一部です。
「フレッツ・ISDN」を含む「電気通信役務」の記事については、「電気通信役務」の概要を参照ください。


フレッツ・ISDN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:41 UTC 版)

フレッツ」の記事における「フレッツ・ISDN」の解説

ISDN網を使用する民生用定額通信サービスとして、2000年平成12年5月11日より「IP接続サービス通称:フレッツ・アイ、flet's ISDN )」の名称で東京03大阪06MAを中心に商用サービス開始した。なお、同年7月18日より諸事情により正式名称を「フレッツ・ISDN(通称:FLET's ISDN)」に変更した(→名称)。いわば「フレッツシリーズの起源にあたる。ISDNデジタル通信モード2020年以降廃止される予定公表されており、フレッツ・ISDNも2018年11月30日以ってフレッツ光提供エリアにおいてフレッツ・ISDNの新規受付終了しISDNサービス終了まで終了する予定となっている。 ISDN1チャンネル(64kbps)を利用して特定用途識別番号「1492」にダイヤルアップ接続行いNTT収容局を介してISP接続するISDN交換機ISM折り返し機能により電話網資源消費しないため定額制が可能となった接続には収容局から地域IP網経由してISPアクセスポイント接続するタイプ1」と、ISP側の負担アクセスポイントから収容局まで専用線敷設するタイプ2」という方式存在したが、後のフレッツ・ADSLおよびフレッツ光ではタイプ1当の地域IP網経由主流となる。通信速度についてはINSネットでの同期接続とは異なベストエフォート方式であり、速度保証されないサービスそのもの1999年11月から「IP接続サービス」の名称で東京都新宿区渋谷区大田区大阪市中央区北区吹田市一部エリア試験提供を開始していたが、「フレッツ・ISDN」としてサービスイン後は対応エリア順次全国拡大しまた、法人向けサービスとしてフレッツ・ISDNにおいてVPN接続先とする「FLET's OFFICEフレッツ・オフィス)」の提供も2000年7月17日より開始した。なお、従量制通信INSネットとは別サービスのため、従前からの利用者契約変更が必要となる。 定額制常時接続民生サービスとしては、専用線接続OCNエコノミー先行提供されていたが、フレッツ・ISDNの料金サービスイン当初タイプ1が4500円(試験サービス時代8000円)・タイプ22500円と低廉価であり、フレッツ・ISDNの接続環境サービスエリア内のISDN回線・対応ターミナルアダプタ)を用意すれば利用できること、OCN以外のISPがフレッツ・アイ用のアクセスポイント開設したことから、2001年1月時点50回線同年8月時点100万回線契約突破することになった。なお、2001年幾度か値下げが行われ、同年12月1日よりタイプ1料金現行の2940円となっている。 スタートダッシュにより急速に普及したものの、IP接続サービス開始時点1999年後半より大都市圏一部においては、既にCATVインターネット東京めたりっく通信などのADSLといった非NTT事業者による民生向けブロードバンドの展開が始まっていた。そして2000年12月26日からはNTTも「フレッツADSL」による民生向けブロードバンド通信参入したことにより、各ブロードバンドサービスエリア拡大した2002年以降料金速度による費用対効果の面で優位性失ったため利用者大幅に減少することになる。 このISDN接続応用したサービスとして、2003年よりドコモPHSモバイルデータ通信定額制サービス@Freed」を提供していた。 現在の利用者層はいわゆる光収容回線であった電話局から距離が長いなどでADSL利用できず、かつ他の手段(FTTHCATV等)も提供されていない地域町村離島など)に在住している場合や、その他の理由電話機接続のためISDNが必要、光ファイバー引き込めないが通信安定性必要なためADSL利用できない、など)があるユーザ限られつつある(ISDN#日本での歴史と現状参照)。 日本全国全ての市町村)で提供されているわけではなくNTT西日本管轄一部NTT東日本管轄離島一部、特に和歌山県山間部小笠原諸島などでは当初は国や自治体情報格差対策施行されるまでなかなか提供されなかった。モバイルデータ通信定額制などその他の定額制接続の手段が無い限りにおいてはいずれの常時定額接続手段存在しない地域存在する。(情報格差参照)。 また、サービス基盤となるISDN自体全国遍くカバーされているわけではなく収容局から加入敷地までの線路長が8 - 10km超えるような場合にはISDN回線すらも提供がほぼ不可能であり上記同様な問題起きる。

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「フレッツ・ISDN」を含む「フレッツ」の記事については、「フレッツ」の概要を参照ください。

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