スループット
スループット
スループットとは、コンピュータシステムの性能を量的に図る指標の一つで、時間当たりの業務処理量を指す指標のことである。
スループットでは、単純にCPUの処理能力だけではなく、コンピュータに関連する部品やソフトなどを含めた上で、コンピュータ全体としての処理能力を指す。
また、コンピュータとコンピュータにおけるアプリケーションソフト同士の実際の通信速度の意味でスループットという言葉が用いられることもある。
スループット
【英】:throughput
スループットとは, 売上げ高から資材費を引いたものであり, 製品の販売によって企業に入る資金である. TOC (theory of constraints) によれば企業の目的は利益の最大化であり, そのためにはスループットを増大させ, 在庫や設備費等の総投資を低減し, 固定費を減少させなければならない. なかでもスループットの増大には上限がないためTOCでは最も重要視され, まずスループットの増大を目指した改善が図られる.
待ち行列の応用: | サービス品質 ジャクソンネットワーク ジャクソンネットワーク スループット トラヒック ネットワーク状態分布の正規化定数 ポーリングモデル |
生産・在庫・ロジスティクス: | ウェーバー問題 クラーク・ライト法 サイクリックスケジューリング スループット タイムバケット トラック配送問題 プル方式 |
スループット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 14:12 UTC 版)
スループット(英: throughput)は、一般に単位時間当たりの処理能力やデータ転送量のこと。特に以下の用例が挙げられる。
注釈
- ^ これに対し、UDPではトランスポート層レベルでは帯域遅延積の影響は受けにくい。ただし、より上位層でフロー、輻輳制御が必要となる。
- ^ ここでは、ISP基幹ネットワークで使用するものから、ブロードバンドルーターまでの、ルーター全般のこと
- ^ 伝送路容量が低い領域(数Mbps程度)ではRWIN、RTTともさほど問題にならなかったが、FTTHなどの伝送路容量が数十Mbps〜の高速な回線が普及すると、受信側の不十分なRWINや、RTTの大きさが測定結果に大きな影響を及ぼすようになっている。
- ^ a b スピードテストサイトによって「マルチセッション」「同時接続数」などと表現される事がある。
- ^ さらに、出口ネットワークの帯域幅がデータグラムのストリーム帯域幅より狭い場合はパケット廃棄が生じる。
脚注
- ^ Theoretical Throughput/Delay Analysis for Variable Packet Length in the 802.11 MAC Protocol | SpringerLink
- ^ Theoretical maximum throughput of IEEE 802.11e EDCA mechanism | IEEE Conference Publication | IEEE Xplore
- ^ スループット(throughput)とは - IT用語辞典 e-Words
- ^ JISC6960 2012, 3.4.7節.
- ^ a b Comer, D. E. (2008). Computer Networks and Internets 5th Edition
- ^ “ファイル転送や仮想デスクトップなどの通信性能をソフトウェアだけで改善する新データ転送方式を開発 : 富士通”. 富士通 2018年10月23日閲覧。
- ^ “ネットワーク遅延対策技術”. Think IT(シンクイット) 2018年10月23日閲覧。
- ^ a b Nelson, M. (2006). "The Hutter Prize".
- ^ “Recommended TCP/IP settings for WAN links with a MTU size of less than 576”. support.microsoft.com. 2018年10月23日閲覧。
- ^ a b 電子情報通信学会(2011) 参考文献
- ^ a b 磯部(2015)
- ^ 11ac 製品実測資料 2011年
- ^ “802.11ac アクセスポイントの性能を徹底比較! - Technical Direct”. Technical Direct. (2014年7月22日) 2018-10-23-JP閲覧。
- ^ “【連載】第366回:下り最大200Mbpsの実力は? NTT東日本の「フレッツ 光ネクスト」ハイスピードタイプを試す”. BB Watch (株式会社インプレス). (2009年11月10日) 2018年10月23日閲覧。
- 1 スループットとは
- 2 スループットの概要
- 3 参考文献
スループット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 23:26 UTC 版)
単位時間当たりの読み書きの速度。ビット毎秒も使うことがあるが、通常はメガバイト毎秒などの単位を使う。レイテンシと同様、読み取りと書き込みで異なる場合もある。また、逐次的なアクセスの方がランダムなアクセスよりスループットが高くなる。
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