ナンバリングのルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 14:41 UTC 版)
「高速道路ナンバリング」の記事における「ナンバリングのルール」の解説
ナンバリングの対象は高速自動車国道などで構成される「高規格幹線道路」と、地域高規格道路などの「高規格幹線道路などを補完し地域の道路ネットワークを担う道路」、「高規格幹線道路から主要な空港・港湾、観光地へのアクセス道路となる路線」に加えて、首都圏と名古屋圏の環状道路も含まれる。都市高速道路(首都高速や阪神高速など)には既にナンバリングが実施されているため、対象にはならない。 基本的な付番方法は以下の例に基づくが、例外もある。また同じ路線でも区間ごとに番号が異なったり、逆に複数の路線へ同じ番号が割り当てられている場合もある。 ナンバリング高速道路解説.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E1 東名高速道路名神高速道路 高速道路を表すExpresswayの頭文字からとって「E」をつける。また、国道1号と概ね並行する路線のため「E1」。 E1A 新東名高速道路伊勢湾岸自動車道新名神高速道路 「E1」の東名・名神と並行するため、「A」を最後につけてグループ化して「E1A」。 E2A 中国自動車道関門橋 中国自動車道は中国地方の中央を縦貫する道路で本来は国道2号と並行する道路ではないが、後から整備された「E2」の山陽自動車道の並行道路とみなし「E2A」。 E3A 南九州自動車道 南九州自動車道は国道3号に全線が並行しているが、「E3」は先行して整備された九州自動車道に付番しグループ化。後から整備された南九州道に「E3A」。 E5 北海道縦貫自動車道(道央自動車道など) 北海道縦貫自動車道は北海道全体に通る道路で道の骨格構造を表す道路のため、国道5号からとってまとめて「E5」。(並行する1・2桁国道: 5号・37号・36号・12号・40号) E41 東海北陸自動車道(能越自動車道) 1・2桁国道に概ね方向が一致している路線は、その国道番号で付番する。東海北陸道の場合国道41号と一致している為「E41」。 E14 京葉道路館山自動車道富津館山道路 並行する国道が3桁番号だったり、並行する国道の国道番号を他の路線に付番する時に隣接して2桁国道がある場合は、その国道番号を活用。(京葉道路、館山自動車道、富津館山道路に並行する国道: 14号・16号・127号) E70 伊豆縦貫自動車道 使用できる国道番号がない場合や、その他の高規格幹線道路には国道に使われていない59-78を自治体コードに基づき付番。 E88 京滋バイパス 高規格幹線道路以外へのナンバリングは国道に使われていない80-98を自治体コードに基づき付番。 C4 首都圏中央連絡自動車道 首都圏・名古屋圏の環状道路は円(=環状)を意味する「Circle」からとって「C」を頭につける。既存の都市高速道路の路線番号との兼ね合いも考えて付番。 CA 東京湾アクアラインアクア連絡道 東京湾アクアラインは環状道路としての性質も持つため、特例で「CA」を付番。 (出典:) また、国土交通省が、読み方の違いなどによる混乱を避けるために読み方のガイドラインを制定している。「E1」の場合、日本語で「いーいち」、英語で「イーワン」や、「E56」の場合「いーごじゅうろく」「イーフィフティシックス」であることなどが決められている。
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