東海北陸自動車道とは?

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 路線 > 道路 > 日本の高速道路 > 東海北陸自動車道の意味・解説 

東海北陸自動車道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/16 08:37 UTC 版)

東海北陸自動車道(とうかいほくりくじどうしゃどう、TOKAI-HOKURIKU EXPRESSWAY)は、起点の愛知県一宮市から岐阜県経由して富山県砺波市へ至る、中部地方東海地方北陸地方)を横断する高速道路高速自動車国道)である。通称東海北陸道(とうかいほくりくどう、TOKAI-HOKURIKU EXPWY)。




[ヘルプ]

注釈

  1. ^ 岐阜市と各務原市の市境に沿って通過しているため、〈各務原市 - 岐阜市 - 各務原市 - 岐阜市 - 各務原市 - 岐阜市 - 各務原市 - 岐阜市 - 関市 - 岐阜市〉となる。
  2. ^ 松ノ木峠に近い軽岡トンネルは高速道路トンネルの最高標高1,050mである。
  3. ^ 飛騨トンネル(荘川IC - 白川郷IC)は国道156号、袴腰トンネルは国道156号・国道304号で迂回可能だが、後者の場合は高さ3.5m以上の車両が通過できないトンネルがあるため、飛騨清見ICから中部縦貫自動車道・国道41号経由で富山ICへ抜ける方法もある。
  4. ^ 上り線ではスノーシェルターが繋いでおり、雛成トンネルとして1本のトンネルとなっている。
  5. ^ 後に建設省の道路局長を務めた山根孟によれば、この当時中部経済連合会に講師として呼ばれた際に東海地方と北陸地方を結ぶ高速道路の構想を打ち明けたところ、当時連合会の顧問を務めていた田淵寿郎が乗り気になったという。北陸地方との連携を目指す連合会では1961年4月に中部地域の主要都市を結ぶ連絡道路の計画を公表して「 - 白鳥 - 伏木富山港」ルートを提案したほか、1963年3月には実際に北陸へ視察に訪れている[20]
  6. ^ 沿線となる岐阜愛知富山のほか、三重石川福井の3県と名古屋市
  7. ^ 国道156号国道304号の2路線の事。
  8. ^ 結果的にはこの判断により籾糠山の直下ルートを余儀なくされ、世紀の難工事となる飛騨トンネル建設に繋がる事となった。
  9. ^ 2008年の全線開通時点。全線が4車線化された際には更に増える事となる。
  10. ^ 当時の小泉首相は聖域なき構造改革の一環として日本道路公団民営化や公共事業削減を進めており、公団関係者はその場で事業中止が言い渡されるのではないかと肝を冷やしていたという[33]。しかし、8月27日に現地視察に訪れた小泉首相は「早く開通する事を期待している」「私も元気をもらった」と作業員を激励し、“道”と書いた直筆のサインを残している[34]
  11. ^ 先進坑着工から本坑貫通まで実に10年近い期間を要したものの飛騨トンネルは死亡事故0を達成しており、同様に難工事として知られ多くの死者を出した関越トンネル黒部ダム青函トンネルと比べて特筆される。
  12. ^ 同様に先の国幹会議で4車線化が決定していた上信越道館山道長崎道阪和道高松道も一斉に事業凍結された。
  13. ^ 2009年(平成21年)10月13日に開かれた国土交通省政策会議の初会合で馬淵澄夫国土交通副大臣(当時)らは「既に決定された整備計画を覆すものではなく、整備手法や整備主体などを再検討する必要がある。また4車線化事業は、4車線化によらない交通対策の検討も求めており4車線化事業自体を凍結するということではない。」と説明した。また、4車線化事業を担当するNEXCO中日本は事業が凍結された後も、設計・測量などの事前調査業務(計4件、約4,100万円)を発注していた。中日本高速道路は政府の方針に従わなかったとして、国土交通大臣より文書での厳重注意を受けた。
  14. ^ 4車線化再開には、小沢一郎幹事長の強い意向が働いたとメディアで報じられている[46]
  15. ^ ゴールデンウィークお盆帰省ラッシュ時には高鷲トンネル付近を先頭に40-50kmの渋滞が発生することもある。

出典

  1. ^ a b “県民の心結ぶ新大動脈 東海北陸道が全線開通”. 中日新聞 (中日新聞社). (2008年7月6日)
  2. ^ 北日本新聞社 富山のニュース東海北陸道、全線開通 富山-一宮IC間、3時間切る
  3. ^ 高速道路トリビア”. E-NEXCO. 2016年1月20日閲覧。
  4. ^ 小矢部砺波JCTは砺波市と小矢部市の市境にあり、北陸自動車道金沢方面ランプは小矢部市。
  5. ^ a b “悲願の道路”完成へ一歩 濃飛横断道、金山下呂トンネル貫通 (岐阜県下呂市)”. 中日新聞社. 2011年4月18日閲覧。
  6. ^ 地方建設専門紙の会東海北陸自動車道「西尾張IC」を追加へ 設置に向け調査、検討を
  7. ^ [1] (PDF)
  8. ^ 佐藤健太郎 2014, pp. 140-141、真上に跨道橋が架かっており、標高日本一の標識が掲げてある。
  9. ^ a b c 景観と調和したトラス橋 (PDF)”. 虹橋 No.70. 日本橋梁協会. pp. 28-29 (2006年1月). 2013年2月22日閲覧。
  10. ^ a b c d 椿原橋 (PDF)”. PC設計NEWS No.39. 三井住友建設. 2013年2月22日閲覧。
  11. ^ 上部構造のコスト縮減への取り組み (PDF)”. 国土交通省近畿地方整備局. p. 11. 2013年2月22日閲覧。
  12. ^ 椿原橋”. 宮地エンジニアリング. 2013年2月22日閲覧。
  13. ^ 白川郷・五箇山の合掌造り集落”. 世界遺産オンライン. 文化庁. 2013年2月22日閲覧。
  14. ^ 上平村ふるさとメール7号”. 北日本新聞 (2002年8月8日). 2013年2月22日閲覧。
  15. ^ a b 図夢in中部 vol.22 (PDF)”. 建設コンサルタンツ協会中部支部 (2008年9月2日). 2013年2月4日閲覧。
  16. ^ 国土交通省 報道発表資料:高速道路へのスマートインターチェンジの追加設置について
  17. ^ 中日本高速道路のポスターを参照。
  18. ^ 北陸道高岡砺波・東海北陸道南砺スマートIC 3月1日に開通 北日本新聞 2015年1月17日2面
  19. ^ a b c d e f g h i 富山県土木部 (2008年6月). “東海北陸自動車道 全線開通への期待(その1) -全線開通までの歩み-”. とやま経済月報2008年6月号 (富山県経営管理部). http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2008jun/tokushu/index1.html 
  20. ^ a b c d e f “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -大動脈構想が“産声” 1963年にルート案-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年10月27日) 
  21. ^ a b c d e f g h i j 岐阜県県土整備部 (2008年). “特集 -東海北陸自動車道の全線開通によせて-”. 図夢in中部(ズームinチュウブ)2008年vol.22 (一般社団法人建設コンサルタンツ協会中部支部). http://www.ccainet.org/zoom/tokusyu/Vol22/ 
  22. ^ a b c d “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -建設法成立 国会通い根回し奔走-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年10月28日) 
  23. ^ a b c d “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -まず生活道路を 山間部3村長が陳情-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年10月30日) 
  24. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -日本横断運河構想 もう⼀つの巨大計画-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年10月29日) 
  25. ^ a b “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -用地買収 価格、ルート交渉難航-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年10月31日) 
  26. ^ a b c “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -幻の御母衣ルート 中部縦貫道絡み変更-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月3日) 
  27. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -インターチェンジ開設 大和町、交流人口10倍-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月1日) 
  28. ^ a b c d e f “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -日本一高い橋脚 118メートル、谷にそびえ立つ-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月8日) 
  29. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第1部「期待」 -大動脈、ヤマ越えた飛騨トンネル貫通・・・地盤、湧水と闘い-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年6月4日) 
  30. ^ a b c d “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -飛騨トンネル(上)軟弱地盤、大量の湧水-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月4日) 
  31. ^ a b “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -飛騨トンネル(下)本坑掘削、TBM威力-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月6日) 
  32. ^ a b 中日本高速道路(株)中部地区清見工事事務所 (2008年). “最後の難関・飛騨トンネルの19年度開通へ全力 -現職の小泉首相が工事現場を視察-”. 建設グラフ2005年12月号 (自治タイムス社). http://www.jiti.co.jp/graph/int/0512terada/0512terada.htm 
  33. ^ a b c “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -総事業費1.2兆円 飛騨トンネル、工費増-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月9日) 
  34. ^ “開通・建設 -東海北陸自動車道「飛騨トンネル」について-”. NEXCO西日本公式ホームページ (西日本高速道路). http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_old/index.php?id=1329 
  35. ^ 貫通後も飛騨トンネル坑内の壁面が膨張、東海北陸自動車道の開通を延期 - nikkei BPnet2007年11月6日付
  36. ^ “東海北陸自動車道(飛騨清見IC~白川郷IC間)開通から2月までの交通状況と開通の効果”. NEXCO西日本公式ホームページ (西日本高速道路). (2009年3月18日). http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_old/index.php?id=1329 
  37. ^ “東海北陸自動車道の概要”. 岐阜県庁公式ホームページ (岐阜県). http://www.pref.gifu.lg.jp/kendo/michi-kawa-sabo/kosoku/project/project_gaiyou2.html 
  38. ^ “ロシア輸出が急回復 伏木富山港”. 北國新聞 (北國新聞社). (2012年2月14日) 
  39. ^ 富山県商工労働部 (2012年9月). “伏木富山港 -環日本海物流ゴールデンルート構想-”. とやま経済月報2012年9月号 (富山県経営管理部). http://www.pref.toyama.jp/sections/1015/ecm/back/2012sep/tokushu/index2.html 
  40. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第4部「産業」 -日本海ルート 広がる物流の選択肢-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2008年4月19日) 
  41. ^ “石見銀山遺跡 世界遺産への課題 -景観破壊悩む岐阜・白川郷-”. 山陰中央新報 (山陰中央新報社). (2006年9月12日) 
  42. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第3部「観光」 -白川郷に車の波 景観保全へ対策必要-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2008年2月7日) 
  43. ^ “合掌集落は大渋滞...高速道開通で観光客激増 岐阜・白川”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2008年11月26日) 
  44. ^ “白鳥IC-飛騨清見JCT4車線化、年度内に着手”. 岐阜新聞 (岐阜新聞 社). (2009年4月27日) 
  45. ^ “白鳥-飛騨清見の4車線化凍結 東海北陸道”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2009年10月8日) 
  46. ^ “【道路を問う】第6部 参院選を前に<4> 巨額財源『維持でいい』”. 東京新聞 (中日新聞東京本社). (2010年6月22日) 
  47. ^ a b “高鷲トンネル安全祈願 東海北陸道4車線化工事”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2014年7月11日) 
  48. ^ “白鳥-飛騨清見の4車線化凍結 東海北陸道”. 中日新聞 (中日新聞社). (2012年4月20日) 
  49. ^ “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -圧迫される道路予算 周辺道路の整備急ぐ-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月10日) 
  50. ^ “高速トンネル内で非常駐車帯に衝突、1人死亡”. 読売新聞 (読売新聞社). (2004-02-044) 
  51. ^ “正面衝突1人死亡6人重軽傷 飛騨市の東海北陸道トンネル”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2012年2月22日) 
  52. ^ “城端トンネルで16人死傷 東海北陸道でバスとバイク衝突”. 北日本新聞 (北日本新聞社). (2014年7月25日) 
  53. ^ 経営計画2012 チャレンジV -道を通じて感動を 人へ、世界へ- 2.高速道路事業施策-中日本高速道路、2012年05月10日
  54. ^ “県内4車線化は道険し 東海北陸道、一部拡幅再開”. 北日本新聞 (北日本新聞社). (2012年5月1日) 
  55. ^ a b “高志の国から、徒然日記 -東海北陸自動車道の全線4車線化に向けた検討会の初会合が6月8日に開催されました。-”. 富山県知事 石井たかかずブログ (富山県). (2014年6月17日) 
  56. ^ “付加車線設置の検証路線の選定について ~高速道路の暫定2車線区間のサービス向上~”. 国土交通省公式ページ (国土交通省). (2016年6月7日). http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000696.html 
  57. ^ 東海北陸自動車道 飛騨清見IC〜白川郷ICが2008年7月5日に開通します -一宮JCTと小矢部砺波JCT間が着工以来36年経て全線開通 - 期間限定『東海北陸道全線開通記念割引』を実施-[リンク切れ] - 中日本高速道路、2008年4月16日
  58. ^ 東海北陸自動車道全線開通記念割引を延長します -開通記念割引を年末まで延長-[リンク切れ] - 中日本高速道路、2008年10月22日
  59. ^ 東海北陸自動車道全線開通記念割引を継続します -2009年3月31日まで引き続き実施-[リンク切れ] - 中日本高速道路、2008年12月18日
  60. ^ 東海北陸道全線開通記念割引の終了について[リンク切れ] - 中日本高速道路


「東海北陸自動車道」の続きの解説一覧





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「東海北陸自動車道」の関連用語

東海北陸自動車道のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

下ノ段の棚田

コリドラス・カウディマクラートゥス

アーリー&コーラ ハーフロック

ダブルスープ

女木島海水浴場

メタリフェルホソアカクワガタ

伊藤 庸二

テ-ルコート





東海北陸自動車道のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東海北陸自動車道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2016 Weblio RSS