デウス・エクス・マキナ・インダストリー(DEM社)
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「デート・ア・ライブ」の記事における「デウス・エクス・マキナ・インダストリー(DEM社)」の解説
アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット 声 - 置鮎龍太郎 DEM社業務執行取締役(マネージング・ディレクター)。DEM社の実質的なトップで、各国の上層部に顔が利く。エレンやウッドマンからは「アイク」の愛称で呼ばれる。30代の男性に見える外見を持つが、確認される限りでは数十年以上前から外見が変わっておらず、DEM社の取締役たちの中では若手として扱われる壮年の者たちを差し置いた古参格であることと、顕現装置は使いようによっては代謝操作で若い体を維持できることから、外見通りの年齢ではなく、年季が入っていることをうかがわせる。ただし、彼当人は手術を施していないため、顕現装置を直接扱うことはできない。 人を傷つけたり殺すことをなんとも思わず平然と立案し、倫理観が全く無い冷徹かつ異質な人物で、マードックやエドガーのように自分に対して反抗する者を実力主義者の面として好ましく思っている。対峙した者から見ると、同じ人間とは思えない人間の形をしただけの思考形態が完全に異なる異質な生物という印象を持つ。 エレン・ミラ・メイザース 声 - 伊藤静 DEM社の表沙汰にできない裏の部隊である第二執行部部長にして、世界最強の魔術師。事実上のDEM社のナンバー2でコードサインはアデプタス1。ノルディックブロンドの長髪が特徴の美女。CR-ユニット〈ペンドラゴン〉を纏う。魔術師達の間では『悠久のメイザース』の通称で呼ばれる。口調や物腰は丁寧だが、自らの実力に傲岸なる絶対の自信を持つ。 ジェームズ・A・パディントン 声 - 中西としはる DEM第二執行部の大佐相当官にして空中艦〈アルバテル〉の艦長。元イギリス海軍大佐。エレンの部下であるが、当人は親子ほども歳の離れたエレンに従うことを快く思っていない。 ジェシカ・ベイリー 声 - 甲斐田裕子 DEMの第三戦闘分隊の隊長。コードサインはアデプタス3。20代半ばの赤髪の外人女性。日本語に慣れていないのか、独特のイントネーションの会話(会話文中に頻繁にカタカナが混ざっている)が特徴。 燎子、折紙を初めとした天宮駐屯地のAST隊員を「役立たず」と見下しており、部下ともども露骨な態度を取っている上、他人が気に入らない言動を取るとすぐに手が出る。また、ウェストコットに心酔しており、彼の命令とあらば一般人に対する無差別攻撃も厭わないなど、傲慢かつ高飛車で非情な性格。同時に、自分より年下でありながら実力・階級共に格上の真那に激しい嫉妬心を抱いている。 アンドリュー 声 - 子安武人 DEM社の第一社屋の十香を監禁していた部屋を護衛していた筋肉質の男性の魔術師。巨大なガトリング砲を持っていたが士道と美九の口喧嘩の真っ最中だったために邪魔とばかりに一蹴された。原作版ではフルネームはやたらと長かったらしく、名乗りを上げている途中で一蹴された。アニメ版では名前が短縮され、アンドリュー・カーシーとなっている。 ロジャー・マードック 声 - 広瀬竜一 DEMの取締役の一人。ウェストコットを業務執行取締役から解任しようとしたが、物理的暴力で封じられた。 ラッセル 声 - 山中誠也 DEMの取締役の一人で、取締役会の議長(チェアマン)。ウェストコットの解任決議が行われた際に採決を行ったが、右腕を切り落とされたマードックたちを見て「決議は否決された」と平然と発言するなど、ウェストコット寄りの姿勢を見せた。 シンプソン 声 - 坂東尚樹 DEMの取締役の一人で、ウェストコットの解任決議で賛成して手を挙げたことでエレンに腕を切り落とされた一人でもある。 ノックス、バートン 二亜を移送する任務を負っていた輸送機の操縦士と副操縦士。 クロウリー DEM社の正規の戦闘部隊である第一執行部のトップの人物。 ミネルヴァ・リデル 『ストライク』に登場。色黒の女性。元SSSのナンバー2であり、現在はDEM社の第一執行部所属。コールサインはセオリカス12。SSS時代、ナンバー1であるアルテミシアと魔術師の存在意義を巡り争った際に左目を斬られて以来、彼女へと芽生えた「愛」と称する執着を糧に昇り詰めた。 エドガー・F・キャロル 『ストライク』に登場。DEM社専務取締役(エグゼクティブ・ディレクター)。 〈アシュクロフト〉の開発者であり、〈アシュクロフト〉の成果でウェストコットから社長の座を奪おうとしていたが、ウェストコットに対して命乞いをしたためにエレンによって首を落とされ死亡した。 アルテミシア・ベル・アシュクロフト 声 - 松井恵理子 ウェストコットからエレン・真那に並んで世界最高峰の魔術師の一人として名を挙げられる女性。18歳。 SSSの隊員ではみ出し者だったアシュリーたちと仲良くしており、人々が平和に暮らせる世界をつくるための更なる力を求めてDEM社の元に向かうが、脳内情報をすべて奪われ、〈アシュクロフト〉シリーズのコアとされ、本人は脳死状態となってしまう。彼女を元に戻すには、〈アシュクロフト〉シリーズ5つ全ての情報をフィードバックさせるしかないとされる。 或守 鞠奈(あるす まりな) 声 - 三森すずこ ゲーム『或守インストール』のオリジナルキャラクター。鞠亜とは異なるもう一人の或守。自らを或守であり、或守でないものと語る。鞠亜とは対照的に、黒鉄の髪に金の瞳、逆十字が象られ黒を基調としたバグを起こしているような修道服を纏っている。戦闘時には瞳孔が黒に染まり、黒髪の一部が金色に染まり、全身にコードが絡まりコードで編まれた翼を広げバグが肉体にまで進行したような霊装をまとう。鞠亜と異なり、士道と会った時から感情が豊かではあるが何の気もなしにデータ上の仮想存在とはいえ人をあっさりと消すような危険な一面を持つ。
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