【チョールヌイ・オリョール】(ちょーるぬい・おりょーる)
ロシア連邦が開発した試作主力戦車。
名称はロシア語で「カザノワシ」の意味。また、「ブラックイーグル(Black Eagle)」とも呼ばれることもある。
国営公社オムスク戦車工場が開発を担当していた。
1997年から「オブイェクト640(第640号計画)」の名称で開発が始まり、1999年に試作車がシベリアで行われた展示会に出典されたが、2002年にオムスク戦車工場が倒産したため開発は中止になっている。
車体はT-80Uをベースに車輪を7輪式に変更したものを使用しており、砲塔は大型の砲塔バスル(後部張り出し)を有するものを搭載している。
主砲は2A46M 125mm滑腔砲を搭載、新型の自動装填装置や照準システムなどを搭載した。
また、防禦装置には「シュトーラ2」及び「ドロースト(ツグミ)」アクティヴ防禦システムを装備し、装甲には「カークトゥス(サボテン)」と呼ばれる爆発反応装甲と複合装甲を兼ねた特殊装甲を装備している。
スペックデータ
チョールヌイ・オリョール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/11 14:11 UTC 版)
チョールヌイ・オリョール(英:Chyornyh Oryol, 露:Чёрный орёл)は、ロシア連邦で開発された主力戦車である。名称はロシア語で"黒い鷲"の意で、「カザノワシ」のことである。対外的にブラック・イーグル(英:Black Eagle)という英名も使用される。
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- 1 チョールヌイ・オリョールとは
- 2 チョールヌイ・オリョールの概要
- 3 関連項目
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