オイラーの多面体定理とは? わかりやすく解説

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オイラー‐の‐ためんたいていり【オイラーの多面体定理】

読み方:おいらーのためんたいていり

多面体での性質として、面の数をf頂点の数をv辺の数eとするとき、fve=2という関係式成立するという定理


オイラーの多面体定理

すべての多面体において、


頂点の数)-(辺の数)+(面の数)=2


という関係が成り立つ。

これを「オイラーの多面体定理」という。

例(直方体の場合)

[数式]

頂点の数:8   辺の数12   面の数:6


頂点の数)- (辺の数)+ (面の数)

= 8 - 12 + 6 = 2

参考

オイラーの多面体定理(オイラーの多面体公式)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:06 UTC 版)

多面体」の記事における「オイラーの多面体定理(オイラー多面体公式)」の解説

穴の開いていない多面体、すなわち球面位相同型多面体については、頂点、辺、面の数について (頂点の数) + (面の数) - (辺の数) = 2 が成り立つ。これをオイラーの多面体定理(オイラー多面体公式)という。 この定理は、実際に多面体として成り立つような形状とどまらず頂点と辺から成るような任意のグラフ」について扱うグラフ理論による定理である。たとえば穿孔多面体のような貫通した孔を g 個持つ多面体では次式(オイラー・ポアンカレの多面体公式)となる。 (頂点の数) + (面の数) - (辺の数) = 2(1-g) 「オイラー標数」も参照

※この「オイラーの多面体定理(オイラーの多面体公式)」の解説は、「多面体」の解説の一部です。
「オイラーの多面体定理(オイラーの多面体公式)」を含む「多面体」の記事については、「多面体」の概要を参照ください。

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