ねた

デジタル大辞泉

ねた

《「たね（種）」を逆さ読みにした語。「ネタ」と書くことが多い》

１ 新聞記事・文章などの材料や、取り上げる話題。「小説の—」

２ 証拠。「—があがる」

３ 奇術などの仕掛け。「—を明かす」

４ 演芸で上演する作品。また、その内容。芸の種類についてもいう。「落語の定番—」「歌—」

５ 人をかつぐための、真実めかした作り話。悪意のある嘘ではなく、相手を笑わせたり軽くからかったりする程度である場合をいう。「彼の失敗談は—だろう」

６ 料理などの原料。また、材料。「すしの—」

ねた【^▽妬／^▽嫉】

読み方：ねた

《形容詞「ねた（妬）し」の語幹から》ねたましいこと。また、恨みに思うこと。根にもつこと。

「宵に悪口(あくこう)せられしその—に、わざと口を裂かるるとぞ」〈曽我・九〉

日本語活用形辞書

寝た

読み方：ねた

ナ行下一段活用の動詞「寝る」の連用形である「寝」に、過去・完了・存続・確認の助動詞「た」が付いた形。

終止形

寝る  » 「寝る」の意味を調べる

用例

寝た子を起こす、牛の寝た程

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隠語大辞典

ねた

1. 種ノ意－贋造通貨。〔第七類　雑纂〕
2. 種の逆語にして贋造通貨のことをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪語

ねた

1. 飯－一般食物。〔第六類　器具食物〕
2. 飯のこと。又は一般食物のことをいふ。「ままのたね」の「たね」を取つて、逆さまにいつたものである。〔犯罪語〕

分類 犯罪語

ねた

1. 一般品物。〔第七類　雑纂〕
2. 品物、材料の意にてテキヤ其他の社会に広く使はれる種の逆語。〔犯罪語〕
3. 材料、種。
4. 品。材料、原料、商品。
5. 材料、品物。〔テ〕〔不〕
6. 〔的・犯〕種の逆語。材料、素、元、商品、犯跡などのこと。「ネタ枯れ」は商品の払底のこと。「ネタ明し」は種明しといふこと。「ネタモト」は問屋のこと、又は資本の意。「ネタバレ」は犯罪行為などの発覚したことを云ふ。「種本」「歌本」にも云ふ。
7. 材料、商品、種。
8. 種（たね）の転倒語、材料の意味から商品の意味に使用される。
9. 品物、材料の意にてテキヤ其他の社会に用ゆ。種の逆。
10. 商品。
11. 商品。札幌、多治見　不良仲間。
12. 品物材料。甲府　不良青少年仲間。
13. 材料。

分類 テキヤ／不良少年、ルンペン／大阪、不良仲間、不良青少年仲間、犯罪、犯罪語、的屋、的／犯、露店商、香具師

ねた

1. 捜査上証拠。前橋。

ねた

1. 良い場所。大口　不良仲間。

分類 不良仲間

ねた

1. 露われた。帯広　香具師又不良仲間。

分類 香具師、不良仲間

ねた

1. 道具。弘前　的屋仲間。

分類 的屋仲間

ねた

1. 資本。油木　不良仲間。

分類 不良仲間

ねた

1. 歌本。

分類 不良少年

ネタ

読み方：ねた

1. 小銭ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・熊本県〕

分類 熊本県

ネタ

読み方：ねた

1. 特種とか材料（記事）とかいふ意、犯罪のたね、「おい白状しろよ、もうネタが上つてるんだ」などと。

種

読み方：ねた

1. 〔隠〕種（たね）の逆。①品物、材料の意。②新聞の特種。
2. 種の逆語で飯のことをいふ。又的屋などは資本や商品などのことをいふ。
3. 品物。商品。詐欺行為の種。「種」の音転。或は食物。贋造通貨を云ふ。
4. 種の意で、材料、商品、金銭等の意を含む。
5. 種の逆語、⑴品物材料の意。⑵新聞の特種のこと。
6. 商品、品物、材料、道具、証拠、資本。〔香具師・不良〕
7. 材料、品物、食事、贋造通貨。〔一般犯罪〕
8. 品物、商品材料のこと。種の音転。
9. ①商品、資本、材料（又は道具）、証拠　元、原になるものの総称で「種」の反転語。〔香〕〔不〕　②チクロパン。右同（※⑴参照）。〔覚〕

分類 商人、犯罪、犯罪者／露天商人、犯罪語、香具師／不良、香／不／覚／犯罪

種

読み方：ねた

1. 講談、落語、浪曲、漫才などの種本。〔芸能（寄席・落語）〕
2. 〔用語〕講談、落語、浪曲、漫才等の題本。
3. 材料と云う種を洒落たもので、落語、漫才、浪曲、講談の演題や奇術の材料。

分類 寄席、寄席／落語、芸能

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JMnedict

根田

姓	読み方
根田	ねた

ウィキペディア

ネタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/19 01:36 UTC 版)

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ネタ、ねた

• 「タネ」の倒語。
  • 文材。
  • 人に笑いを起こさせる事物・行動・要素。
  • ガセネタの略。真実ではない、悪ふざけの言動。いかにも真実であるかのように語られる。即興的なものも含む。
  • 作品（小説、ゲームなど）の内容のうちの重要な部分。ネタバレを参照。
  • 手品などのトリック。
  • 寿司用語の一つ。酢飯や海苔、カンピョウ等を除く寿司の食材のこと。
  • 犯罪などの証拠。
  • シンナー、覚醒剤等のブツの隠語。
• 人名
  • ネタ・スヌーク - 女性操縦士。

関連項目

• ネッタ (曖昧さ回避)
• 「ネタ」で始まるページの一覧
• タイトルに「ネタ」を含むページの一覧
• Wikipedia:索引 ね#ねた

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Weblio日本語例文用例辞書

「ねた」の例文・使い方・用例・文例

• 私は彼女に名前を尋ねた
• ガイドさんにその町の歴史について尋ねた
• 「お楽しみいただけましたか」と主催者は尋ねた
• 昔の先生の安否を尋ねたが，先生は亡くなっていた
• 政府は国家予算収支の均衡をはかり損ねた
• 彼女は私が日本に来てどのくらいになるのかと尋ねた
• だれも君の成功をねたんだりしない
• その男の子はソファーの上で跳んだりはねたりした
• いいねたになる
• 私はその人に同じテーブルに腰掛けてもいいですかとたずねた
• ねたみは心の安らぎを損ねる
• 彼に市役所までの行き方を尋ねた
• 彼の本は5版を重ねた
• 彼らはその問題について議論を重ねたが，行き詰まってしまった
• ねたみ深い人
• うらやんで，ねたんで
• 私が尋ねた人はみな太郎は会議に来ないだろうと言った
• 私は思いつくことすべてを先生に尋ねた
• 初めて彼の事務所を訪ねた
• 私が彼を訪ねたとき，彼はたまたま出かけていていなかった