Bunkamura 概要

Bunkamura

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 05:22 UTC 版)

概要

株式会社東急文化村
TOKYU BUNKAMURA, INC.
種類 株式会社
本社所在地 日本
150-8507
東京都渋谷区道玄坂二丁目24番1号
設立 1989年
業種 サービス業
法人番号 1011001025950
代表者 西村友伸(代表取締役副会長兼社長)
資本金 1億円
純利益 2700万円
(2023年1月31日時点)[1]
総資産 20億6900万円
(2023年01月31日時点)[1]
決算期 1月
主要株主 東急
外部リンク https://www.bunkamura.co.jp/
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東急グループ総帥五島昇の弟分・岡田茂東映社長が1975年に開設したテーマパーク東映太秦映画村命名したことに[2]、「お前いいタイトル付けたなあ」と感心し、五島が本プロジェクトを発案[2]、同じような「〇〇村」という名前を付けた[2]

1980年代の東急グループ全体の戦略であった「3C戦略」に基づき設立された、株式会社東急文化村が運営する東急グループの施設である。

東急グループの「3C」とは「culture文化)」、「CATV(東急有線テレビ 現:イッツ・コミュニケーションズ)」、card(クレジット・イチマルキュウ 現:東急カード)の頭文字をとったもので、Bunkamuraはカルチャー(文化)の中心的プロジェクトであり、東急グループの「文化戦略」の中核を担うものである。

良質の文化を創造し提供する「発表の場」、新しい文化の育成のための「創造の場」、人・芸術・物の交流を促進する「出会いの場」の3つをコンセプトに、コンサートホール(音楽)、劇場演劇)、美術館(美術)、ミニシアター(映画)の各施設をはじめ、カフェやアート関連ショップなどがある。

かつてファンハウス(現・アリオラジャパン)が東急グループ傘下に入っていた時期には、共同で東急ファン事業を行っていた。

最寄り駅は渋谷駅渋谷スクランブル交差点界隈から文化村通りで接続する。隣接する東急百貨店本店とは各階の連絡通路で結ばれている。

2023年春以降に、隣接する東急百貨店本店が建物の老朽化に伴う閉店・建て替えにより、Bunkamuraも大規模改修工事を行い、同年4月よりオーチャードホールを除き長期休館する予定である[3]。なお、休館中の自主制作公演は、横浜みなとみらいホール東急シアターオーブTHEATER MILANO-Zaなど東急グループの代替施設で開催する。また、美術館のザ・ミュージアムは渋谷ヒカリエ9階の「ヒカリエホール」などで展覧会を開催、ギャラリーは渋谷ヒカリエ8階の「クリエイティブスペース 8/(はち)」に「Bunkamura Gallery 8/」として移転、ミニシアターのル・シネマは閉館した渋谷TOEI跡に「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」として移転し営業を継続する[4]


注釈

  1. ^ 同ドゥ・マゴの他、イスラエル発のマックス・ブレナーラフォーレ原宿や台湾発のマンゴーかき氷店ICE MONSTER表参道を神宮前に、トヨタによるレクサスブランドのビストロないしカフェINTERSECT BY LEXUS - TOKYOを南青山みゆき通りにそれぞれ出店する日本のトランジット・ジェネラル・オフィス社によるライセンス店舗(SHOP TOPICS 同社公式HP)。

出典

  1. ^ a b 株式会社東急文化村 第35期決算公告
  2. ^ a b c 「佐藤正忠の極意対談 連載第234回 ゲスト―東映社長 岡田茂 『映画は天才が作る。会社はそれを支える体制作りをしなくては』」『経済界』1991年11月24日号、経済界、81頁。 
  3. ^ 東急百貨店本店とBunkamura再開発へ 百貨店は解体 2023年春から”. 乗りものニュース. 2021年5月23日閲覧。
  4. ^ 複合文化施設「Bunkamura」の長期休館および施設休館中の当社活動について”. PR TIMES (2022年11月29日). 2022年12月8日閲覧。
  5. ^ 渋谷の「Bunkamura」が全館休館へ 来年7月から SankeiBiz
  6. ^ 複合文化施設『Bunkamura』来年4・10より長期休館へ オーチャードホール除く、活動は周辺施設などで継続”. ORICON NEWS. 2022年11月30日閲覧。






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