緒形拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 19:25 UTC 版)
おがた けん 緒形 拳 | |||||||||||||||
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集英社『週刊明星』1月17日号(1965年)より | |||||||||||||||
本名 | 緒形 明伸(おがた あきのぶ) | ||||||||||||||
生年月日 | 1937年7月20日 | ||||||||||||||
没年月日 | 2008年10月5日(71歳没) | ||||||||||||||
出生地 |
日本・東京府東京市牛込区 (現・東京都新宿区) | ||||||||||||||
死没地 | 日本・栃木県下都賀郡壬生町(獨協医科大学病院)[1] | ||||||||||||||
身長 | 173 cm | ||||||||||||||
血液型 | B型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||
ジャンル | 演劇・映画・テレビドラマ・ナレーター | ||||||||||||||
活動期間 | 1958年 - 2008年 | ||||||||||||||
活動内容 |
1958年:新国劇入団 1960年:『遠いひとつの道』でデビュー 1965年:『太閤記』 1968年:新国劇退団 1972年:『必殺仕掛人』 1975年:『必殺必中仕事屋稼業』 1976年:『風と雲と虹と』 1978年:『鬼畜』 1979年:『復讐するは我にあり』 1981年:『北斎漫画』 1982年:『峠の群像』 1983年:『楢山節考』 1985年:『櫂』 1986年:『火宅の人』 1989年:『社葬』 1992年:『おろしや国酔夢譚』 1993年:『ポケベルが鳴らなくて』 1997年:『毛利元就』 2000年:紫綬褒章 2004年:『ミラーを拭く男』 2004年:『隠し剣鬼の爪』 2006年:『長い散歩』 2008年:旭日小綬章 | ||||||||||||||
配偶者 | 高倉典江(1966年 - 2008年) | ||||||||||||||
著名な家族 |
緒形幹太(長男) 緒形直人(次男) 緒形敦(孫) | ||||||||||||||
事務所 | 鈍牛倶楽部(最終所属) | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『八甲田山』/『鬼畜』 『復讐するは我にあり』/『ええじゃないか』 『魔界転生』/『北斎漫画』/『楢山節考』 『陽暉楼』/『魚影の群れ』/『櫂』 『薄化粧』/『火宅の人』/『女衒 ZEGEN』 『将軍家光の乱心 激突』/『社葬』 『大誘拐 RAINBOW KIDS』 『おろしや国酔夢譚』 『ミラーを拭く男』/『長い散歩』 海外映画 『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』 テレビドラマ 『太閤記』/『必殺仕掛人』 『必殺必中仕事屋稼業』/『風と雲と虹と』 『タクシー・サンバ』/『峠の群像』 『名無しの探偵』シリーズ/『破獄』 『愛はどうだ』/『ポケベルが鳴らなくて』 『ナニワ金融道』シリーズ/『毛利元就』 『帽子』/『風のガーデン』 | |||||||||||||||
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東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)出身、千葉県千葉市育ち。長男は緒形幹太、次男は緒形直人で共に俳優[2]。義理の娘(直人の妻)に女優の仙道敦子、孫に緒形敦(直人の息子)がいる。
注釈
- ^ 当時について緒形の6歳年下の五男は、「兄(緒形)に“三男の夢を自分が叶えるんだ”という気持ちが芽生えたんだと思います」と後に回想している[4]。
- ^ 加えて『復讐するは我にあり』がまさにそうでした。緒形さんが演じた主人公・榎津巌は恐ろしい男ですがどこか人間臭さが漂って、親近感を覚えてしまう」としている[4]。
- ^ 漁の作業中に付いた汚れも敢えてそのままの状態。
- ^ 具体的には「日本映画を支えてきたこの大俳優を、なぜ若者を引き立てるだけの役としてしか使わないのか。こういう俳優を中心に使わなければ、日本映画が衰退するという危機感さえ感じました」
- ^ ちなみに親友・津川雅彦との最後の共演作でもある。
出典
- ^ a b c d “緒形拳さん肝臓破裂しても死直前まで会話”. 日刊スポーツ (2008年10月8日). 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月2日閲覧。
- ^ 荒井幸博. “緒形幹太と直人兄弟は共に41歳だった”. 2015年9月12日閲覧。
- ^ “忙人寸語”. 千葉日報. (2008年10月15日). オリジナルの2008年10月15日時点におけるアーカイブ。 2020年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 週刊現代8月21・28日号「昭和の怪物」研究その131・緒形拳「我、鬼ならむ」p25-32
- ^ 緒形 拳 コトバンク - 『新撰 芸能人物事典 明治~平成』(日外アソシエーツ、2010年)
- ^ 津川雅彦、故・緒形拳さんの最期を綴る ORICON STYLE 2008年10月7日閲覧
- ^ a b c d e f フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 17』講談社、2006年。
- ^ “ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 2019/10/10(木)の放送内容”. TVでた蔵. 富士ソフト (n.d.). 2020年4月3日閲覧。
- ^ 春日太一『天才 勝新太郎』(文春新書)
- ^ 『アサヒグラフ』1967年4月28日号、朝日新聞社。
- ^ 池波正太郎 『男の作法』 p.85 新潮文庫 1981年
- ^ “ぼくドラ秘密基地 緒形拳さんに学ぶ『ドラえもんの書』!?”. ドラえもんワールド. 藤子プロ (n.d.). 2012年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月3日閲覧。
- ^ 番組エピソード 緒形拳と「大河ドラマ」-NHKアーカイブス
- ^ 番組エピソード 大河ドラマ『太閤記』-NHKアーカイブス
- ^ “大河ドラマ「風と雲と虹と」”. NHK. 2021年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
- ^ ドラマスペシャル 炎熱商人 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ ドラマスペシャル 破獄 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ ドラマスペシャル 海の群星(むりぶし) - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ 土曜ドラマ 百年の男 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ 正月時代劇 命捧げ候〜夢追い坂の決闘 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ 緒形拳 - オリコンTV出演情報
- ^ 風花の中に散った流星 名馬テンポイント 放送ライブラリー
- ^ 「今月の広告批評 / S」『広告批評』第149号、マドラ出版、1992年4月1日、116 - 117頁、NDLJP:1853115/60。
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