香椎神宮駅
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香椎神宮駅 | |
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駅舎(2007年7月) | |
かしいじんぐう Kashii-jingū | |
◄JD06 香椎 (1.3 km) (0.6 km) 舞松原 JD08► | |
所在地 | 福岡市東区香椎6丁目42 |
駅番号 | JD 07 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | JD 香椎線 |
キロ程 | 14.2 km(西戸崎起点) |
電報略号 | カカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
837人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1988年(昭和63年)3月13日[1] |
備考 |
無人駅 駅集中管理システム(Smart Support Station)導入駅 福岡市内駅 |
西日本鉄道(西鉄)貝塚線の香椎宮前駅とは、約1.1 km離れている。
歴史
国鉄が香椎線を買収する以前に、博多湾鉄道汽船が香椎宮前仮停留場として1924年(大正13年)7月13日に開設していた。当時は春と秋の香椎宮の大祭時および臨時に参詣客を取り扱う時に限り営業する駅であった。その後1935年(昭和10年)2月5日に停留場に昇格したが、1942年(昭和17年)に廃止となった。この停留場は、後にJR九州が開設する香椎神宮駅より営業キロの上では0.4 km香椎側にあった[2]。
1988年(昭和63年)3月13日にJR九州が現地点に新たに香椎神宮駅として開設した[2]。さらに7月21日には新設駅舎が使用を開始し、この日から委託駅員が配置されるようになっている。駅舎の工費は420万円であった[3]。
年表
- 1924年(大正13年)7月13日:博多湾鉄道汽船の香椎宮前仮停留場(かしいみやまえかりていりゅうじょう)として開業[2]。
- 1935年(昭和10年)2月5日:香椎宮前停留場に昇格[2]。
- 1942年(昭和17年):廃止[2]。
- 1988年(昭和63年)
- 2000年(平成12年)6月7日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2009年(平成21年)3月1日:ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2015年(平成27年)3月14日:駅遠隔案内システム(Smart Support Station)「ANSWER」の導入に伴い無人化[6]。
駅名の由来
香椎宮に由来する。ただし香椎宮は正しくは神宮では無い。誤認に基づく「香椎神宮」の俗称は当駅名に由来している。
なお、同じく香椎宮に由来する西鉄貝塚線の最寄駅名は「香椎宮前」となっている。
駅構造
SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取扱う[7]。異常時には遠隔案内に対応する。
- ^ a b c d 「七駅を追加新設 JR九州 一駅のホーム増設も」『交通新聞』交通新聞社、1987年11月1日、1面。
- ^ a b c d e 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 2巻、JTB、1998年、695頁。
- ^ 石川尹巳「香椎線旅客誘致策」『鉄道ピクトリアル』第503号、電気車研究会、1988年11月、88頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '01年版』ジェー・アール・アール、2001年7月1日、190頁。ISBN 4-88283-122-8。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ 『香椎線の各駅が「Smart Support Station」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2014年12月22日。 オリジナルの2019年1月20日時点におけるアーカイブ 。2020年2月7日閲覧。
- ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成28年3月26日時点(2016年10月5日閲覧)。
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月9日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2019年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2020年9月24日閲覧。
固有名詞の分類
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