風の谷のナウシカ (映画) 制作

風の谷のナウシカ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 14:18 UTC 版)

制作

映画化までの経緯

宮崎はアニメージュ編集部の依頼を受け、同誌1982年2月号から『風の谷のナウシカ』の連載を開始したが、11月にテレコム・アニメーションフィルムを退社してフリーとなり、一時『ナウシカ』の漫画連載が唯一の仕事となる。この状況を知った尾形英夫編集長から、同誌主催のイベント「アニメグランプリ」で上映する10分程の短編としてアニメ化する事を提案され、主人公ナウシカの幼少期を描くプランを提示したが、結局実現しなかった[142]。次にOVAの企画があがり、70分程度ならばと受諾したが、採算が合わないという理由でこの件も消滅した[143]。最後に長編アニメ映画案が上がり、尾形編集長が徳間康快徳間書店社長から共同出資するパートナー企業をつけることを条件に承諾を得た[143][144]

当時、徳間グループ傘下には映画会社の大映があったが、アニメへの理解とノウハウがなかったため製作に関わらず、徳間書店自らが製作を行っている。条件だった共同出資社は、『テレビランド』誌でつきあいのあったバンダイが浮上するも出資は実現せず、広告代理店大手の博報堂近藤道生社長と徳間康快がトップ会談で出資が決定[145]。博報堂には宮崎の弟が勤めていたことも幸いし、映画化と全国ロードショー公開が実現することになった。

配給する東映にとっては当初マイナー作品の扱いで宣伝に熱が入ってなかったが[146]、徳間康快が親しかった岡田茂社長に「もっと力を入れて欲しい」と頼み、岡田が現場に尻を叩いた[146]。公開前には徳間康快指揮の下、徳間ジャパンなども含めたグループ総動員で宣伝活動がなされた。

宮崎はアニメーションにならない世界を描くつもりで『ナウシカ』を執筆しており、実際に映画化が決まると困惑したという[147]。それでも「アニメーションをやるには『ナウシカ』しかないって言うんだったらやってみよう」[147]という思いで制作作業に取り組んだ。

制作体制

映画は1983年になって始動し、同年5月、プロデューサーに高畑勲が選ばれる。長年宮崎と仕事を組んで来た仲間であり、宮崎の指名によるものだった。当初、自分はプロデューサー向きではないと渋ったものの、アニメージュの鈴木敏夫副編集長の説得により受諾し[148][149][注 19]、同年8月から作画に取りかかる。

制作拠点となったのは、宮崎や高畑の東映動画時代の同僚である原徹たちが運営し、主に海外合作を手がけていたトップクラフト。ここに宮崎らはフリーで参加するという形を取る。当初、宮崎らはテレコム・アニメーションフィルム日本アニメーションを制作母体とすることを考えていた[151]。テレコムは長編アニメーション制作を目的に設立された会社で『ルパン三世 カリオストロの城』もここで制作された。宮崎や高畑は籍を離れたとはいえ、大塚康生などかつての仲間たちも在籍している。宮崎の考える制作環境としてはうってつけだったが、同社は『NEMO/ニモ』の準備に忙しく、一部スタッフが手伝い程度に参加するに留まった[152]

鈴木によれば、宮崎・高畑コンビが在籍した会社はそのあとダメになるという通説のため、制作拠点探しは難航し、本作の成功後も状況は変わらなかったという[153]。次作『天空の城ラピュタ』ではトップクラフトを改組する形でスタジオジブリを設立し、以降の宮崎と高畑の長編アニメーション映画を制作する拠点となった。

本作には、それまで宮崎と付き合いのなかった新しい顔ぶれのスタッフも多数参加している。宮崎や高畑が要求する高いレベルのスタッフがトップクラフト内だけでは不十分だったこともあり、2人が過去に関係した人材のみならず、尾形英夫ら「アニメージュ」関係者も、取材を通じて知った人材などをスカウトしてスタッフが集められた[154]。本作で原画で参加したトップクラフトのアニメーターは4、5人程度で、原画マンも動画として参加させるほどスタッフを淘汰していたという[155]

作画監督はテレビ時代の東映動画の中心アニメーターであるOH!プロダクション小松原一男。美術監督の中村光毅は、神秘的な腐海の背景制作を担当した。原画にはタツノコプロ系のなかむらたかしや、「金田パース」という独特の作画で人気だった金田伊功、後に『新世紀エヴァンゲリオン』で名を馳せる庵野秀明などが集結している。金田は宮崎アニメを支える有力スタッフとなり、1997年の『もののけ姫』まで連続して参加した。

本作の制作協力を担った主なアニメ制作会社の内、現在もTVアニメなどの制作に関わる会社は動画工房スタジオ雲雀AICオープロダクションなどである。

制作技法

王蟲の登場シーンでは巨大さと重量感を表現するためにハーモニー処理[注 20]が用いられ、さらに体節の動きを再現する為に、パーツをゴムで繋いで伸縮させるゴムマルチという方法で撮影している[156]。王蟲の鳴き声は当時BOØWY[注 21]に在籍していた布袋寅泰によるギターの音が使われた[157]

劇中の防毒マスク装着時の会話シーンの収録は、様々な試行錯誤の末、紙コップにゴムをつけた特製マスクを声優が装着して行われた[158]


注釈

  1. ^ キャッチコピー「少女の愛が奇跡を呼んだ」は映画宣伝会社メイジャーの宣伝プロデューサー徳山雅也によるもの(叶(2006)、p.63)。
  2. ^ 『名探偵ホームズ』は宮崎がテレコム・アニメーションフィルム在籍時に演出として参加していながらお蔵入りになっていたもので、宮崎の手がけた短編6作品のうちの2作品。後のテレビシリーズとは声優など細部で異なる点がある。
  3. ^ 資料によっては振り仮名と映画でのセリフでは「ひかりだま」[7]、振り仮名は「こうだん」[8]。「ストロボ光弾」という表記もある[9][10]
  4. ^ イラストの飛行帽と同じ物と思われる[15][16]。飛行帽にはセラミックの衝角が縫い込まれているという記載もある[15][16]
  5. ^ セラミック刀の解説に軽くて錆びない事が記載されている[20][21][22]。また、過去の文明の遺物である事が記載されている[15][22]
  6. ^ クシャナが巨神兵移送を命じる本国に対し、バカ共のおもちゃにさせる気はないと触れる程度。
  7. ^ 原作にはナウシカの従軍の様子が[34]、またナウシカと共に城オジ達も従軍するという記載がある[35]
  8. ^ ジルが「500人に満たない小国」と発言している[36]。他の資料でも人口500人と記載されている[37][12]
  9. ^ 酸の海と表記及び大きさは20リーグ程[38]。風の谷の外縁の砂漠でクシャナが酸の湖上に打ち上げられた照明弾の距離を兵に尋ねた時、兵は望遠鏡をのぞきながら「20リーグ。湖の対岸と思われます」と発言している[39][40]
  10. ^ (映画にだけ登場する) 「蟲よけの塔」の近くにあるという記述がある[38]。また、蟲よけの塔は砂漠の中にあるという記述もある[41]
  11. ^ 原作にも映画同様に貯水池の描写がある[47]
  12. ^ 原作でメーヴェに乗るナウシカを見て、トルメキア兵が「辺境の風使い」と発言[57]
  13. ^ 原作などには大気の流れを読み取り、その力を使って瘴気や流砂から人民を守る職業の者という記載がある[15][12][16]
  14. ^ 一端が六角レンチだという記載もある[12]
  15. ^ ナウシカが目で見ている風を明確な線で描いている描写がある[61]
  16. ^ クシャナの「 (巨神兵を狙い) 列国は次々に (風の谷に) 大軍を送り込むだろう。 (巨神兵を使い) 列強の干渉を排す」という発言がある[73]。ペジテ市長の「 (トルメキアと自分達は) 違う。彼等は破壊に使うだけだ」という発言がある[74]
  17. ^ 腐海上空でガンシップに乗るナウシカが、少しの間マスクを外し、城オジと会話後、マスクをつけながら「(瘴気が)少し肺に入った」と言い[96]、直前の場面ではナウシカの上着の胸の内側で少しだけ瘴気を吸っているはずのテトに対し「温かい。死なないで、テト」と発言している[97]
  18. ^ 腐海から帰ってきた後、ナウシカとミトが服等から胞子を払い落し焼却した上、ガンシップを熱い水蒸気で消毒する場面がある[104]
  19. ^ 最初に高畑にプロデューサー就任を断られたとき、宮崎は酒席で「高畑に全青春を捧げたのに」と涙を流したという[150]
  20. ^ 「ハーモニー」とはセル画にセルカラーをベタ塗りするのではなく、グラデーションを付けて絵画的に表現する技法。出崎統の演出法として知られる。動画ではなく止め絵に用いるのが一般的。本作でも王蟲の動きの多いカットでは通常の動画処理している。
  21. ^ BOØWYは当時、徳間ジャパンと契約していた。
  22. ^ 1984年公開の長編アニメ映画では、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』の配給収入16.5億円がトップ[161]
  23. ^ 他のジブリ作品同様、テレビ放送は『金曜ロードショー』での独占となっている。
  24. ^ 実際に、DVD等の映像作品のジャケットにも「スタジオジブリ作品」と表記されている。ただ、ジャケット裏側の「制作」のクレジットはトップクラフトである。また、『ルパン三世 カリオストロの城』(TMS作品)など、宮崎駿や高畑勲が深く関わった作品も「ジブリがいっぱいコレクションシリーズ」のラインナップに含まれている。

出典

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  238. ^ 下村家恵子『巨神兵を倒せ!』ふくやまけいこ イラスト、「風の谷のナウシカ」(原作/宮崎駿)より、徳間書店〈アニメージュ文庫〉、1987年7月。ISBN 978-4-1966-9563-9 著者は下村家惠子(恵の旧字体)とも表記。





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