袋井市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 04:41 UTC 版)
交通
袋井市から自家用車で約30分、牧之原市・島田市に静岡空港が開港した。
鉄道
市の中心となる駅:袋井駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
東海道本線:(掛川市)- 愛野駅 - 袋井駅 -(磐田市)
- その他、
東海道新幹線が掛川駅 - 浜松駅間で当市を東海道本線とほぼ並行する形で通過している。
- また、天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線が遠江一宮駅(森町)~敷地駅(磐田市)間で当市を通っている。
- かつてはこれ以外に北部を静岡鉄道秋葉線(路面電車)南部を静岡鉄道駿遠線(軽便鉄道としては日本最長64.6 km)が通っていた。秋葉線は、1902年(明治35年)に秋葉馬車鉄道として開業し、1962年(昭和37年)9月19日に新袋井~遠州森町間全線が廃止され、「石松電車」として親しまれた60年に及ぶ歴史に幕を閉じた。駿遠線は、1914年(大正3年)に中遠鉄道として開業し、1967年(昭和42年)8月27日に袋井~新三俣間が廃止となった。駿遠線のディーゼル機関車達は、鉄道愛好家によって「蒙古の戦車」と呼ばれている。
バス
- 路線バス
- 貸切バス
- 鯱バス
- 栄和交通
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
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静岡県袋井市彦島
以上は「遠州三山」と呼ばれる。
- 小笠山総合運動公園
- 天理教山名大教会
- デンマーク牧場
- 久野城址(松下之綱の城) 遠江久野藩
- 積雲院(源朝長の墓)
- 雲江院
- 耕地整理発祥の地
- 香りの丘 茶ピア
- ふくろい遠州の花火
- 袋井祭り
- 山梨祇園祭り
- 梅田山常林寺(曹洞宗)
文化・芸術
- 袋井丸凧
- 袋井丸凧は全国的にも珍しい独特の円形が特徴となっている。幕末の絵師・二代目歌川広重の浮世絵「諸国名所百景」にも描かれている。
- 「冬枯の中に家居や村一つ(ふゆがれの なかにいえいや むらひとつ)」
- 正岡子規の句正岡子規がまだ高等中学校の学生であった明治22年の12月、この年開通した東海道線で郷里の四国松山へ帰省する途中に袋井を通りかかった。汽車の発車時刻は午後6時7分、すでにあたりはうす暗く、「ふくろい~」「ふくろい~」の駅員の声にさそわれ、袋井駅付近を詠んだ俳句である。昭和32年(1957年)、地元の短歌俳句クラブ「八雲会」によって袋井駅前に此の句碑が建立された。句碑は高さ130センチ程あり、ブロンズ製の碑文で子規のレリーフと題字が付けられている。碑文の字は子規の直筆稿本「寒山落木」第一巻から転書され、「正岡子規先生句碑」という題字は袋井市出身の書家で日本藝術院会員の川村驥山で、更にレリーフは人間国宝(鋳物師)の香取正彦によって手掛けられたものである。
- 「彦島の仙右衛門(ひこじまのせんえもん)」
- 池波正太郎の人気小説『鬼平犯科帳』文庫12巻「二人女房」で登場する盗賊の首魁。「彦島一味」の首領。
- 生国が遠江国山名郡(やまなごおり)彦島村(現:静岡県袋井市彦島)となっている。
注釈
参照
固有名詞の分類
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