糖尿病の検査 インスリン分泌能を測る検査

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糖尿病の検査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/28 20:37 UTC 版)

インスリン分泌能を測る検査

インスリン分泌指数(II)
75g経口ブドウ糖負荷試験にて負荷後30分の血中インスリン増加量を血糖値の増加量で除した値をインスリン分泌指数という。これはインスリン追加分泌のうち初期分泌の指標となる。糖尿病の初期から初期分泌は障害される傾向がある。この値が0.4未満が糖尿病型である。境界型糖尿病の患者でもこの値が0.4未満の患者では糖尿病に進展しやすいといわれている。
II=⊿血中インスリン値(30分値―0分値)(μU/ml)/⊿血糖値(30分値―0分値)(mg/dl)
血中Cペプチド
インスリン分泌能の指標とされる。治療としてインスリンを使用している患者では血中インスリンをはかっても、注射したインスリンも一緒に測定してしまい意味がない。また、抗インスリン抗体をもつ患者では血中インスリン測定値は正確な体内での有効インスリン量を反映しない。Cペプチドは、膵臓がインスリンをつくるときにできる副産物であり、(注射したものではなくて)体が作っているインスリン量を反映する。空腹時血中Cペプチドが0.5ng/ml以下ではインスリン依存状態と考えられる。
尿中Cペプチド
24時間ためた尿中のCペプチドを測定することにより、血中Cペプチドよりもさらに正確にインスリン分泌能を測定する。冷蓄尿が必要なため、入院中しか検査することができないがインスリン分泌能で最も信頼されている検査である。20μg/day以下ならばインスリン依存状態と考えられる。
グルカゴン負荷試験
最も正確で、臨床研究で用いられるインスリン分泌能測定検査。インスリンを出させるホルモンであるグルカゴンを注射し、注射前後でのCペプチド値の変化を見る。
HOMA-β

  1. ^ Nakagami T. et al: Diabetologia, 47: 385-394, 2004、
  2. ^ 妊娠中の糖代謝異常と診断基準(平成27年8月1日改訂) 日本糖尿病・妊娠学会
  3. ^ 門脇孝:糖尿病UP-DATE,1999; Hanefeld: Diabetologia, 1996
  4. ^ 2010年現在、日本国内で使われているHbA1c値(Japan Diabetes Society値)は、日本以外の国で使われているHbA1c値(National Glycohemoglobin Standardization Program値)と比較して約0.4%低い値である。
  5. ^ メタボリックシンドローム診断基準 東京大学医学部糖尿病代謝内科 第11研究室ホームページ
  6. ^ Diabetes Care 31:1473-1478, 2008






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