生田緑地
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施設
各施設の詳しい利用案内等については外部リンク先を参照。
枡形地区
- 市内および市外の東日本地域に実在した代表的な構造の古民家、水車小屋などの建物および民具の保存と伝承を目的に整備され、1967年(昭和42年)に開園した野外博物館である。国・県の指定重要文化財を含めた 25件の建物を保存・常設展示するとともに、夜間ライトアップや講話会などの催事も企画・実施している。要入場料。
- また、園内には古民家を利用し、戸隠のそば粉を使う「そば処」が営業している(営業日注意)。
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- かわさき宙(そら)と緑の科学館(正式名称:川崎市青少年科学館/愛称:サイエンスプリン)
- 多摩区在住の大平貴之が開発したプラネタリウム「メガスターIII FUSION」による投影および生解説により、月替わりの番組を通年上演している。このプラネタリウムは 最大1500万個の星の投影が可能で[3]、天の川なども精細に表現できる特徴を持つ。そのため、館内でそれら微細な星を見るための双眼鏡の貸出も実施している(数量限定)。プラネタリウムは要観覧料。
- また、1階展示室には川崎の自然を「川崎の大地」「丘陵の自然」「街の自然」「多摩川の自然」「生田緑地ギャラリー」の5つのテーマで常設展示されている。展示室のみの入館は無料。
- D51408号蒸気機関車および スハ42 2047号客車が屋外に静態保存されており、客車については車内に入ることができる。
- ドラマや歌手のプロモーションビデオの撮影にも使用されることがあり、MISIAの新曲のPVは、このプラネタリウムで撮影された。
- 伝統工芸館
- 藍染め体験や講習会などを行っている。入場は無料だが、染物体験には要実費。
- また、現在は民家園の入口としても利用されている。
- 市内二子に縁のある岡本太郎より、作品が川崎市に寄贈されたことを受けて当緑地内に整備され、1999年(平成11年)10月に開館した。岡本太郎および両親(一平、かの子)の作品を中心に収蔵と常設展示、および企画展を行っている。要入場料。
- また、カフェテリア「TARO」が併設されている。
- 売店・レストハウス
- 冬季は休日など多客時のみ営業する。
- 北部公園事務所
- 生田緑地および多摩・麻生区内の公園の維持管理を行っている。
初山地区
- 川崎国際生田緑地ゴルフ場
- 井上誠一により設計され、現在は川崎市が管理している。会員制ではなく、また市民以外でも利用できる。
- とんもり谷戸
- 水性植物鑑賞池、初山広場、森の広場、おもい出のうたのこみち、竹の広場、生田緑地南遊園
長尾地区
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- 生田緑地ばら苑(旧向ケ丘遊園ばら苑)
- 533種類約4,700株のバラが手入れされており、春・秋の一定期間内に一般公開され、花を楽しめる。
- 大パーゴラ、クラブハウス(現ローズガーデンハウス)、周囲を森林に囲まれる地形を生かしたガーデンデザインは横山光雄氏による設計。「白鳥と子供」「母と子」の彫像は多摩美術大学教授早川巍一郎氏の制作。1958年(昭和38年)の開苑当初には多くの噴水・大プールや水路があり豊富な水で演出していたが、向ヶ丘遊園閉園後に大プールは芝生広場に、水路は通路にリニューアルされている。
- かつて向ヶ丘遊園内の一施設であったが、閉園後に川崎市が暫定的に施設を借り受け、市が施設維持を行い、苑内のバラの管理にはボランティアを募り、手入れされている。
- 入場は無料だが、維持管理にかかる費用の一部を賄う募金を苑内で受け付けている。
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2F5%2F5d%2FFujiko%25EF%25BD%25A5F%25EF%25BD%25A5Fujio_Museum_-01.jpg%2F220px-Fujiko%25EF%25BD%25A5F%25EF%25BD%25A5Fujio_Museum_-01.jpg)
- 生前は多摩区内に在住していた藤子・F・不二雄の原画等の作品が、親族より川崎市に寄贈されることとなり、それを受けて川崎市および藤子プロが、当緑地内への展示施設の設立を決定した[4]。
- 2007年度中に基本計画を策定し、2010年に着工、2011年秋の開館を計画した。建設用地を地権者の小田急電鉄より川崎市が借り(旧向ヶ丘遊園のうち、緑地に隣接し遊具が置かれていた区域)、藤子プロが建物を建設して市に寄贈し、藤子プロ中心に運営を委託されている。また、川崎市は市役所内に「藤子・F・不二雄ミュージアム整備準備室」を設置した[4][5]。
- 2011年9月3日にオープンした[2]。
- ^ 川崎市都市公園条例
- ^ a b “遊び心たっぷりのSFワールド『藤子・F・不二雄ミュージアム』が9月3日オープン”. 週刊アスキー. 2012年2月10日閲覧。
- ^ “【ここいこ】最新鋭プラネタリウムが登場 川崎・生田緑地”. MSN産経ニュース (2012年5月5日). 2012年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月11日閲覧。
- ^ a b 川崎市 (2014年9月22日). “これまでのあゆみ”. 藤子・F・不二雄ミュージアム. 川崎市. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 川崎市 (2013年11月19日). “2011年 川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの開館に向けて”. 藤子・F・不二雄ミュージアム. 川崎市. 2015年6月26日閲覧。
- ^ a b c d e f “良くある質問”. 生田緑地. 2012年2月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g アクセス - 生田緑地ばら苑、2018年5月11日閲覧。
- ^ “コース4 今が見ごろ!春の生田緑地ばら苑”. 川崎市交通局 (2013年6月3日). 2018年5月14日閲覧。
- ^ “停留所名称の変更について”. 川崎市. 2011年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月13日閲覧。
固有名詞の分類
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