生田緑地 イベント

生田緑地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 01:48 UTC 版)

イベント

  • 毎年、10月第3土曜日に多摩区民祭が開催されている。その日には、川崎市 宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)のプラネタリウムは、一日7回投影で、無料開放される。また、その日の岡本太郎美術館、日本民家園両施設は、入場無料となっている。
  • 11月3日(文化の日)には、日本民家園にて「民家園まつり」がひらかれる。

計画

閉園間際「さよならフェスティバル」開催中の向ヶ丘遊園入場門(2002-03-23撮影)
1927(昭和2)年の開園以降「花と緑の遊園地」として運営されていた当園内には多くの森林が保全されていた。2002(平成14)年の閉園以降、遊具などは撤去されたが、跡地については川崎市と地権者、および保全を求める地元有志との間で協議が重ねられ、当園跡地のうち雑木林について緑地指定され、いっぽう遊具等があった一部区域の緑地指定が解除された。前者は生田緑地に組み入れられる方向で検討されており、後者については小田急電鉄が福祉施設を設置する方向で検討されている。
いっぽう、現在の供用地域と旧向ヶ丘遊園の間には市道が通っており、また沿道は一部宅地開発されていたため、現状では緑地が分断され、当園のあった長尾地区が孤立している。市道沿いのうち「どんぐり山」と呼ばれる一部地域については市および地元有志により保全されているものの、現在は一旦市街地に出ての連絡となるため、今後の整備上の課題のひとつになっている。
なお、当遊園地の営業中の事象については向ヶ丘遊園を参照。

利用者の禁則事項

  • 禁煙、火気厳禁[6]
森林および古民家の焼失を防ぐため、火気使用は厳禁されている。
  • ゴミ捨て禁止(園内にゴミ箱は設置されていないため、持ち帰る必要がある)。
  • 散策道以外の森林への立入禁止[6]
  • 植物採取、動物捕獲禁止(全域が禁猟区に指定されている)[6]
  • 野球など球技禁止(ゴルフ場を除く)。
  • 犬の放し飼い禁止[6](つないだ犬については、一部区域を除き入場可能)
  • 車両(バイク含む)侵入禁止(緊急車両及び通行証を取得した車両を除く)
  • 自転車の乗り入れ及び駐輪禁止(通り抜けは可能だが、必ず押し歩き。駐輪は東口の坂のみ可能)
  • テント・タープの使用は原則禁止(イベント時に所定の位置・時間内で使用可能な場合もある)。
  • ドローンの飛行禁止。

アクセス

公共交通

ばら苑については後段を参照。

小田急小田原線 向ヶ丘遊園駅より
JR南武線 登戸駅より
  • 生田緑地口から徒歩約25分[6]
JR南武線 武蔵溝ノ口駅東急田園都市線 溝の口駅より
  • 川崎市バス溝06系統「向丘遊園駅東口」「登戸駅」行きで「飯室(いいむろ)」下車、徒歩約10分。
  • 川崎市バス溝19系統「向丘遊園駅東口」行きで「生田緑地入口」下車、徒歩約3分。
東急田園都市線 二子玉川駅より
東急田園都市線 梶が谷駅より
  • 東急バス向01系統「向ヶ丘遊園駅東口」行きで「飯室」下車、徒歩約10分。

東急田園都市線 たまプラーザ駅より

公共交通(ばら苑)

正面ゲートの場所は藤子・F・不二雄ミュージアムの西隣に位置する。正面ゲートから苑内までは徒歩7分ほどかかる[7]。また、坂道・階段・山道なため足が不自由な人向けの送迎車、および身障者用駐車場が用意されている。

なお、自家用車については普通車限定で100台分の駐車場(もみじ谷駐車場)があるが、府中街道から正面ゲートへの右折入場が禁止されているほか、正面ゲートから駐車場までの道が300 mの片側交互通行になっていて、土日祝日を中心に正面ゲート周辺の渋滞が発生しやすいため、園はなるべく公共交通を利用するよう呼び掛けている[7]。バイク・自転車は正面ゲート脇に無料の駐輪スペースがある。

小田急小田原線 向ヶ丘遊園駅より
  • 南口より正面ゲートまで徒歩約13分(約1 km)。
    ばら苑アクセスロードを利用。公開中は駅前より案内板が設置される。
  • 南口より川崎市バス溝06系統(「溝口駅」「第三京浜入口」「井田営業所」行き)、東急バス向01系統(「梶が谷駅」行き)・向02系統(「二子玉川駅」行き)のバス路線も利用可能[7]。何れも「藤子・F・不二雄ミュージアム」(ふじこ・えふ・ふじおみゅーじあむ)下車、正面ゲートまで至近。
JR南武線 宿河原駅より
  • 正面ゲートまで徒歩約15分(約1.2 km)[7]。なお、バス路線は設定なし。
    公開中は駅前より案内板が設置される。
小田急小田原線・JR南武線 登戸駅より
  • 生田緑地口より「藤子・F・不二雄ミュージアム」直行バス(ミュージアム休館日は運休)が利用可能[7][8]。概ね10〜15分間隔で運行。バス下車後、藤子・F・不二雄ミュージアムより正面ゲートまで80 m。なお一部の便は「生田緑地」までさらに直通する。
JR南武線 武蔵溝ノ口駅東急田園都市線 溝の口駅より
  • 川崎市バス溝06系統「向丘遊園駅南口」「登戸駅」行きで「藤子・F・不二雄ミュージアム」(旧向丘遊園[9])下車、正面ゲートまで至近。
  • 川崎市バス溝19系統「向丘遊園駅南口」行きで「おし沼」下車、裏門まで徒歩約15分(案内表示無し)。
東急田園都市線 梶が谷駅より
  • 東急バス向01系統[7]「向ヶ丘遊園駅南口」行きで「藤子・F・不二雄ミュージアム」下車、正面ゲートまで至近。概ね20分間隔で運行。
東急田園都市線 二子玉川駅より
  • 東急バス向02系統[7]「向ヶ丘遊園駅南口」行きで「藤子・F・不二雄ミュージアム」下車、正面ゲートまで至近。

  1. ^ 川崎市都市公園条例
  2. ^ a b 遊び心たっぷりのSFワールド『藤子・F・不二雄ミュージアム』が9月3日オープン”. 週刊アスキー. 2012年2月10日閲覧。
  3. ^ 【ここいこ】最新鋭プラネタリウムが登場 川崎・生田緑地”. MSN産経ニュース (2012年5月5日). 2012年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月11日閲覧。
  4. ^ a b 川崎市 (2014年9月22日). “これまでのあゆみ”. 藤子・F・不二雄ミュージアム. 川崎市. 2015年6月26日閲覧。
  5. ^ 川崎市 (2013年11月19日). “2011年 川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムの開館に向けて”. 藤子・F・不二雄ミュージアム. 川崎市. 2015年6月26日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 良くある質問”. 生田緑地. 2012年2月10日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g アクセス - 生田緑地ばら苑、2018年5月11日閲覧。
  8. ^ コース4 今が見ごろ!春の生田緑地ばら苑”. 川崎市交通局 (2013年6月3日). 2018年5月14日閲覧。
  9. ^ 停留所名称の変更について”. 川崎市. 2011年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月13日閲覧。






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