梅本哲也 梅本哲也の概要

梅本哲也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 01:16 UTC 版)

梅本 哲也うめもと てつや
生誕 1953年
岡山県
居住 日本
アメリカ合衆国
国籍 日本
研究分野 政治学
研究機関 東京大学
静岡県立大学
出身校 東京大学教養学部卒業
プリンストン大学大学院
博士課程修了
主な業績 国際政治の研究
アメリカ政治の研究
主な受賞歴 国際安全保障学会
最優秀出版奨励賞2010年
プロジェクト:人物伝
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財団法人日本国際問題研究所研究員、東京大学教養学部助手、静岡県立大学国際関係学部教授などを歴任した。

概要

専門は国際政治学であり、特に核兵器問題を中心とする安全保障論を研究している。東京大学や静岡県立大学にて教鞭を執った。

来歴

生い立ち

1953年昭和28年)、岡山県にて生まれた[1]。国が設置・運営する東京大学に進学し[2]教養学部にて学んだ[2]1977年昭和52年)3月、東京大学を卒業した[2]東京大学大学院に進学し、社会学研究科の国際関係論専攻にて学んだ。東京大学の大学院における修士課程を修了し、博士課程の途中でプリンストン大学の大学院に留学する。1985年(昭和60年)10月、プリンストン大学の大学院における博士課程を修了した[2]。それに伴い、Ph.D.の学位を取得した[2]

政治学者として

日本国際問題研究所研究員などを経て、1987年(昭和62年)4月、母校である東京大学に採用され[2]、教養学部の助手として着任する[2]1989年平成元年)4月、静岡県により設置・運営される静岡県立大学に採用され[2]国際関係学部の助教授として着任した[2]1995年(平成7年)6月、静岡県立大学の国際関係学部にて教授に昇任した[2]。なお、静岡県立大学の大学院においては、国際関係学研究科の教授を兼務した。2019年(平成31年)3月31日、静岡県立大学の教授を退任した[3]。同年、静岡県立大学より名誉教授の称号が授与された[2]。なお、静岡県立大学退職後の2020年(令和2年)2月3日になって「梅本哲也名誉教授最終講義」と銘打ったイベントが開催された[2]

研究

2010年(平成22年)12月4日、第22回国際安全保障学会最優秀出版奨励賞を受賞した。同賞は「佐伯喜一賞」とも通称され、国際安全保障学会より授与された。2018年(平成30年)11月18日、第4回猪木正道賞を受賞した[4]。同賞は特定非営利活動法人である「日本防衛学会猪木正道賞基金」により授与された[5]


  1. ^ a b 「著者プロフィール」『米中戦略関係 - 株式会社千倉書房ウェブサイト千倉書房
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 静岡県立大学『梅本哲也名誉教授最終講義』。
  3. ^ 「教員人事」『はばたき』139号、静岡県立大学広報委員会、2019年7月16日、22頁。
  4. ^ a b editor5「第4回猪木正道賞発表・授賞式が挙行されました」『猪木正道賞授賞式 - 日本防衛学会 猪木正道賞基金日本防衛学会猪木正道賞基金、2019年2月2日。
  5. ^ 「猪木正道賞基金の設立趣旨」『設立趣旨 - 日本防衛学会 猪木正道賞基金日本防衛学会猪木正道賞基金


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