折り合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動競走馬が騎手の制御・命令に従うことを「折り合う」[1]または「折り合いがつく」という。反対に制御・命令に従わず、走るスピードを上げたがることを「折り合いを欠く」[2]などといい[3]、軽度の場合は「一所懸命に走りすぎる」[2]、重度の場合は「引っ掛かる」[2][4]「かかる」[1]ともあらわす。元中央競馬騎手の後藤浩輝は、引っ掛かるとは「レースの流れとは明らかにチグハグになって、浮いてしまっているような状態」[2]であると説明している。
一般に競走馬が折り合いを欠くとスタミナを消耗し[2]、レース終盤での失速に繋がるとされる。とくに長距離戦では致命的な敗因となることが多い。一方、短距離戦では序盤から早いペースでレースが推移しまた長距離戦ほどスタミナを要しないため、折り合いを欠くことによるデメリットが比較的少ないとされる。
関連項目
- 1 折り合いとは
- 2 折り合いの概要
折り合いと同じ種類の言葉
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