古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャーの概要

古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/10 04:08 UTC 版)

古代王者恐竜キング > 古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー
古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー
ジャンル アドベンチャー
アニメ:古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー(第一期)
古代王者 恐竜キング
Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説(第二期)
原作 菅野顕二(原案)
監督 谷田部勝義
シリーズディレクター 菱田正和(シリーズ演出)
シリーズ構成 平野靖士
キャラクターデザイン 平岡正幸
メカニックデザイン やまだたかひろ
音楽 福島祐子
アニメーション制作 サンライズ
製作 メ〜テレセガ、サンライズ、ADK
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 2007年2月4日 - 2008年1月27日(第一期)
2008年2月3日 - 8月31日(第二期)
話数 全79話
(第一期:全49話、第二期:全30話)
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

本項目では、2008年2月3日から同年8月31日まで同系列局にて全30話が放送された新シリーズ『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー 翼竜伝説』(こだいおうじゃ きょうりゅうキング ディーキッズ・アドベンチャー よくりゅうでんせつ)についても扱う。

概要

地上デジタルテレビ放送では16:9ハイビジョンサイズ、地上波アナログテレビジョン放送及びアニマックスでは4:3サイズのサイドカット版で制作されている。アニマックスを除き、字幕放送を実施。Aパートに送出される「ハイビジョン制作」&「字幕」テロップは2007年10月28日放送分(第一期38話)まではHI-VISIONの英語表記のない小さいサイズのデザインが使われていたが、2007年11月11日放送分(第一期39話)からテレビ朝日と同様のデザインに縁を濃くしたデザインに変わった。視聴注意テロップは2008年3月2日放送分(第二期54話)から文字が大きくなり、さらに4月6日放送分(第二期59話)からはあらすじ前にリュウタからの視聴注意テロップが追加されたため合わせて2度挿入する形となった。

物語は、恐竜が大好きなDキッズ(リュウタ、レックス、マルム)達とアクト団による恐竜カードの争奪戦をメインとしている。主人公達は、ディノホルダーという小型の機械に恐竜カードをスラッシュ(ディノスラッシュ)することで恐竜を自在に呼び出すことが出来、わざカードを使って攻撃を強化することが出来る。

『翼竜伝説』(以下、第二期)では、行方不明になったDキッズ達の両親を探す傍ら、宇宙海賊ザンジャークと戦うエピソードになっている。第一期の完全な続編であるため、話数は第一期から続いたものになっている。基本的に1話完結であった前作とは異なり、4話完結と連続ドラマの要素が取り入れられている。

第一期、第二期ともに、Bパート開始時にはじゃんけんコーナーを設け、アーケードゲームに見られるじゃんけんの要素を取り入れている(奇数回はガブ、偶数回はティラノがじゃんけんを担当する)。また、エンディング後にはその回またはその前後で初登場した恐竜を紹介する「恐竜図鑑」のコーナーが設けられている。2007年4月15日からは、「Dキッズ隊員募集」と題した小学生以下の視聴者を対象とした募集企画を公式サイト上で展開している。

ストーリー面では、製作発表会見での菅野顕二プロデューサーは「子どもたちの笑顔をたくさん見たい」、谷田部勝義監督は「初めて見る子どもでも、続けて見てくれる子どもでも、それぞれ楽しめるよう、いろいろ仕掛けをしている。」と語っているように、明確な「勧善懲悪」の展開を行なうことで、一緒に見る大人にも楽しめるようにある意味懐かしいともいえる設定などを描いている。

シリーズ構成に平野靖士、キャラクターデザインに平岡正幸、メカニカルデザインにやまだたかひろなどといった『勇者シリーズ』や『エルドランシリーズ』のスタッフが集結している。

キャスト面では主に若手声優をレギュラーやゲストに多数起用し、レックス・オーエンを演じる水口まつりは、本作で声優デビューとしてレギュラーに起用した。さらに内田直哉堀内賢雄渡辺美佐などといったベテランの声優陣が参加している。本作品では専属のナレーションを設けず、次回予告などで古代リュウタの声を担当する松元恵がナレーションを担当する。

過去の名古屋テレビ制作日曜朝7時枠のアニメ(一部除く)及びその前身の勇者シリーズは2月に開始、翌年1月終了という放送期間だったが、本作第1期が最後となり、第2期『翼竜伝説』は8月に終了、後番組『バトルスピリッツ 少年突破バシン』より9月開始に切り替わった。また、長らくメ〜テレ制作のアニメの広告代理を担当してきた東急エージェンシーに代わり、本作からはADKが広告代理を担当する。

あらすじ

第一期

6500万年前の白亜紀後期地球上の恐竜たちは宇宙から降ってきた巨大隕石により絶滅した。

それから現代の地球。

ある日の朝、空から小さな隕石が降ってくるのを目撃したDキッズの古代リュウタ。同じメンバーであるレックス・オーエンと竜野マルムとともに隕石が落ちた場所へと向かう。そこにはそれぞれ紋章が異なる三つの石板と本物の恐竜、「トリケラトプス」を封じ込めたカードがあった。リュウタはそのトリケラトプスをガブと名づけて連れて帰り、リュウタの父親で古生物学者の古代剣竜に相談し、調べてもらうことにした。

そんな時、突然ティラノサウルスを連れた秘密結社アクト団がリュウタたちの前に現れ、ガブを狙い襲い掛かってきた。ピンチに追い込まれたが、完成直後のディノホルダーを用いてガブを成体にさせて戦うことで、なんとかアクト団の脅威を跳ね除けた。すると石板が収まっている三人のディノホルダーから絶滅した恐竜たちの心の声が響き渡り、助けを求めてきた。リュウタたちは相棒の恐竜たちとともに、世界中に散りばめられている恐竜カードを回収し、アクト団から恐竜を守るために戦う。

第二期

Dr. ソーノイダ率いるアクト団と戦いながら、見事世界中に散らばっていた恐竜たちを全て集めたDキッズ。そしてノーピスの野望をみごとに打ち砕き、世界に平和が訪れた。

タイムマシン「バックランド号」で両親ともに未来へ帰るレックスと一緒に、カードで保管されることになったガブやエース、パラパラたちを涙と笑顔で見送った。

だが、リュウタたちの前に、未来へ帰ったはずのタイムマシンが煙を上げて舞い戻ってきた。

リュウタたちはソーノイダがまた何か悪さをしたのではないかと考えたが、時空の狭間で何者かに襲撃されたとレックスは言う。タイムマシンの修理のため、しばらく三畳市に留まることになったレックスたち。リュウタとマルムは、レックスだけでなく、ガブやパラパラたちと再会できて大喜び。レックスやロトとロアの案内でバックランド号の内部を見せてもらっていた。すると、突然、謎の飛行物体が空中から現れ、光線を発射すると、3人の両親たちは古代家ごと飛行物体に呑みこまれるように消失してしまったのである。リュウタ、レックス、マルムは自分たちの両親が連れさられたことを知り、愕然とする。リュウタたちは謎の飛行物体がタイムマシンであることを知り、両親を取り戻すために、ソーノイダにバックランド号の修理を頼みこんだ。突如現れた光の翼竜に、新たな危機が迫っていると告げられながら導かれ、Dキッズは、アクト団とともに時空を超え、正体不明のタイムマシンを追跡する。


  1. ^ Cosmos Stones” (英語). Dinosaur King. 2020年3月12日閲覧。
  2. ^ Golden Bird Move Card” (英語). Dinosaur King. 2020年3月13日閲覧。
  3. ^ ニチアサキッズタイム合体スペシャル」内での企画。
  4. ^ 現:朝日放送テレビ
  5. ^ 北國新聞 2007年4月4日付朝刊23面テレビ欄より
  6. ^ 北國新聞 2008年3月26日付朝刊32面テレビ欄より
  7. ^ 北國新聞 2008年4月2日付朝刊24面テレビ欄より
  8. ^ 北國新聞 2008年4月16日付朝刊24面テレビ欄より
  9. ^ 北國新聞 2008年4月23日付朝刊34面テレビ欄より
  10. ^ 北國新聞 2008年10月22日付朝刊22面テレビ欄より


「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー」の関連用語

古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS