化石人類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 22:30 UTC 版)
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化石人類(かせきじんるい、英語: fossil hominidまたはfossil man)は、現在ではすでに化石化してその人骨が発見される過去の人類[1][2]。人類の進化を考察していくうえで重要な化石資料となる。資料そのものは化石人骨(かせきじんこつ)とも称する。また、主に第四紀更新世(洪積世)の地層で発見されるので更新世人類ないし洪積世人類とも称する。
注釈
- ^ 言い換えれば、類人猿と猿人との区別は直立二足歩行を可能とする形質の有無だけである。
- ^ 「トゥーマイ猿人」の名で知られるが、「トゥーマイ」とはチャドの現地語で「生命の希望」という意味である。
- ^ 港川人骨は、頭から足まで骨のそろったアジアでも第一級の資料である。堤(1997)p.81
- ^ 港川人は、縄文人よりはネアンデルタール人に似た形質をもっているとの指摘があり、また、柳江人とは類似するものの、同時代と目される中国北部の周口店上洞人とは相対的にあまり似ていないと報告されている。高山(1990)pp.38-39
参照
- ^ 阿部(1997)p.156
- ^ 大塚・戸沢(1996)p.56
- ^ a b c d e f g h 香原(2004)
- ^ a b c d e 堤(1997)pp.80-81
- ^ a b 田辺・富田(1977)pp.156-157
- ^ 堤(1997)pp.80-81。原出典はEndo,Baba(1982)
- 1 化石人類とは
- 2 化石人類の概要
- 3 概要
- 4 資料としての化石人骨
- 5 脚注
- 6 外部リンク
化石人類と同じ種類の言葉
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