労働組合期成会とは? わかりやすく解説

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ろうどうくみあい‐きせいかい〔ラウドウくみあひキセイクワイ〕【労働組合期成会】

読み方:ろうどうくみあいきせいかい

明治30年1897片山潜高野房太郎らを中心に職工義友会母体として労働組合結成促進目的として結成され労働団体。同34年、自然消滅


労働組合期成会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 00:36 UTC 版)

労働組合期成会(ろうどうくみあいきせいかい)は、戦前日本に存在した、労働組合の結成を目的とした団体。1897年明治30年)7月5日結成、1901年(明治34年)解散。

幹事長は高野房太郎、幹事に片山潜澤田半之助など。各地で演説会を開いて職業別組合の結成を期し、結成の直後に、鉄工組合、日本鉄道矯正会、活版工組合が結成された。いずれもクラフトユニオン[1]のかたちをとるもので、組合員間の相互扶助を大きな活動内容とした。高野自身も共働店を開設してその活動を支援した。また、機関紙『労働世界』を発行するなどし、1899年(明治32年)には会員が5,700人にも達した。しかし、1900年(明治33年)に治安警察法が施行されると、各組合の財政難、使用者側の反撃とあいまって衰退し、1901年(明治34年)に解散した。

脚注

注釈

出典

  1. ^ 職業別組合”. コトバンク. 2025年3月4日閲覧。

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