ベースメント・ジャックス ベースメント・ジャックスの概要

ベースメント・ジャックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/29 09:28 UTC 版)

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ベースメント・ジャックス
Basement Jaxx
演奏するベースメント・ジャックス(2006年)
基本情報
出身地 イングランド ロンドン
ジャンル ディープ・ハウスエレクトロニック・ミュージックハウステックハウス
活動期間 1994年 -
レーベル XLインタースコープ、Ultra、Atlantic Jaxx、PIAS、37 Adventures
公式サイト www.basementjaxx.com
メンバー サイモン・ラトクリフ
フィリックス・バクストン

概要

ベースメント・ジャックス(2016年)

1997年のメジャーデビューから次々とヒット作を発表し、今やクラブ・ミュージック界においてケミカル・ブラザーズファットボーイ・スリムなどと肩を並べるトップスターにまで成長した。多くのミュージシャンのリミックスやプロデュースも手がけるなどスタジオワークの才も併せ持つ。

ゲストボーカルを招き、自らはターンテーブルを操作して演奏するDJスタイルは上記の2組と同じだが、フィリックス自身がボーカルをとってライブすることもあり、その点でプロディジーの演奏スタイルにも通じている。また、近年はバンド・セットを用いての演奏をおこなっており、ますますそのスタイルを多様化している。

来歴

1994年、フィリックスが催したパーティーでサイモンと出会い、2人は意気投合。ユニットを結成する。

1995年、自主制作でリリースした「サンバ・マジック」が全米・全英のクラブで話題を呼び、クラブ・ミュージック界期待の新人ユニットとして注目される。

EP『フライ・ライフ』が、自主制作のリリースにもかかわらず全英TOP20入りのスマッシュ・ヒットを記録した1997年、この年にクラブ・ミュージック界から世界を席巻したプロディジー擁するXLレコーディングスと契約。

1999年に発表したデビュー・アルバム『レメディ』は全英チャート1位、アメリカのビルボード・ダンスチャート1位を記録。日本でも、シングル「レッド・アラート」がラジオ・チャートの1位を記録した。

2000年2月、新宿LIQUIDROOMで単独ライブを行った。

2001年リリースのセカンド・アルバム『ルーティー』では、ヒットシングル「ホエアズ・ユア・ヘッド・アット」に代表されるように、ブラジルカーニバルをテーマとしたようなファンクなお祭りサウンドを展開した。この作品で、軒並み高評価を得ると共にその人気を確固たるものとした[要出典]

2002年、お台場のZepp東京でライブを行った。チケットをソールドアウトさせる盛況を博す[要出典]

2003年、バンド・サウンドに大きく接近したサード・アルバム『キッシュ・キャッシュ』をリリース。日本のアニメ映画『アップルシード』のテーマソングにもなったシングル「グッド・ラック」を生み、アルバムも全英トップ5入りした。

2004年フジロックフェスティバルのホワイト・ステージにトリで出演。入場規制が敷かれるほど観客を動員した。フジ史上に残る名ライブとの呼び声が高い[要出典]

2005年、全てのシングル・全てのビデオクリップが入ったベスト・アルバム『ザ・シングルス』をリリース。全英1位を獲得すると共に、欧州最大のフェスであるグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務める。さらにこの年のグラミー賞でベスト・エレクトロニカ・アルバムを受賞。名実共にトップ・アーティストとなる。

2006年にはロビー・ウィリアムズとのコラボツアーを敢行。4枚目となるアルバム『クレイジー・イッチ・レディオ』を9月にリリースし、単独の全英アリーナツアーを成功させるなど絶頂期を迎えている。

2009年、客演にオノ・ヨーコらを迎え、前作より3年ぶりとなる5枚目のアルバム『スカーズ』をリリース。7月には5年ぶりにフジロックフェスティバルに出演し、グリーン・ステージのクロージングアクトを務めた。

2010年、新木場STUDIO COASTでライブを行った。

2014年、前作より5年ぶりとなる6枚目のアルバム『フント』をリリース。7月のフジロックフェスティバルのホワイト・ステージのヘッドライナーを務めた。

メンバー

  • フィリックス・バクストン (Felix Buxton) - ミキサー、ターンテーブル、ボーカル
  • サイモン・ラトクリフ (Simon Ratcliffe) - ミキサー、ターンテーブル、ギター



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