フランキー・ボーンズとは? わかりやすく解説

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フランキー・ボーンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/06/23 02:42 UTC 版)

フランキー・ボーンズ
出生名 Frank Mitchell
別名 Escape From Brooklyn
Lake Eerie
The Break Boys
出生 1973年
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク
ジャンル テクノ
ハウス
職業 DJ
プロデューサー
活動期間 1989年
レーベル Fourth Floor Recordsなど
公式サイト オフィシャルサイト

フランキー・ボーンズ(Frankie Bones)は、ニューヨークを拠点として活動しているアメリカ人テクノハウスDJである。1989年イギリスハンガー・パーティーでDJプレーした後、レイヴカルチャーをアメリカに持ち込んで来たことで知られている。本名はFrank Mitchell

自分の父親が殺人事件で殺されるという悲劇に見舞われた後、父親が残した膨大なレコードコレクションを受け継ぎ、そこからインスピレーションを得るようになった。後に彼がレコードをプロデュースするようになった頃には、イギリスで5,000人を集めるようなギグでプレーの場を与えられるまでに有名になっていた。中でも1989年8月26日のイベントでは推定二万五千人を集め、フランキーのDJプレーでが昇る明け方になってもイベントが続いていた。彼はこの体験が深く印象に残り、ニューヨークのブルックリンへ、Storm Ravesという名付けたイベントによって持ち込んできた。

ある日、そのパーティーの一つでケンカが起きた時、フランキーはスピーカーをつけて、こう絶叫した。

貴様が愛も平和も団結もさらさらする気がないなら、そのクソいまいましいツラをはり倒すぞ! (原文:If you don't start showing some peace, love, and unity, I'll break your fucking faces.)」。

後日談として、後にネットニュースニューズグループのalt.raveにて、このイベントに関する論議が行われた時、フランキーの台詞が取り上げられた。その中で、ヒッピー系のレイヴァーの信条として、フランキーが叫んだ三箇条へ「敬意(Respect)」を更に追加し、PLURすなわち、「平和」(Peace)、「」(Love)、「団結」(Unity)、「敬意」(Respect)が作られることになった。

尚、彼の兄弟であるアダムX(Adam X)も、テクノのDJとプロデューサーとして知られている。フランキーを含め、アダムX、ハーザー・ハート(Heather Heart)などのメンバーは、レコードレーベルであるソニックグルーヴ(Sonic Groove)で共に活動している。


主要ディスコグラフィ

シングル

  • And Here's Another Human Distraction (12") – Remains
  • Bump Your Head (12") – Bellboy Records
  • Climax Control (12") – Hyperspace
  • Call It Techno (12") – JEP Records
  • Trapezoid (12") – Fabulous
  • We Can Do This (12") – Groove World
  • Einstein E=mc2 (12") – Drop Bass Network
  • Further (12") – Drop Bass Network Communique Records
  • My Peak (12") – Logic Records (US)
  • Technolo-G (12") – ESP-SUN Records
  • B2B (12") – ESP-SUN Records
  • Dirty Job (12") – X-Sight Records
  • High I.Q. (2x10") – Hyperspace
  • In The Socket (12") – ESP-SUN Records
  • The Candle EP (12") – High Octane Recordings
  • The Mutha Fuckin Good Life (12") – Underground Construction
  • The Way U Like It (12") – Bellboy Records
  • We Call It Tekkno (12") – Bash Again!
  • Baseball Fury (12") – Sonic Groove
  • Masters Of The Hardgroove (12") – Hard To Swallow
  • My House Is Your House (12") – Bash Again!
  • Electrophonic (12") – E Series
  • Filthy Dirty Animal Crackers (12") – Blueline Music
  • Remains 10 (12") – Remains
  • The Falcon Has Landed (12") – Hard To Swallow
  • The US Ghetto Selecta (12") – Pro-Jex

アルバム/DJミックス

  • DJ Techno Mix Vol. 1 (CD) – Beast Records
  • Global House Culture Vol. 2 (CD) – ESP-SUN Records
  • Computer Controlled (CD) – X-Sight Records
  • Dance Madness And The Brooklyn Groove (CD) – BMG
  • United DJs Of America Vol. 6 - Frankie Bones - Brooklyn, NY (CD) – Moonshine
  • Army Of One (CD) – System Recordings

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