ピー・プロダクション
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主な作品
アニメ作品
- 0戦はやと(1964年、フジテレビ)
- 鉄腕アトム(1964年、フジテレビ)アニメーション下請け制作(後半の4クール)
- ハリスの旋風(1966年、フジテレビ)
- ドンキッコ(1967年、フジテレビ)
- ちびっこ怪獣ヤダモン(1968年、フジテレビ)実写合成を多用した作品
- サラリーマンミニミニ作戦(1970年、フジテレビ)人形アニメ。5分間帯番組
- われらサラリーマン党(1970年、フジテレビ)5分間帯番組
- パンダタオタオ物語(1982年)日中合作作品
- パンダ物語(1982年、テレビ東京)実写部分も担当
- 弘法大師一代記(1994年)鳴門大師会からの依頼による作品[1]
実写・特撮作品
テレビ
- マグマ大使(1966年、フジテレビ)
- 時代活劇シリーズ 風(1967年、TBS) - 特撮パート請け
- 神州天馬侠(1967年、朝日放送) - 特撮パート請け
- 怪獣王子(1967年、フジテレビ) - 特撮パート請け
- 俺は透明人間!(1970年、フジテレビ)
- 満点奥様(1970年頃、フジテレビ) - 5分間帯番組
- 宇宙猿人ゴリ(1971年、フジテレビ) - のち『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』、『スペクトルマン』に改題。
- 快傑ライオン丸(1972年、フジテレビ)
- スターはつらつ(1972年、フジテレビ) - 5分間帯番組
- 風雲ライオン丸(1973年、フジテレビ)
- 鉄人タイガーセブン(1973年、フジテレビ)
- 電人ザボーガー(1974年、フジテレビ)
- くいしん坊!万才(1975年、フジテレビ) - 5分間帯番組。シリーズ初期のフィルム時代を担当。
- 冒険ロックバット(1975年、フジテレビ) - 5分間帯番組
- ライオン丸G(2006年、テレビ東京)
映画
- セクシーサイン 好き好き好き(1960年、大映) - アニメ合成を担当
- 釈迦 (1961年、大映 ) - アニメ合成を担当
- キングコング対ゴジラ(1962年、東宝) - コング輸送作戦中の、自衛隊員のアニメ合成
- しとやかな獣(1962年、大映) - アニメ合成を担当
- 危ないことなら銭になる(1962年、大映) - アニメ合成を担当
- 鯨神(1962年、大映) - 作画合成を担当
- 人間(1962年、近代映画協会) - アニメ合成を担当
- 無法松の一生(1965年、大映) - アニメ合成を担当
- 怒濤一万浬(1966年、三船プロ) - スチールアニメーションによる特撮部分を担当
- 吸血鬼ゴケミドロ(1968年、松竹) - 企画および特撮パートを担当
- 電人ザボーガー(2011年) - 企画・原作を担当
他多数
その他
パイロットフィルム
アニメ作品
- 0戦はやと 「奇襲」 - テレビシリーズ第1話として流用された。
- 宇宙船レッドシャーク(1965年) - 横山光輝の同名漫画のアニメ化。
- 宇宙エース(1966年) - カラー版パイロット。
- かみなりゴロッペ(1966年) - 板井れんたろうの漫画(うしおそうじ原作)のアニメ化[1]。
- ショージ君(1969年) - 東海林さだお原作漫画のアニメ化[1]。
- かのこちゃん(1976年) - うしおの代表作『おせんち小町』のアニメ化[1]。カラー。
- 野ざらし(1977年) - 春風亭柳好の落語のアニメ化[1]。カラー。
- 彦一とんち話(1979年)[1]
実写作品
- クラブ君の冒険 「ストップガンの巻」(1965年) - 秋玲二原作。アニメーション部分は政岡憲三が担当した。モノクロ作品。主題歌2曲「クラブ君の冒険」(作詞:やなせたかし、作曲:橋場清)、「ロケット・ステッキの歌」(作詞:秋玲二、作曲:橋場清)も作られている。
- マグマ大使 「わたしがゴアだ」(1966年) - テレビシリーズとは異なり、マグマ大使を魚澄鉄也が素顔に金粉を塗って演じている。マグマ大使の登場シーンを差し替え、テレビシリーズ第1話として流用。
- 豹(ジャガー)マン 「豹マン誕生」(1967年)
- 豹(ひょう)マン(1967年)
- 宇宙猿人ゴリ - スペクトルマンのデザインがテレビシリーズとは全く異なる。
- ゴケミドロ(1967年) - 白黒。この企画が発展し、松竹映画『吸血鬼ゴケミドロ』が1968年に公開された[1]。
- シルバージャガー(1980年)
未制作企画
- STOPシリーズ(1962年) - 『トワイライト・ゾーン』や『アウター・リミッツ』を意識した1話完結形式のSFドラマ[4]。
- パーフェクターMM(1967年) - 東海テレビの依頼により企画された女性アクションもの[1]。『マグマ大使』の應蘭芳のスピンオフと想定されていた[4][1]。
- エレメントマン(1970年) - 固体・液体・気体に自在に変化できるエレメントマンを主人公とする実写企画[10]。うしおと親交のあったフジテレビ編成局長の武田信敬へ直接提出されたが、もっとわかりやすい勧善懲悪ものを要望され、『宇宙猿人ゴリ』の企画が制作された[10]。
- ドラえもん(1972年) - 上記参照。
- パーフェクターMM(1973年) - 上記同名企画の改訂版。設定の異なる2種類の企画書が存在する[1]。超能力を題材とし、一部は『鉄人タイガーセブン』へ引き継がれた[4][1]。主人公・滝川音彦の名前はうしおの別名として漫画『アインベーダー』の原作者名に用いられた[11]。
- キーマン(1979年) - テレビでの実写化を想定した企画。雑誌冒険王に小山田つとむによる漫画版が掲載され、スーツも完成していたが実現には至らなかった[1]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az 特撮秘宝3 2016, pp. 102–109, 年表作成 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」
- ^ a b c d ザボーガー&ピープロ 2011, p. 33, 文 但馬オサム「ピー・プロワークス1 アニメ制作」
- ^ ザボーガー&ピープロ 2011, p. 85, 文 但馬オサム「ピー・プロワークス3 アニメ合成」.
- ^ a b c d e f g h i j k l ザボーガー&ピープロ 2011, pp. 88–90, 文 但馬オサム「ピー・プロワークス お蔵入り作品」
- ^ a b c 『全怪獣怪人』 上巻、勁文社、1990年3月24日、pp.73 - 74頁。ISBN 4-7669-0962-3。C0676。
- ^ ザボーガー&ピープロ 2011, p. 64, 文 山田誠二「ピー・プロワークス2 特撮の下請け」.
- ^ 『まんだらけZENBU』No.17、2002年、まんだらけ出版部、p324。
- ^ うしおそうじ、一峰大二『電人ザボーガー』 1巻、角川書店、2002年。ISBN 978-4048534918。
- ^ “幻の「ドラえもん」アニメ企画書”. くだん書房. 2006年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月10日閲覧。
- ^ a b 特撮秘宝3 2016, pp. 102–109, 取材・文 飯田正人「INTERVIEW うしおそうじラストインタビュー」
- ^ 特撮秘宝3 2016, pp. 90–91, 文・但馬オサム「うしおそうじ幻のニュー『スペクトルマン』企画」.
- ^ a b c d e 『宇宙船』Vol.18、朝日ソノラマ、1984年、p40。
- ^ a b 『宇宙船別冊 特撮&SFビデオカタログ'84』朝日ソノラマ、1984年、60頁。
- ^ 『宇宙船別冊 特撮&SFビデオカタログ'84』朝日ソノラマ、1984年、p64。
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