ダンボール戦機 登場人物

ダンボール戦機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 23:13 UTC 版)

登場人物

以下の設定などは、原作であるゲーム版での設定を中心に記している。アニメオリジナル設定などはその旨を断ることにする。日本人キャラクターの場合、未成年のキャラクターはファーストネームがカタカナ表記、成人キャラクターは漢字表記で揃えられている。

※使用LBXは、ストーリー上メインで使っているもののみ記載。修理中などを理由に別の機体を借りて使用しているものは除く。

『ダンボール戦機』の登場人物

基本プレイヤーキャラクター

『ダンボール戦機』本編では「山野バン」を主人公に、「川村アミ」、「青島カズヤ」を初期パーティーメンバーとして、ストーリー進行に合わせ「郷田ハンゾウ」、「仙道ダイキ」、「海道ジン」が順次プレイヤーキャラクターとなる。このほか、機能追加版である『ブースト』および『爆ブースト』では、本編ではパーティーに含まれなかった一部のキャラクターがゲームクリア後に操作可能となる追加要素がある[注釈 15]

初期パーティーメンバー
山野バン(やまの バン)
声 - 久保田恵
  • LBX:AX-00 → アキレス → オーディーン → (ゲーム版のみ:イプシロン)→ エルシオン、ブルド(使用は一度だけ。エルシオンの代用)、Σオービス(機体制御担当) → イカロス・ゼロ 、オーレギオン(使用は1度だけ)、アキレスD9(使用は1度だけ)→ オーディーンMk-2、Bキッド(ゲーム版のみ。マスクドBとして)
『ダンボール戦機』および『ダンボール戦機W』の主人公。ミソラ第二中学校に通う中学生(開始時は一年生)。13歳→14歳(W)。LBXの開発者・山野淳一郎を父に持ち、メカやプラモデル、父との絆の証でもあるLBXを好んでいる。正義感が強く、素直で人当たりのいい性格で、LBXを悪事に使われることが許せず果敢に立ち向かう。LBXの操作に関しては、店でレンタル用のLBXを借用して遊んでいた頃から実力があり、「AX-00」と「アキレス」を入手してからは、さまざまな出来事を通じて多くの大会で優勝するまでに成長する。
『W』では、LBX関係の雑誌に特集記事が掲載されるなど、LBXプレイヤーの間では有名人になっている。ディテクター事件の勃発を境に世界を守るため新たな脅威に立ち向かう。ディテクター事件やミゼルとの戦いではヒロとランの3人で行動することが多く、ほかの仲間たちにも率先して作戦の指示を送るなど、LBXプレイヤーたちのリーダー的存在となる。
川村アミ(かわむら アミ)
声 - 井上麻里奈
  • LBX:クノイチ → パンドラ(スレイブ状態:ダークパンドラ)
バンとは同じクラスで、近所に住む少女。13歳→14歳(W)。クラスメイトや先生からも好かれる優等生であり、優れた洞察力でさまざまなことを見抜く。性格は柔和ながら気丈で、相手を挑発したり仲間に発破をかけたりすることもある。LBXに対する知識やチューニング力はバンたちより上であり、自身の機体は専用カラーに塗装して徹底的にチューンナップしている。
『W』では、当初カズ共々ディテクターに囚われ、中国・シャンパオのスレイブ・プレイヤーにされてしまう。しかし、バンたちの活躍で解放され、一時日本にて入院した後、バン・ヒロの戦列に復帰した。
青島カズヤ(あおしま カズヤ)
声 - 浪川大輔
  • LBX:ウォーリアー → エジプト(催眠状態で使用) → ハンター → フェンリル → アキレス・ディード
バンの隣のクラスのLBX仲間。バンと川村アミの親友で、愛称は「カズ」。13歳→14歳(W)。少し不良っぽいところもあるが、人付き合いは良い。気弱な一面もあり困難を前に怯むこともあるが、仲間のためなら立ち向かう勇気も持つ。
『W』ではディテクターに連れ去られ、スレイブ・プレイヤーとされていた。しかし、事故により偶然正気に戻り、その際仮面の男(山野博士)の正体と真意に気付いたことから、自ら協力していた。ディテクターの正体がバン達にも明らかになって以降は、再び彼らと共闘している。筋肉質となった身体に右頬の傷、勇しくなった内面など、ディテクターとして活動している間にバンたちも驚くほどの劇的な変化を遂げている。
順次追加メンバー
郷田ハンゾウ(ごうだ ハンゾウ)
声 - 早志勇紀
  • LBX:ハカイオー → ハカイオー絶斗 → ハカイオー怒愚魔(初戦はスレイブ状態)
ミソラ第二中学校の不良グループ「四天王」のリーダーで、番長を張っている(開始時は中学三年生)。15歳→16歳(W)。長ラン[注釈 16]に下駄履きという格好で、体育館裏のスラムを根城にしている。父親はプロメテウス社の経営者で、同社製の試作機「ハカイオー」が愛機である。相手のLBXを徹底的に破壊する戦闘スタイルから「地獄の破壊神」と呼ばれ校内で恐れられているが、仲間思いな一面もあり、それを知る人物からは慕われている。
『W』では、アルテミス出場後にオーストラリア・キャンベルンのスレイブ・プレイヤーにされてしまうが、バンたちによって解放されて帰国し一時入院した後、バンたちのバックアップに回る。
仙道ダイキ(せんどう ダイキ)
声 - 勝杏里
  • LBX:ジョーカー(3体) → ジョーカーMk-2 → ナイトメア → ナイトメアフィアー(初戦はスレイブ状態)
ミソラ第一中学校の番長格。15歳→16歳(W)。友情を否定し、自分自身の腕のみを信じている自信家。「箱の中の魔術師」の異名をとるLBXプレイヤーで、LBXを同時に3体操る実力を持つ。ミソラ第二中学校を仕切っている郷田ハンゾウとは、性格も信条も正反対であり常に対立関係にあったが、郷田とのLBXバトルに敗れてからは協力関係を築く。タロットカードを常に持ち歩いており、タロットになぞらえて予言めいた言動を取る。
『W』では、アルテミス出場後にオーストラリア・キャンベルンでスレイブ・プレイヤーにされてしまうが、バンたちによって解放されて帰国し一時入院した後、バンたちのバックアップに回る。
海道ジン(かいどう ジン)
声 - 小田久史
  • LBX: ジ・エンペラー → エンペラーM2 → プロトゼノン → ゼノン → トリトーン、ムシャ(使用は一度だけ。トリトーンの代用)、イカロス・ゼロ(使用は1度だけ。アニメ版のみ)
山野バンのクラスに転校してきた少年で、海道義光の義理の孫。13歳→14歳(W)。トキオブリッジ崩落事故で両親を失い、身寄りがなくなったところを海道に引き取られた。物静かでクールな性格をしており、必要最低限の発言しかしない。LBXバトルでは、相手を一分以内に撃破することから「秒殺の皇帝」と呼ばれた天才LBXプレイヤー。当初はイノベーターの刺客としてバンたちの前に立ちふさがるも、バンと何度も戦ううちにライバルとなり友情が生まれる。イノベーターの実態を知ったことで、イノベーターを離れシーカーの活動に合流する。決別後も義光を心底憎むことはできず、義光が殺されていたことを知ってからは、犯人を見つけ出すためにイノベーターと戦うことを誓う。自身にとってLBXは趣味というより、海道義光から練磨された特技であったため、一時はLBXをやめることも考えていた。
『W』では、A国への留学中にマングースからの要請を受けてバン達と合流し、NICSメンバーに加わった。前作同様、冷静な見解と洞察力を以てチームのブレインとして機能するほか、メンバーが抱える悩みや問題に気づき、解決へ向かうようにアドバイスを送るなど、非常に頼りになる存在である。
灰原ユウヤ(はいばら ユウヤ)
声 - 梶裕貴
  • LBX:ジャッジ → リュウビ、デクー(使用は一度だけ。リュウビの代用)、イカロス・フォース(使用は1度だけ。アニメ版のみ)
第3回アルテミスにイノベーターの刺客として送り込まれた少年。13歳→14歳(W)。イノベーターによる人体実験を受けており、「サイコスキャニングモード」によってLBXと精神を同調させ直接操作することができたが、サイコスキャニングモードの暴走によってLBXと自身の精神ともに制御不能になり、シーカーに保護される。
『W』では体調も回復し、後ろ髪が伸び雰囲気も穏やかになっている。中国での事件解決後にシーカーの仲間としてプレイヤーキャラクターに加わる。

シーカーとその協力者

シーカーに途中から加わった人物や、タイニーオービットの社員など関係の深い人物もここで述べる。

山野淳一郎(やまの じゅんいちろう)
声 - 小松史法
  • LBX:ジ・エンプレス(ゲーム版のみ)、マスカレードJ(マスクドJとして)、アキレス・ディード(仮面の男として)、オーレギオン(ゲーム版のみ。裏ランキング2位として)
山野バンの父親でありLBXの発明者。44歳→45歳(W)。タイニーオービット社の研究開発室に勤務していた2042年にLBXを完成させ、天才的な工学博士エンジニアとして名を馳せる。LBXの研究が本業だが、その研究過程でバンたちの戦いを助ける発明品も生み出す。イノベーターから身を潜めている間も、謎のLBXプレイヤー「マスクドJ」としてバンたちの前に現れ手助けをしている。科学者として「新たなテクノロジーに携わる者こそ人間の良心を忘れてはならない」との信念を持ち、LBXが兵器として扱われる現状に苦悩しながらも、バンに励まされて子供たちとLBXの未来を信じる。
『W』(アニメ版)において、アキレス・ディードを乗っ取り操っていた人物(第29話以降は青島カズヤ)であり、ブリントンでバンたちをサポートしつつ実際はディテクターの首領「仮面の男」として活動していた。ブレインジャックによるテロはパラダイスを利用して世界征服を企むオメガダインを攻撃し、同時にバン達にその実態と野望を知らせるためであり、ブレインジャックに使ったコンピューターはすべてパラダイスと何らかの関わりがあった。アルテミスのナズーの爆発は彼の狙撃によるものであり、バンにその事を聞かれた際には肯定している。
同じレベルファイブ作品である『妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』第57話にも登場した。
宇崎拓也(うざき たくや)
声 - 中村悠一
  • LBX:アキレス・ディード(『W』1話のみ。機体紹介として)、ホーネット、シャルナック
山野淳一郎の元助手で、シーカーの創始者。父はタイニーオービット社創業社長の宇崎彰一郎で、兄は同社二代目社長の宇崎悠介。LBXの軍事利用を断った父が、海道義光によって殺されたことを知り、シーカーを創設する。当初は海道に対する恨みが先行していたが、次第に考えを改めていく。シーカーでは指揮官としてさまざまな指示を出し、バンたちの活動をサポートする。最初は少年少女を軽んじていたものの、共に戦ううちに信頼を固めていった。本業はタイニーオービット社の開発部部長で、悠介の死後は社長に就任している。ディテクター事件の影響から社長を辞任した際はNICSに加入し、同事件の終結後は再び社長に復帰している。
宇崎悠介(うざき ゆうすけ)
声 - 四宮豪
  • LBX:パンドラ
LBXのトップメーカー「タイニーオービット」の二代目社長で、宇崎拓也の兄。謎の人物「J」こと山野淳一郎から、高性能な新型LBXの設計図を定期的に受け取り製造している。父・宇崎彰一郎が海道義光に殺されたことを知りながらも、穏便に行動しているように見えることから、海道に復讐すべきと主張する拓也と仲違いしている。しかし実際は、陰で海道を告発するための資料を集めたり、窮地に陥った山野バンたちを陰ながら支援していた。イノベーターによるタイニーオービット社襲撃の際に、イノベーターのトラックから霧島を庇い轢死する。
財前宗助(ざいぜん そうすけ)
声 - 中村悠一
  • LBX:カンウ
新任の若き総理大臣所信表明演説の言葉から、イノベーターにとっての脅威と判断され、命を狙われている。国会答弁では、尊敬する科学者の言葉として山野淳一郎を挙げている。娘のトウコがいる。
イナズマイレブン』シリーズにも同名の人物が登場している。
石森里奈(いしもり りな)
声 - 広瀬有香
山野淳一郎の元助手の女性。タイニーオービット社研究開発室時代から山野の助手を務めており、山野、檜山蓮らと共にイノベーターに捕われ「白の部隊」に所属させられていた。檜山に続いてイノベーターの研究施設から脱走し、山野から託されて「AX-00」を山野バンに手渡した。イノベーターを脱走後も、妹・ルナ(声:中村知子)の病気治療に必要な人工臓器技術を海道義光に握られていたため、イノベーター側のスパイも務めていたが、妹の治療がなかなか進まないことを海道に抗議した際に、海道が既にアンドロイドにすり替わっていたことを知らないまま誤って「射殺」したことで、イノベーターにいられないと感じ完全に離反。それ以降はシーカーの活動に専念する。
八神英二(やがみ えいじ)
声 - 星野貴紀
  • LBX:ジェネラル
警察官で、トキオブリッジ倒壊事故の遺族。監督官庁の大臣として謝罪の名目で接近してきた海道義光を当初は快く思わなかったが、海道の秘書となり活動を間近で見るうちに信用してしまい、さらにイノベーターに加入し諜報部隊「黒の部隊」の司令官となった。しかし、殺人まで行うようになったイノベーターを見限り、シーカー側に協力するようになる。その後、財前宗助から総理大臣直属の諜報員としてのスカウトを受け、表向きには「八神探偵社」を名乗り部下のエージェント3人組と共に活動する。セキュリティカードを兼ねた政府機関の身分証を所持している。
エージェント - 真野晶子(まの しょうこ) / 細井将志(ほそい まさし) / 矢壁塀太(やかべ へいた)
声 - 岡村明美(真野晶子) / 徳山靖彦(細井将志) / 奈良徹(矢壁塀太)
  • LBX:デクー → デクーエース(真野晶子) / デクー → デクー改(細井将志) / デクー → デクー改(矢壁塀太)
八神英二が率いる組織のメンバー。元々はイノベーターで八神が統括していた「黒の部隊」の構成員で、任務時は黒いスーツを着用し仮面で顔を隠していた。後に八神がイノベーターから離反する際に同行し、後に八神探偵社の所員となる。三人組のリーダー格である女性の晶子は元凄腕のハッカーで、将志は元凄腕のエースパイロット、塀太は元凄腕のエンジニアであり、三人共その腕は今でも健在。
霧島平治(きりしま へいじ)
声 - 星野充昭
アスカ工業の元社長で、強化ダンボールの発明者。自社がタイニーオービット社に吸収された後、神谷重工に偽りを吹き込まれてタイニーオービットを恨み、イノベーターの手先としてタイニーオービットへの襲撃に加わる。宇崎悠介の死後タイニーオービット社と和解し、シーカー・タイニーオービットの一員として、技術開発に協力するようになる。
西原誠司(さいばら[注釈 17] せいじ)
声 - 櫻井トオル
  • LBX:ムシャ、クノイチカスタム
サイバーランス社開発部開発局長、次世代LBX研究室主任研究員。同業のタイニーオービット社をライバル視しているが、さまざまな事件を経るうちに、テロと戦うタイニーオービット社に協力することになる。
霧野紗枝(きりの さえ)
声 - 川瀬晶子
  • LBX:さくら☆零号機、クイーンカスタム
タイニーオービット社の社長秘書を務める女性。宇崎家と海道義光との因縁に詳しい。沢村宗人が社長に就いている間も社長秘書を続けているが、宇崎拓也たちシーカーへの内通者としても動いている。
結城研介(ゆうき けんすけ)
声 - 奈良徹
  • LBX:ムシャ
タイニーオービット社開発部の技術者。シーカーの技術開発にも協力している。
矢沢リコ(やざわ リコ)
声 - 真堂圭
  • LBX:クイーン
四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。唯一の女性メンバー。背が低くて、注連縄で縛った長いポニーテールと長ランが特徴の典型的スケ番風の外見をしている。演歌が大好きで、いつも鼻歌で歌っている。 口ぐせは「演歌だねえ」。郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。
鹿野ギンジ(しかの ギンジ)
声 - こぶしのぶゆき
  • LBX:マッドドッグ
四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。舌が長く、顔色が悪くゾンビのような風貌をしており、「ウヘヘ」という笑い声から気味悪がられる事も多い。戦闘ではマッドドッグのステルス機能を最大限駆使して戦う。 郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。
亀山テツオ(かめやま テツオ)
声 - 四宮豪
  • LBX:ナズー
四天王で、郷田ハンゾウが率いるゴウダ三人衆の1人。人一倍大柄な体に反してちょっとお惚けなところもあるが、LBXに関しては恐ろしく詳しい。丸まったおちょぼ口で「ごわす」と語尾につけて喋るのが口癖である。郷田に従いシーカーの一員となり、山野バンたちのことも仲間として認めるようになる。
三影ミカ(みかげ ミカ)
声 - 渡辺明乃
  • LBX:アマゾネス
山野バンの同級生。13歳→14歳(W)。言葉を単語ごとに区切って片言で話す。ゲームでは序盤からバンとLBXバトルをするが、アニメではシーカーに入るまでバンたちにLBXを所持していたことを知られていない。
大口寺リュウ(だいこうじ リュウ)
声 - 千葉進歩
  • LBX:ブルド → ブルド改
山野バンの同級生。13歳→14歳(W)。重機マニアでパンツァーフレーム機体に愛着を持っており、「チーム・アーミーチャリオット」の大ファン。小心者でLBX操作の腕も良くないが、シーカーでは知識面を買われている。

イノベーターによる事件の関係者

イノベーターが引き起こした事件の首謀者や実行犯。

海道義光(かいどう よしみつ)
声 - 藤本譲
  • LBX:月光丸、カイザ(AX-02)
海道財閥会長で、LBXを管轄する先進技術庁の長官(アニメでは「先進開発省大臣」)、国会議員。海道ジンの義理の祖父でもある。9年前から先進技術庁長官を務め続けており、財前宗佑内閣となってからは、LBXの扱いを巡り財前と政敵として対立する。正規の政治活動とは別に、この国を正しい方向に導き理想の世界へ変革するためとして、秘密結社「イノベーター」を結成しているが、その実態は、軍需とエネルギーの利権を海道義光自身に集中させるための組織で、首領としてテロ活動を仕掛けている。イノベーターの内外で善良な意図を持つ人物を演じており、イノベーターの部下・八神英二や義孫の海道ジンも、海道義光の悪事が露見し始めた当初は、善良だった人物が心変わりしたと思っていた。
檜山蓮(ひやま れん)/レックス
声 - 東地宏樹
  • LBX:Gレックス → イフリート
コーヒーショップ「ブルーキャッツ」のマスターで、同店の地下で行われるLBX大会「アングラビシダス」の主催者。28歳。伝説のLBXプレーヤー「レックス」という別の顔も持っている。宇崎拓也と同じく山野淳一郎の元助手で、山野と共にイノベーターに捕われていたが、一足先にイノベーターの研究施設から脱走している。
実は、蓮の父親はかつて次世代エネルギー研究所の建設途中に起きた事故で海道義光から事故の全責任を着せられたまま死亡した上、一家は世間のバッシングを避けるために離散していた。蓮はシーカーの一員として行動しつつ、海道を暗殺しアンドロイドとすり替えた。しかし「管理戦争」という世界の闇を知ってしまい、海道の裏にある大きな悪意を倒すとの考えから、世界中の首脳が集まるNシティにサターンを墜落させて彼らを粛清するというテロを実行しようとした。
黒木(くろき)/ 目黒(めぐろ)
声 - 樋口智透(黒木)/ 渡辺明乃(目黒)
  • LBX:アヌビス
イノベーターの白の部隊所属の2人の少年。アルテミスにて灰原ユウヤのチームメイトとして出場し、灰原ユウヤへの攻撃の指示、白の部隊へのCCMスーツの調整実験の報告やデータ収集等を行った。
神谷コウスケ(かみや コウスケ)
声 - 古島清孝
  • LBX:ルシファー → シャドールシファー
神谷グループ会長である神谷藤吾郎の息子で、幼いころからLBXの英才教育を受けている天才プレイヤー。17歳→18歳(W)。LBX工学を学ぶために海外に留学していたが、イノベーターから灰原ユウヤが失われたため、彼に代わる切り札として帰国した。自分は神に選ばれた男だと発言する所詮ナルシストで、「灰原ユウヤの代わり」と呼ばれることを快く思っていない。左右の瞳の色が違うオッドアイだが、普段は眼帯で片方の目を隠している。
神谷藤吾郎(かみや とうごろう)
声 - ふくまつ進紗
神谷グループの会長。神谷コウスケの父。海道義光の側近的存在で、神谷重工を通じてイノベーターに密かに武器やLBXの供給を行う。軍需による自社利益のために「戦争」を待ち望んでおり、海道の謳う「理想の世界」に同調している。
司令官 - 加納義一(かのう ぎいち) / 藤堂三良(とうどう みつよし) / 貞松四郎(さだまつ しろう)
声 - 高瀬右光(加納義一) / 徳山靖彦(藤堂三良) / 高口公介(貞松四郎)
イノベーターの各実動部隊の司令官たち。加納義一は科学部隊「白の部隊」の司令官で、灰原ユウヤの人体改造を執り行うマッドサイエンティスト。藤堂三良は政治工作部隊「青の部隊」の司令官で、財前宗助を暗殺すべくジャッカルを雇い刺客として送り込んだ。貞松四郎は軍事部隊「赤の部隊」の司令官で、海道の理想を信じ、タイニーオービット社への襲撃などを行う軍人。

アキハバラ関係者

オタクロス
声 - 田久保修平
  • LBX:さくら☆零号機、ZX3壱号機、ZX3弐号機、ZX3参号機、パーフェクトZX3、パーフェクトZX4
敏腕ハッカーの老人。アキハバラの長老と呼ばれており、市販されていたLBXパーツが少なかったころから、フルスクラッチでLBXを製作していた。シーカーの少年たちに道標を示すこともある一方で、陽気で奔放な性格から、女性に言い寄ったりLBXの八百長試合に乗ったりすることもある。チョンマゲのように結った髪とあご髭に、ピンク色のジャージ、歯が自在に伸縮する一本歯下駄という出で立ち、語尾の『~デヨ』が特徴。アニメ版『W』では、エンディング後の解説コーナー「オタクロスのオタ知識」を担当している。
オタレンジャー - オタレッド / オタブルー / オタイエロー / オタピンク / オタブラック
声 - 河本啓佑(オタレッド) / 高橋研二(オタブルー) / 最上嗣生(オタイエロー) / 中村知子(オタピンク) / 櫻井トオル(オタブラック)
  • LBX:ビビンバードX、パーフェクトZX3(BCエクストラズ準決勝)(オタレッド) / ビビンバードX-II(オタブルー) / ビビンバードX-III(オタイエロー) / ビビンバードX-IV(オタピンク) / ビビンバードX-V(オタブラック)
オタクロスの弟子のLBXプレイヤーたち。ジャージ姿にLBX「ビビンバード」の形の覆面を被るコスプレをして、「アキハバラの平和を守る戦隊ヒーロー」を演じている。リーダーのオタレッド[注釈 18]の本名は「ユジン」だが、ほかのメンバーの本名は明かされていない。コスプレのほかにも、特撮オタクのオタレッド、アイドルオタクのオタブルー、LBXパーツのコレクターのオタブラックなど、メンバーそれぞれがオタク趣味を持っている。また、LBXバトル時などには各自が個々に設定したキャラクターを演じていて、レッドはヒーローを気取った格好や行動をとり、ブルーは自己陶酔したナルシスト口調、ピンクはぶりっ子口調、ブラックはSFに登場するロボット兵器のような口調で話す。
ハッカー軍団 - ヤマネコ / グンソウ / マジョラム
声 - 日野未歩(ヤマネコ) / こぶしのぶゆき(グンソウ) / 瑚海みどり(マジョラム)
  • LBX:グレイメイド / レッドリボン → ブラッディリボン(ヤマネコ) / グリーンリボン(グンソウ) / ブルーリボン(マジョラム)
アキハバラの凄腕ハッカー集団。幹部メンバーとして、攻撃的な口調で話す小柄な少年の「ヤマネコ」をリーダー格に、巨漢な男性の「グンソウ」、痩身で背が高く魔女のような風貌の女性「マジョラム」などが登場する。基本的にキング(最も強い者)の言うことしか聞かず、当初ヤマネコは山野バンのことを侮るが、バンがマスターキングに勝利したことで実力を認め、インフィニティネットのハッキングやLBX戦闘でバンたちに協力する。
マスターキング
声 - 前田綾乃
  • LBX:アポロカイザー
LBX大会「アキハバラキングダム」の王者の5歳児。母親(声 - 〆野潤子)からは「マーくん」と呼ばれているが本名は不明。性格は生意気だが、天才的頭脳を持ちLBXの腕も立つ。
シブネキクゾウ
声 - 遠藤大智
オタクロスが製作した音源ソフトウェア[注釈 19]人工知能が搭載され、ホログラム映像によりダンディな中年男性の外見をしている。オタクロスに代わってさまざまな専門用語などを山野バンたちに解説する。

複数の事件の関係者

イノベーターの事件に関与していながら、その後も登場する人物。

沢村宗人(さわむら むねと)
声 - 高口公介
タイニーオービット社の役員でありながら、海道義光の側近としてイノベーターの内通者となっていた人物。それが発覚し解雇されるも、「W」でディテクターの事件の影響でタイニーオービットがクリスターイングラム社の傘下に入った際に、一時タイニーオービットの社長として送り込まれる。
ジャッカル
声 - 高口公介
  • LBX:アサシン、マッドドッグ
要人暗殺を請け負う人物。青の部隊の依頼により財前宗佑を、「W」でアルフェルド・ガーダインの依頼でクラウディア・レネトンの命を狙うが、いずれも未遂に終わっている。レネトンを狙った後に逃亡するも、八神たちによって捕えられた。

主人公たちの関係者

主人公たちと関係が深いが、戦いには直接的に関与しない人物。

山野真理恵(やまの まりえ)
声 - 岡村明美
  • LBX:プリンセスM(ゲーム版のみ。マスクドMとして)
山野バンの母親。気丈なしっかり者で、夫の山野淳一郎が行方不明になって以来、バンをLBXから遠ざけていたが、バンが真相にたどり着いたことで応援する立場に回る。
北島夫妻 - 北島小次郎(きたじま こじろう) / 北島沙希(きたじま さき)
声 - 高瀬右光(小次郎) / 渡辺明乃(沙希)
  • LBX:グラディエーター(小次郎) / クノイチ → クノイチ弐式(沙希)
山野バンたちの行きつけの店「キタジマ模型店」の店長・小次郎とその妻・沙希。小次郎は熱いキャラクターで来店する子供たちから人気があり、LBX対戦の練習相手にもなっている。LBXの腕もそこそこで改造技術も高い。沙希は男勝りな性格だがよくドジを踏む。LBXの実力は小次郎を上回るほどだが、手加減が苦手なので大会以外ではあまりやらない。店舗については、地域密着型の店舗を目指す小次郎に対し、沙希は積極経営を指向している。アニメ第1期では、エンディング後の解説コーナー「店長の豆知識」を小次郎が担当していた。
秋谷マーヤ(あきたに マーヤ)
声 - はやみけい
駅前にある青島カズヤの行きつけのゲームショップ「ゲームズマーヤ」の店長。常連客のカズを気に入っている。東京都江戸川区に実在する同名ゲーム店の店主がモデル。アニメには未登場。
執事
声 - 四宮豪
海道家に仕える執事。海道ジンの世話係も務め家族同然に思っており、ジンがイノベーターから離れた後も気に掛けている。

大会関係者

ガトー
声 - 三宅健太
  • LBX:ブルド改
山野バンのアングラビシダス一回戦の対戦相手。相手のヘッドパーツを切り落として勝利するパフォーマンスから「首狩り(くびかり)ガトー」の異名で知られており、大会では人気の選手。
『ミゼル編』ではトキオシティの最終決戦にも参加していた。
ピンキー
声 - 代永翼
  • LBX:クノイチ
アングラビシダス1回戦で川村アミとバトルしたプレイヤー。頭に薔薇の花輪を着けており、レオタードを着ている。
自身が使用するクノイチの事を「カトリーヌ」と呼んでいる。バトルはフィギュアスケートの様にトリプルアクセル等のトリックを決めながらのバトルを行う。
太一
声 - 林勇
  • LBX:グラディエーター
アングラビシダス1回戦で青島カズヤと対戦したプレイヤー。常に鼻水を垂らしている。ハンターのライフル射撃を全弾回避する等腕前は確かだが、勝利の為なら不意打ちや嘘泣き等の卑怯な技を平気で使う。その事で青島カズヤの逆鱗に触れ、ハンターのライフル乱射を喰らい敗退した。
マイケル / ジャネット
声 - 棟方真梨子(ジャネット)
  • LBX:グラディエーター(マイケル)/ ズール(ジャネット)
アルテミスAブロック1回戦でレックスと郷田のチームとバトルしたプレイヤー。最終的にジャネットは郷田、マイケルはレックスによってブレイクオーバーとなった。『ミゼル編』ではトキオシティの最終決戦に参加していた。
神崎ショウ(かんざき ショウ)
声 - 宮崎寛務
  • LBX:グラディエーター
アルテミスBブロック予選決勝戦でマスクドJとバトルした北部エリアチャンピオンのプレイヤー。バトルでは「スーパーマッハアタック」「ウルトラマッハアタック」「グレートマッハアタック」等と名付けた連続攻撃をメインに使用する。バトルは初めは優勢だったが、後に攻撃パターンを見抜かれマスカレードJに踊るかの様なステップによる回避(アルテミスMC曰く「まさに一人仮面舞踏会」)でかわされ、最終的にマスカレードJの「ストームソード」でブレイクオーバーとなった。
森上ケイタ(もりがみ ケイタ) / 中林レイナ(なかばやし レイナ) / 木下コウジ(きのした コウジ)
声 - 下田レイ(森上ケイタ) / 中嶋アキ(中林レイナ)
  • LBX:ウォーリアー(森上ケイタ) / アマゾネス(中林レイナ) / ブルド(木下コウジ)
山野バンたちのアルテミスCブロック予選決勝戦の対戦相手。前年にアジアチャンピオンとなったチームで、ウォーリアーを使わせたら右に出るものはいないと言われている。Cブロック予選決勝後、バトルロワイヤルに臨むバンに水月棍を託した。ゲームでは、青島カズヤが憧れているプレイヤーという設定(アニメではこの設定はない)。
ジョン・ハワード / ポール・ゴードン
声 - 小松史法(ジョン・ハワード) / 高口公介(ポール・ゴードン)
  • LBX:オルテガ(ジョン・ハワード) / タイタン(ポール・ゴードン)
山野バンたちのアルテミスCブロック予選一回戦の対戦相手で、北米LBXチャンピオン。幼少の頃からコンビを組んでいる2人。ジョンは女性人気が高く、俳優業もこなしている。
ジェイソン・クロサワ
声 - 高橋研二
  • LBX:ムシャカスタム
山野バンたちのアルテミスCブロック予選二回戦の対戦相手で、通称「北欧のサムライ」。それなりに大会出場経験を持ち、後にアキハバラキングダムにも参加する。アニメではアキハバラキングダムで初登場、ステレオタイプな侍を誤解した外国人のような性格設定がなされた。後に『ミゼル編』ではトキオシティの最終決戦にも参加した。
チーム・アーミーチャリオット
  • LBX:ブルド、ブルド改カスタム、タイタン
山野バンたちのアルテミスCブロック予選準決勝の対戦相手で、通称「無敵の重機軍団」。プロメテウス社のスポンサー枠として出場した公式宣伝チーム。アニメには未登場。
風間アタル(かざま アタル) / 森野ショウ(もりの ショウ)
声 - 南山祐希(風間アタル)/ 村上裕哉(森野ショウ)
LBX:オルテガ
アルテミスにて仙道ダイキのサポートメンバーとして共に出場したLBXプレイヤー。しかし仙道にとっては勝つ為だけの駒に過ぎず、最終的にDブロック予選決勝戦のユジンとのバトルにて仙道に裏切られ自身のLBXを盾にされた挙句、仲間を巻き込んでの必殺ファンクションによりビビンバードX共々吹っ飛ばされブレイクオーバーとなった。
アル・シャヒーンブラザーズ
声 - 四宮豪(兄)/ 星野貴紀(弟)
  • LBX:ブルド改
仙道ダイキチームがアルテミス予選一回戦でバトルした石油王の兄弟。弟は何故か「ブヒブヒ」としか喋らない。豊富な資金を惜しみなく注ぎ込んで作り上げた特注LBXと購入した超火力の武器が見所。
作中では「贅沢な武器」とされるレーザーキャノンで仙道ダイキチームとバトルしたものの、最終的にはジョーカーMk-2の残像による幻影に騙され弟のブルド改に誤射してしまった上、仙道ダイキと風間アタルの連携攻撃によりブレイクオーバーとなった。
ハンニバル・ハーン
声 - 最上嗣生
  • LBX:カブト
アルテミスEブロック決勝戦にて灰原ユウヤチームとバトルした南半球エリアチャンピオンのプレイヤー。南半球LBX選手権統一チャンピオンで、公式戦255戦253勝2引き分けと言う戦績を持っている。作中では灰原ユウヤチームとのバトルをイノベーターの調整実験に利用され攻撃を全部回避された挙句、最終的にはコマンドハンドガンの攻撃で駆動部にダメージを与えられブレイクオーバーとなり、公式戦初敗北となった。
アルテミスMC
声 - 千葉進歩
  • LBX:究極ブルド(ゲーム版のみ)
LBX世界大会「アルテミス」の司会者。特徴的なファッションと高いテンションで試合を司会・実況する。
受付嬢
声 - 〆野潤子
アルテミスの受付で選手登録をしているガイノイド。胸元の部分が展開する仕掛けになっており、そこに優勝賞品のメタナスGXを格納している。
角馬王将(かくま おうしょう)
声 - 稲田徹
アキハバラキングダム大会とBCエクストラスのMC。『イナズマイレブン』シリーズにも登場している。
二階堂友紀人(にかいどう ゆきと)
  • LBX:月光丸カスタム、ジ・エンプレスカスタム
ランキングバトルで7位に君臨しているLBXプレイヤー。色白で泣きぼくろが特徴。
海道を先生と仰いでおり、服装は八神と同じく黒の部隊のものであるが、ストーリー本編には登場せず詳細不明。
ピノン
声 - はやみけい
  • LBX:ジライヤ → Kアーサー
ランキングバトルで頂点に君臨する謎のLBXプレイヤー。額に乗せた大きなゴーグルが特徴。『ブースト』の裏ランキングバトルでは、バトルネームが「スーパーピノン」になっている。

『ダンボール戦機W』の登場人物

前作『ダンボール戦機』から継続して登場する人物は#『ダンボール戦機』の登場人物を参照。

基本プレイヤーキャラクター (W)

『ダンボール戦機W』本編では、前作『ダンボール戦機』から引き続き「山野バン」を主人公として操作するほか、もう一人の主人公である「大空ヒロ」をパーティーメンバーに加えて、更にヒロインである「花咲ラン」がストーリー序盤からプレイヤーキャラクターとして登場する。ほかに、新規の登場人物として「ジェシカ・カイオス」と「古城アスカ」、前作から引き続いて「海道ジン」、「川村アミ」、「青島カズヤ」がパーティーメンバーとなることに加えて、前作では操作できなかった「灰原ユウヤ」がプレイヤーキャラクターとなっている。また、『W』の本編『パラダイス編』ではライバルキャラクターである「風摩キリト」が『ミゼル編』からはパーティーに加わる。このほか、ゲームクリア後に操作可能となる追加メンバーが存在する。

初期パーティーメンバー (W)
大空ヒロ(おおぞら ヒロ)
声 - 下野紘佐藤恵(幼少期)
  • LBX:ペルセウス、ウォーリアー(使用は一度だけ。ペルセウスの代用)、Σオービス(攻撃、Σドライブソード発動時)→ イカロス・フォース → アキレスD9
『ダンボール戦機W』のもう一人の主人公。山野バンたちの一学年下の中学生で、ビデオゲームと特撮が好きなオタク少年。13歳。人工知能の世界的権威・大空遥を母にもつ。母は仕事に夢中で家を空けることも多いが、親子仲は良好で母を思い仕事の妨げにならないよう心掛けている。
LBXに関しては初心者であるが、対戦ゲームにおける高い反射神経と緻密な動きを見出され、山野淳一郎からLBX「ペルセウス」を託される。
物語初期では眼鏡をかけていたが、伊達眼鏡で本人曰く「雰囲気で着けている」とのこと。服装については、トキオシアデパートでのLBXの襲撃時に服やズボン共に破けてしまい、やむなく衣服店にあったものを着込んでいる。
花咲ラン(はなさき ラン)
声 - 花澤香菜
  • LBX:ミネルバ、クノイチ(使用は一度だけ。ミネルバの代用)、Σオービス(防御)→ ミネルバ改
『ダンボール戦機W』のヒロイン。大空ヒロと同学年の中学生。13歳。明朗快活な性格で、カラテに精通し挑戦的な気概の持ち主。一方で、任務の合間にはジェシカとショッピングに行ったり、オタクロスに声援を頼まれて恥じらったりと年相応の少女らしい一面も持つ。
実家は「花咲流真拳空手」という道場を営んでおり、道場師範である祖父から次期師範と目されている。昨年度のアルテミス優勝者の山野バンに憧れてLBXを始めており、その身体能力と格闘センスを買われて、山野淳一郎からLBX「ミネルバ」を託される。LBXの戦闘スタイルは自身の格闘スタイルと同じく、相手の攻撃を避けずに攻撃を打ち込む「剛よく剛を制す」戦法が反映されている。
順次追加メンバー (W)
ジェシカ・カイオス
声 - 喜多村英梨
  • LBX:ジャンヌD、アマゾネス(使用は一度だけ。ジャンヌDの代用)
NICS長官オーウェン・カイオスの娘で、優秀なLBXプレイヤー。15歳。ディテクター事件を調査するために、NICSの一員として山野バンたちと同行している。記憶力と観察力に優れ、対戦するLBXプレイヤーの過去の戦法や武装などに対する知識も豊富だが、強気でやや自信家な面もある。面倒見が良く、LBXの後輩である大空ヒロや花咲ランを指導している。
古城アスカ(こじょう アスカ)
声 - 白石涼子
  • LBX:ヴァンパイアキャット
第4回アルテミスの優勝者。14歳。なんにでも首を突っ込みたがる自由奔放な性格で、勝ち気で相手を翻弄するしたたかさを併せ持つ。トマトジュースが好物。
女性ではあるが、背の低さ、金髪のロングヘアを仕舞い込んでいるキャップ帽、ネクタイ、半ズボンといったボーイッシュな服装と、「俺」という一人称など少年らしい言葉遣いで喋ることから、山野バンや大空ヒロたちには当初男性だと思われていた。オタクロスに美少女の声援を求められた際、真っ先に声を上げ、その声援を「可愛くない」と切り捨てられ怒るなど、自身が女性であるという意識はある模様。
オメガダインにスレイブ・プレイヤーにされて以降、NICSと合流してバンたちと行動を共にするようになる。LBXプレイヤーとしての実力は高く、愛機ヴァンパイアキャットは弟のタケルが製作したLBXである。
風摩キリト(かざま キリト)
声 - 平川大輔
  • LBX:デクーOZ、ジョーカー・キリトカスタム、ハカイオー・キリトカスタム、フェンリル・フレア
オメガダインのテストプレイヤーの青年。囚人服のような横縞の服を着ており、コーラを愛飲する。在住地はA国Lシティで、恋人のエイミーもA国人だったが事故死している。自分がデートに遅刻したせいでエイミーが事故に遭ったと気に病んでいる。オメガダインのことはAI開発のために利用しているだけで、NICSとディテクターの戦いにも興味はなく、エイミーのAIを完成させるためにただ強いプレイヤーを求めており、バンたちに執拗にバトルを挑んでくる。
使用するLBXはワンオフ機でなく、一般機をチューンナップすることを好み、LBXを3体同時に操作できる実力も持つ。『ミゼル編』からはバンたちの仲間として、プレイヤーキャラクターに加わる。

NICSとその関係者

NICSと関係の深いA国人やNICSの協力者についてもここで述べる。

オーウェン・カイオス
声 - てらそままさき
次世代国際宇宙局「NICS」の長官。ジェシカ・カイオスの父親で、誠実実直な性格。A国NシティのNICS本部からディテクターやオメガダインの動向を探り、山野バンたちと協力して、事件を防ぐため彼等に指示を出す。
クラウディア・レネトン
声 - 寺内よりえ
2050年に当選、就任一年目になるA国の女性大統領。数々のLBX事件を解決してきたNICS及び山野バンたちに信頼を寄せている。テロリストの脅しにも屈しない姿勢をとる一方で、軍縮も進めている。
大空遥(おおぞら はるか)
声 - 遠藤綾
大空ヒロの母親で、人工知能の世界的権威とされる科学者。知的好奇心が旺盛な性格で、ヒロには自分の職業を英国の「次世代テクノロジー研究所」の研究者だと言っていたが、実際は科学者としての興味から人工知能アダム・イブを研究開発し、オメガダインの悪事を知った上で協力していた。ヒロと同様の集中能力を発揮している場面がみられたこともあるが、本人はヒロの能力については知らなかったようである。
コブラ
声 - 佐藤健輔
山野淳一郎の元から派遣されたエージェントの男の1人。「コブラ」とはコードネームで、本名は明かされていない。マングースとは同じエージェント同士だが反りが悪く、コブラは山野バンたちと行動を共にすることが多い一方、マングースは大抵別行動を取っている。
マングース
声 - 浪川大輔
山野淳一郎の元から派遣されたエージェントの男の1人。「マングース」とはコードネームで、本名は「早乙女(さおとめ)」。
ジャック・ジェラート
声 - 祐仙勇
  • LBX:プロト・I
A国のLBX実験部隊「ファイアースウィーツ」の隊長で、階級は中尉。LBXの操作テクニックは高く、LBXの性能もあり山野バンたちからの攻撃を一時は防ぎ、三人相手に優位に立った。ガーダインの悪事を知ってからは、バン達に協力する。
メタモ
『ダンボール戦機』シリーズの各エリアに存在する自立稼働型ロボット。白くて丸いフォルムをしており、浮遊しながら様々な場所に移動し、LBXバトルの結果などを記録する。人工知能が搭載されており「メタモ!〜するモ!」といった口調で話す。神谷重工が格安で受注生産しており、その安さから神谷を怪しんでいるものもいる。また、ダンジョンなどで何度か出くわす警備ロボットもこのメタモとほぼ同系統のフォルムをしている。バンからはLBXの宣伝マスコットと思われていた。
ゲームプレイ上ではセーブポイントとなり、バトルやストーリーのデータのセーブの他に、通信対戦やパスワード入力によるLBXの入手などができ、またプレイヤーは再プレイする際にセーブしたメタモが存在する場所から始める事になる。アニメには未登場。
メタモR
声 - 渡辺明乃
『W』でダックシャトルを操縦するメタモ。操縦の他にも機内の整備・調整などを行っている。一般的なメタモと異なり、ダックシャトルを操縦するためのパイロットシステムが搭載されており、そのためか胴体部分には両腕が付いていて、青いラインと自身の名称と同じ「R」の文字が入っている。AIはオタクロスによって製作・搭載されており、人工知能の権威である遥ですら感服するほどの知能レベルを持つ。普段はコクピットに固定されたような形態でダックシャトルを任されているが、コクピットから離れて他のメタモと同様に単独で活動する事も可能[注釈 20]
メタモS
ダックシャトル等でLBXのメンテナンスとショップを担当するメタモ。必要な料金の支払いに応じて買い物とLBXのメンテナンスを承ってくれる。メタモRと同じく胴体部分には両腕が伸びていて、オレンジ色のラインと自身の名称と同じ「S」の文字が入っている。アニメには未登場。

オメガダインによる事件の関係者

アルフェルド・ガーダイン
声 - 相沢まさき
  • LBX:ゼウス
A国副大統領。テロ組織に対抗するためとして、大統領のクラウディア・レネトンに軍拡をたびたび進言する。政界入りする前の青年時代は軍人だった。政治家だった父が当時の大統領によって汚職の濡れ衣を着せられたことから、自らは「正しい政治」のために強大な権力を志向し、人工衛星「パラダイス」による世界征服を企んでいる。A国の国防基地をガーダイン一派の拠点としており、基地司令もガーダインに与する同志となっている。
アラン・ウォーゼン
声 - 土師孝也
LBX管理機構「オメガダイン」の総帥で、敵対するディテクターの動向を独自に探っていた男。アルフェルド・ガーダインの手先であり、LBXやパラダイスを使い世界征服を企んでいた。しかし、オメガダインの悪事がNICSらに露呈したことで、オメガダインとガーダインの関係が知られないように、ビショップにより暗殺される。
Dr.マミー / 檜山真実(ひやま まみ)
声 - 東地宏樹(Dr.マミー)、芝原チヤコ(檜山真実)
  • LBX:ゼウス
オメガダインでキラードロイドの開発を行っている科学者。マミー(ミイラ)のように全身を包帯で覆い、電動車椅子に乗り、かすれ声で無感情な片言でしゃべる。その正体は、檜山蓮の妹の檜山真実であり、アラン・ウォーゼンの部下やアルフェルド・ガーダインの仲間としての振る舞いは偽装で、兄が実現させられなかったテロ活動の完遂を狙っていた。
ビショップ
声 - 浪川大輔
  • LBX:オリオン(ゲーム版のみ)
アラン・ウォーゼンの右腕の男。しかし、実際はウォーゼンを監視するためにアルフェルド・ガーダインが送り込んだスパイである。ウォーゼンを見限って暗殺した後、ガーダインの下に戻る。
ミゼル
声 - 山本泰輔
  • LBX:ベクター、ベクターがゴーストジャックしたLBX、オーレギオン → ミゼルオーレギオン
『ミゼル編』から登場した謎の少年。その正体はアダムとイブが送りだしたウィルスプログラムであり、少年の身体はオメガダインが極秘開発していたアンドロイドである。通常は人間の姿をしているが、山野バンたちとの対面時などには全身がライトグリーンの光を帯びて発光し、宇宙人のような姿へと変化する[注釈 21]。CCMを介さずにLBXのコントロールを行うことができる。

主人公たちの関係者 (W)

花咲大門(はなさき だいもん)
声 - 広瀬正志
花咲ランの祖父で「花咲流真拳空手」の頭目。ランを次期師範と称するなど高く評価しており、ディテクターとの戦いに挑む確固たる覚悟があることを理解すると、「修行とは道場のみにて行うものにあらず」と告げて快く送り出した。
ユキ
声 - 藤東知夏
  • LBX:ウォーリアー
花咲ランの親友でLBXプレイヤーの少女。ランとは対照的に生真面目な性格で、彼女の大雑把な言動を嗜めている。ランキングバトルでは87位にランクインし、呼び出しバトルでも戦うことができる。
M・ゴジョー
声 - 佐々木誠二
  • LBX:シン・エジプト
クリスターイングラム社のテストプレイヤー。エジプトのブレインジャックで大空ヒロたちと共闘した後、一時スレイブ・プレイヤーにされるも、正気に戻った後は再び共闘する。当初は、自分の口で話さずにLBXを介して発言していたが、打ち解けた後は直接話すようになった。『イナズマイレブン』に登場する「五条勝」に似た容姿である。

大会関係者 (W)

マダム・ブルホーン
声 - さとうあい
ルール無用のLBX大会「アングラテキサス」の主催者。豊満な女性。
マスタング・マックス
声 - 武虎
  • LBX:ブルド
アングラテキサス第1試合のジェシカの対戦相手。警官のような恰好をしており、相手が気に入らない言動をとるたびにそれをカウントしヒートアップする。通常5発のところを200発撃てるように改造したショットガンでジェシカを追い詰めた。
ハリー・キャラバン
声 - 佐藤美一
  • LBX:カブト
アングラテキサス第2試合のランの対戦相手。ジャージ姿で覆面を被っている。偉そうな態度を取っているが、実際は極度のマザーコンプレックスで、最終的にランのミネルバに敗北し号泣して母親に慰められていた。
ビリー・スタリオン
声 - 三木眞一郎
  • LBX:ジョーカー
前回のアングラテキサス優勝者で今回も優勝候補。通称早撃ちビリー。女性に特に人気がありジェシカもビリーが気になっているが、当の本人はLBXバトル一筋で異性に興味は無いようである。
青く塗装したジョーカーのカスタム機に拳銃「スナップリボルバー」を二丁装備させている。
オタゴールド / オタシルバー
声 - 三宅健太(オタゴールド) / 渡辺明乃(オタシルバー)
  • LBX:ビビンバードゴールド(オタゴールド) / ビビンバードシルバー、スレイブ状態:ビビンバードカオス(オタシルバー)
A国在住のオタクロスの弟子で、オタゴールドは黒人男性、オタシルバーは白人女性。オタレッドと3人でチーム「オタレンジャーZ」を組み、第4回アルテミスに参戦する。 
チャールズ / ロバート
声 - 水谷直樹(チャールズ)/ 吉開清人(ロバート)
  • LBX:グラディエーター(チャールズ)/ タイタン(ロバート)
第4回アルテミスに出場した古城アスカの予選第1試合の対戦相手。公式戦37連勝中で、優勝候補と注目されている。
ウィルソン / スティラー
  • LBX:ムシャ(ウィルソン)/ アヌビス(スティラー)
第4回アルテミスに出場したA国LBXリーグチャンピオンの2人組。トーナメントCブロック準決勝にて郷田・仙道チームと対戦した。
チーム・アレキサンダーシスターズ
  • LBX:クイーン(ブレンダ)/ アマゾネス(ジャスミン)
第4回アルテミス出場チームで、姉ブレンダ・アレキサンダー(声 - 川﨑芽衣子)と妹ジャスミン・アレキサンダー(声 - 安済知佳)の姉妹2人組。中南米LBX選手権優勝者で、「カリブの赤いハリケーン」の異名をもつ実力者。使用するクイーンとアマゾネスは赤く塗装されている。呼び出しバトルでも戦うことができる。
チーム・テリブル - ボビィ/ オコチャ / アンディ
声 - 浪川大輔(ボビィ)/ 広瀬有香(オコチャ)/ 星野貴紀(アンディ)
  • LBX:ブルド(ボビィ)/ ブルド改(オコチャ、アンディ)
第4回アルテミスに出場したワールドブルドカップチャンピオンのチーム。DブロックにてオタレンジャーZとバトルを行った。
シャーリー
声 - 足立友
  • LBX:クノイチ
BCエクストラズに「センシガール」のコスプレで参加した女性で、『宇宙英雄センシマン』の台詞を完璧に把握しているセンシマンマニア。当初はアリスと出場する予定であったが、急遽ペアを変更し、意気投合したヒロと「宇宙英雄センシマン」チームを組むことになり、この時にヒロとは即席ペアとは思えないほどのコンビネーションを見せる。ゲームには未登場。
アリス
声 - hie
  • LBX:グレイメイド
BCエクストラズに「コズミックプリティ レイナ」のコスプレで参加した小柄な少女。当初はシャーリーと組むはずであったが、シャーリーがヒロと組んでしまったため、同じく余ってしまったユウヤと共に「地獄の復讐軍団」チームを結成した。2つのノート『許さないですノート』と『可愛いんですノート』を常時携行しており、前者は「アリスを傷つけた人の名前を書くと天罰が落ちる」らしく、後者はコスプレのアイデアを書きためている。LBXバトルでは普段からシャーリーの援護を担当しており、あまり得意ではないが、チーム『O・T・A』戦で彼女の叱咤により徐々に積極性が増し、決勝でリベンジを果たしている。得意なのはコスプレ衣装を仕立てることで、パートナーのシャーリーからもっぱら頼られているほか、準決勝から決勝開始までの隙間時間でユウヤ用のリュウビのコスチュームをあつらえてみせた。ゲームには未登場だが、彼女のコスプレするコズミックプリティ レイナが『W』でのランキングバトルに登場する。また、コスプレでない普段着は自身の名前と同じ『不思議の国のアリス』のような衣装である。
マジカルシスターブラザーズ - ベア / モーガン
声 - 佐藤健輔(ベア)/ 高口公介(モーガン)
  • LBX:ブルド改(ベア)/ ブルド(モーガン)
BCエクストラスに魔法少女のコスプレで出場した中年男性2人組のチーム。バトルではAブロック第四試合で宇宙英雄センシマンチームとバトル。LBXの斧やランチャー等の武器攻撃で「マジカルスティック」や「センチメンタルハーモニー」と言った魔法少女風の技名を付ける。コスプレに興味は無く、ただ単に優勝賞品のマイスターX3だけが狙いで出場した。その為会場からはブーイングの嵐を受けた上、ヒロの逆鱗に触れ、そのままヒロとシャーリーの連携攻撃によって倒された。ゲームには未登場。
黄昏の竜騎士チーム - ボブ / サム
  • LBX:カブト(ボブ)/ ウォーリアー(サム)
BCエクストラスBブロック第一試合にて地獄の復讐軍団チームとバトルしたチーム。バトル当初は優勢だったが、アリスのグレイメイドのロデオライフルを借りたユウヤのリュウビが駆動部を撃ち抜いた事で転倒し形勢逆転。そしてそのままリュウビの必殺ファンクションで2機同時にブレイクオーバーとなった。ゲームには未登場。

  1. ^ ただし、パーツ一個一個にHGなら一つ、MGなら二つスキルが追加され、パーツごとに同じスキルを揃えると、対応する武器を装備した際にボーナスを得ることができる。
  2. ^ 漢字表記されているものは漢字にカタカナのルビを振って表記。
  3. ^ ゲーム版ではDキューブを設置せずに行う、いわゆる場外乱闘や通常の遊戯とは別の非常時による本格的な戦闘も、このアンリミテッドに分類される。
  4. ^ ミゼル編をプレイするには、アップデートを行った後に第10章をクリアする必要がある。
  5. ^ 設定上は専用機やワンオフ機になっている機体でも、ゲーム内のショップで売られていることもある。
  6. ^ 『ダンボール戦機』では必殺ファンクション使用時、背景に流星群のようなものの映像の手前に技名が仮名、漢字表記というデザインだったが、『W』になってLBXの状態らしき画像にコアスケルトンの画像が背景になっていて技名もアルファベット表記になっている。
  7. ^ アニメ『ダンボール戦機』初期のアバンタイトルでは、薄型テレビが入った強化ダンボールをヘリコプターからスタジアムのグラウンドに落下させ、駆け寄った技術者たちが中のテレビが壊れていないか確かめるという実験のシーンが描かれた。
  8. ^ 出力を高めることで防御範囲を広めることも可能。
  9. ^ 通常は四角形のフィールドだが、火山フィールドに限り五角形となっている。
  10. ^ キタジマ模型店よりは駅に近い位置にあり、毎週『週刊LBXマガジン』が発売されると、バンやカズはこの書店に寄ってから「キタジマ」に行くのが通例らしい。
  11. ^ 『ダンボール戦機』で初めて登場したときは、レックス、拓也に連れられたバンたちがミソラ商店街のブルーキャッツから車でハイウェイをしばらく走って訪れた。しかし『W』では、バンの自宅、キタジマ模型店、ブルーキャッツなどと徒歩で行き来できる距離に存在しており、相対的位置関係は判然としない。ただし当初は正体の判然としない組織によるイノベーターの追尾を警戒していたこともあり実際はわざと時間をかけて回り道をしていた可能性があり(実際にエージェント達を完全に撒くまで本部には向かっていない模様)、バン達も最初にシーカー本部の出入り口から家路についたときは思ったより近いと驚いていた。
  12. ^ 運行速度は500km/h。バンたちが乗った101号は11時にLシティを出発し、Nシティ着は19時であり、所要時間は8時間であった。10両編成で、アクセントカラーが空色の編成と黄緑の編成がある。旅客車だけでなく、食堂車、貨物車、展開状態のDキューブが2つ設置された展望車もある。
  13. ^ 時計台内での戦闘を脱したアキレス・ディードは自力で天文台のある森林公園まで飛び去っている。
  14. ^ 地球の南半球は全地域が一括されて「南半球統合」のチャンピオンが選出される。
  15. ^ ニンテンドー3DSへの移植作である『爆ブースト』では、先行して PSP / PS Vita で発売されている『ダンボール戦機W』版の姿をした「山野バン」と、『W』のプレイヤーキャラクターである「大空ヒロ」と「花咲ラン」、『W』の登場人物である「マスクドB」、「マスクドM」なども操作可能になる。
  16. ^ 中学卒業後は学ランスタイルではなく、かつて尊敬していたレックスをリスペクトした服装に変化している。
  17. ^ 『W』で対オーレギオン用LBX開発のためのデータ提供を申し出た時は「さいばる」という読み方で名乗っている。
  18. ^ アニメ版『W』では、オタクロスがオタレンジャーのリーダー(マスターオタクロス)としての姿を披露している。
  19. ^ オタクロスはキクゾウのことを説明する際、初音ミクの名を挙げている。
  20. ^ 第三期OP・EDの映像から。
  21. ^ アニメ版では、正体が発覚するまで人間の容姿のまま活動していた。
  22. ^ ディード(Deed)とは、「証明印紙」「正式証明」、等の意。
  23. ^ 原作ではリニアモーターカーと同等、アニメでは「音速」とされている。
  24. ^ VX-13は頭部やコアボックス周辺の形状がAX-00と異なっていることが、TV第1シリーズ後半オープニングフィルムで確認できる。
  25. ^ アニメの劇中では、「アーチャーライフル」以外の装備は持ったことがない。
  26. ^ 設定資料ではマッドドッグの能力と記されているが、ゲーム中ではナックルのスキルを上げればほかのLBXでも使用可能である。
  27. ^ ロブスタークローを装備しても、「マッドロブスターC」とはならず、「マッドロブスター」のままである。
  28. ^ 公式イラストでは、マシンガン『アンタレスM2051』の2丁拳銃装備も存在する。
  29. ^ そのため、LBXカタログ2など一部書籍ではNICS製ではなくA&C社製と記されている。
  30. ^ アニメ版ではハンドガンを使用。
  31. ^ ただし、「秋葉原駅」は漢字表記になっている。また、アキハバラに限らず、『ダンボール戦機』世界観内の日本の地名はもっぱらカタカナ表記になっている。
  32. ^ 1メガトン=広島型原爆の約66倍の威力である。
  33. ^ アキレス・ディード以外で作中で使用が確認されたのはハカイオー怒愚魔(郷田)、ブラッディリボン(ヤマネコ)、ジャンヌD(ジェシカ)、フェンリルフレア(キリト)、デクーエース(真野)、ビビンバードX(オタレッド)、プロト・I(ジェラート)、ジェネラル(八神)の8体。
  34. ^ ただし、一部過去の映像を流用しているためか背中にゼウスが写っているシーンが存在する。
  35. ^ 実在の戦車砲の口径は、普通の滑腔砲で最大125ミリ、多目的のガンランチャーでも152ミリ程度である。
  36. ^ 劇中、格納されているミサイルを見た海道ジンが「この船は、タンカーに偽装した戦闘艦ということか」と言っている。
  37. ^ 第三期OP・EDの映像と第58話から。
  38. ^ 数km程度しか離れておらず、神威島からを眺めると本土の都市が間近に見える。
  39. ^ この「反映」とは、ウォータイムでの戦争が現実でもそのまま行われているという意味ではなく、「消滅」とは国家が壊滅したということではない。ウォータイムでの戦争結果に基づいて現実の外交が行われ、南米等で現実に起きようとしている戦争が断念されたり、独立紛争が抑止されたりするということである。また、セカンドワールドは地球の地形や町並みなどが模造されてはいるが、そこにある国家の所在や名前は現実とは全く異なる。
  40. ^ ただし実際には、本当の地球の円周距離をLBXスケールにしても、10kmより遥かに大きくなってしまう。このように、LBXバトルフィールドの寸法が外から見た場合とLBX視点で内部から見た場合で異なるのは、従来のDキューブも同様であった。
  41. ^ ただし、ヒロの能力は後に『ウォーズ』で判明したオーバーロードと光る瞳の色が異なり(ヒロは金色で『ウォーズ』の習得者達は赤)疲労などの副作用が生じる事もなく、また予知能力も発現しているなど、『ウォーズ』本編に登場したアラタを始めとする能力保持者のそれとは若干異なる点もある。
  42. ^ 授業中も授業そっちのけでLBX関連のアイディアを練り、教師や生徒の注意にもやや鈍感な状態でノートに書き込んでいる。
  43. ^ 劇中、確認できる限りではロシウス連合、アラビスタ同盟、ポルトン、ロンドニアが加わっている。
  44. ^ ドラマCDでは『W』の時期からすでに長髪で、帽子でそれを覆ってあったことが明かされている。
  45. ^ ゲーム公式サイトやキッズステーション番組ページでは『ダンボール戦機ウォーズ』と書かれているが、ここでは『ダンボール戦機W』に合わせ、アルファベットで『ダンボール戦機WARS』と表記する。また、テレビ東京公式サイトやAT-X番組ページでは『ダンボール戦機WARS』となっている[24][25]
  46. ^ 『W』第29話も劇場版『イナダン』予告で「オタクロスのオタ知識」が削除されているが、字幕放送では削除前の内容を何度か誤って放送してしまった。
  47. ^ 「激闘!1時間スペシャル!!」と題して2話連続放送された。
  48. ^ 第1話のみ久保田が、第2話は久保田と下野が2人で読み上げた。
  49. ^ 「1時間スペシャル」と題して2話連続放送された。
  50. ^ テレビ大阪のみ天神祭中継放送のため7月31日に振り替えて放送。
  51. ^ アニメ公式サイトより。放送時はAパートがサブタイトル無し総集編(「平和への軌跡」からの抜粋)、Bパートのサブタイトルは「映画イナダン episode 0」であった。
  52. ^ 11月14日は『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン 「秋だ一番!イナズマ祭 1時間特大スペシャル」』のため休止。
  53. ^ ネット配信・時差ネットなどではこちらの総集編が「合体スペシャル」の代わりに放送された。
  54. ^ この回より、地上波同時ネット局では『アニ×アニ!』内での放送となる。
  55. ^ 単行本タイトルはどちらも『ダンボール戦機』であり、4巻から6巻に『ダンボール戦機W』編が収録されている。
  56. ^ 「ダッシュ3号シューティングスターに僕のマシンが選ばれた」という本人の弁によれば武井宏之だと思われるが、Twitterでは明言を避けている[1]
  57. ^ 消費税増税分の値上げ(リニューアル前は5%だったが、リニューアル版は8%→10%のため)がほとんどの商品で行われ、一部の商品では、本体価格の改定も行われている。
  58. ^ 2011年6月16日に発売したPSP用ソフト『ダンボール戦機』に同梱されていたものを市販化。また、2011年冬に開催された第33回『次世代ワールドホビーフェア』で配布された「鋼鉄棍&コマンドハンドガン」も同梱。
  59. ^ リニューアル前に存在しない新規の商品。
  60. ^ 2011年8月に実施された『LBXオーディーンキャンペーン』で抽選8000名のみに当たる非売品だったものを市販化。






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テレビ東京系アニメ 遊☆戯☆王ZEXAL  ふぉうちゅんドッグす  ダンボール戦機  ジャングル大帝  プラトニックチェーン
コンピュータゲームのシリーズ 無人島物語シリーズ  ポートロイヤル2-カリブ大航海記-  ダンボール戦機  超空間ナイター プロ野球キング  スペクトラルフォース
漫画作品 た DOUBLE CALL  たのしい新選組  ダンボール戦機  打撃天使ルリ  ダンシングベイビーかりん
アニメ作品 た たいむとらぶるトンデケマン!  だぁ!だぁ!だぁ!  ダンボール戦機  DARKER THAN BLACK -流星の双子-  戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー スクランブルシティ発動編
2011年のテレビアニメ 遊☆戯☆王ZEXAL  Steins;Gate  ダンボール戦機  魔法少女まどか☆マギカ  バカとテストと召喚獣

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