スーパーマリオブラザーズ2 スーパーマリオブラザーズ2の概要

スーパーマリオブラザーズ2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 12:58 UTC 版)

スーパーマリオブラザーズ2
Super Mario Bros. 2
SUPER MARIO BROS.: The Lost Levels
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 ファミリーコンピュータ
ディスクシステム
開発元 任天堂情報開発本部
SRD
運営元 任天堂
プロデューサー 山内溥
ディレクター 手塚卓志
宮本茂
デザイナー 手塚卓志
宮本茂
プログラマー 中郷俊彦
森田和明
音楽 近藤浩治
美術 手塚卓志
宮本茂
シリーズ スーパーマリオシリーズ
人数 1人
メディア ディスクカード片面
稼働時期 1986年6月3日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 約265万本[1]
販売:136万本[2]
書き換え:110万回[2]
その他 型式:FMC-SMB
テンプレートを表示

ディスクライターでの累計書き換え回数は第1位を記録している[3]

日本国外ではディスクシステムが発売されなかったうえ、その難易度の高さが受け入れられにくいとして本作も発売されず、代替続編として扱われたのが、『夢工場ドキドキパニック』のキャラクターをマリオファミリーに入れ替えたもので、これがSuper Mario Bros. 2のタイトルで発売され、日本では1992年9月14日に『スーパーマリオUSA』として発売された[4][5]

1993年には、日本では『スーパーマリオコレクション』の収録タイトルの一つとなり、日本国外ではスーパーマリオコレクションの日本国外版であるSuper Mario All-StarsSUPER MARIO BROS.: The Lost Levels(スーパーマリオブラザーズ ザ・ロストレベルズ)の名称で収録された。


注釈

  1. ^ スーパーマリオコレクションにおけるスーパーマリオブラザーズ2のタイトル画面では「FOR SUPER PLAYERS
  2. ^ 1UPしすぎて残り人数が128人を超えるとマイナス127人になってしまい、プラスに戻さない限り一度のミスでゲームオーバーになってしまう仕様は前作と同じである。ただし、『スーパーマリオコレクション』版(以下SFC版)及び『スーパーマリオブラザーズデラックス』(以下GBC版)ではこれが修正されており、128人を上限にこれ以上増殖しない。
  3. ^ SFC版では、無敵時間中の場合は無効。
  4. ^ ただし、土管の数が1ヶ所につき必ず1つになった。
  5. ^ 本作では1~4ワールドから5ワールド以降へのワープゾーンは存在しない。そのため、WORLD4はワープを使用することなくクリアする必要がある。
  6. ^ 3-1から1-1へ、8-1から5-1へ。構造上は通常のワープゾーンと同じ。
  7. ^ SFC版も同じだが、ステージ2~4でゲームオーバーになった場合は、そのステージから始まる。
  8. ^ ただし、上から出てくる直前にジャンプしたりするとそのままミスになる。また、SFC版では仕様が変更され、広さが1.5ブロック分のリフトでは不可能になった。
  9. ^ SFC版及びGBC版では、通行したルートが正しいかを判定するため、『スーパーマリオワールド』で使われた正解音と不正解音のチャイムが鳴る。
  10. ^ ワールド9でもコインやゴールの1UPボーナスで残り人数を増やすことは可能。また、SFC版では残り人数は減らず、8-4をクリアしたときの数で開始する。
  11. ^ SFC版ではエンドレスではなくなり、9-4をクリアするとそのまま後述のA-1に進む。
  12. ^ 当初は12周と記された文献もあったが、これは誤りである。

出典

  1. ^ 2021CESAゲーム白書 (2021 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2021). ISBN 978-4-902346-43-5 
  2. ^ a b 「ディスクライター 書き換えゲーム全カタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第5巻第12号、徳間書店、1989年7月7日、13頁。 
  3. ^ M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』91ページ
  4. ^ a b New スーパーマリオブラザーズ ザ・コンプリートガイド』アスキー・メディアワークス、2006年、390頁。ISBN 978-4840235273 
  5. ^ a b c 山崎功『家庭用ゲーム機コンプリートガイド』主婦の友社、2014年4月23日、45頁。ISBN 978-4072929711 
  6. ^ a b New スーパーマリオブラザーズ ザ・コンプリートガイド』アスキー・メディアワークス、2006年、381頁。ISBN 978-4840235273 
  7. ^ 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」発売記念インタビュー 第3回「スーパーマリオブラザーズ篇」任天堂公式サイト 2016年10月28日
  8. ^ 『With LUIGI 30th Anniversary: ザ・イヤー・オブルイージ メモリアルムック』学研、2013年、26頁。ISBN 978-4056102512 
  9. ^ 取扱説明書 p.2 より「今回は、「スーパーマリオブラザーズ」を支持してくださった皆様に励まされ、もう1つのマリオの旅(パラレルワールド)を創ってみました。」
  10. ^ VC スーパーマリオブラザーズ2 公式サイト - 「スーパーマリオブラザーズ2」とは
  11. ^ smb2_manual.pdf”. 任天堂株式会社. 2023年8月15日閲覧。
  12. ^ これはあくまで斧を取る事がクリア条件の場合だけであり、クッパ城ステージでクッパも出現する(クッパを倒さず、無視することも可能)がポールにつかまる事がクリア条件となる9-3や、クッパ城ではない9-4ではこのルールは適用されない。
  13. ^ 「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」が11月13日に発売決定。価格は税別4980円”. 4gamer.net (2020年9月3日). 2020年9月6日閲覧。
  14. ^ 任天堂 (2020年11月13日). “『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』は本日発売。知っているとより楽しめる、”あそびのヒント”をご紹介。”. 任天堂. 2020年11月15日閲覧。
  15. ^ Virtual Console Roundup”. Eurogamer. Gamer Network (2007年9月15日). 2015年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  16. ^ Super Mario Bros.: The Lost Levels Review”. GameSpot. CBS Interactive (2007年10月5日). 2015年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月24日閲覧。
  17. ^ Thomas, Lucas M. (2007年10月3日). “Super Mario Bros.: The Lost Levels Review”. IGN. Ziff Davis. 2015年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  18. ^ Super Mario Bros.: The Lost Levels (Wii U eShop / NES) Review”. Nintendo Life. Gamer Network (2014年1月31日). 2015年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月1日閲覧。
  19. ^ a b c 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、17頁。 


「スーパーマリオブラザーズ2」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スーパーマリオブラザーズ2」の関連用語

スーパーマリオブラザーズ2のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スーパーマリオブラザーズ2のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスーパーマリオブラザーズ2 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS