コツバメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/06 06:50 UTC 版)
コツバメ | |||||||||||||||||||||||||||
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葉に留まるコツバメ
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Callophrys ferrea (Butler, 1865) |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
コツバメ(小燕) |
目次 |
分布
日本全国に分布する(日本産:Callophrys ferrea ferrea)。ロシア極東地域、中国東北部、朝鮮半島などに別亜種がある。
特徴
早春にのみ発生する、茶色い。体温を飛ばさないように体が毛深くなっている。翅裏は茶色一色ではなく、微妙な濃淡の表現がある。
まだ寒いうちから活動しだすので、静止時や吸蜜時は太陽に向けて体を横倒しにして止まることが多い。
生態
食草はアセビ。ただし草ではなく、つぼみを食べる。新芽やつぼみだけを食べるのはシジミチョウ科特有の食生活である。
年一化で早春のみ出現。蛹で越冬。
種の保全状況評価
日本の以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[1]。
参考文献
- 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。
- 猪又敏男(編・解説)・松本克臣(写真) 『蝶』 山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年6月、47,157頁。ISBN 4-635-06062-4。
関連項目
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(コツバメ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年5月6日閲覧。
- 1 コツバメとは
- 2 コツバメの概要
固有名詞の分類
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