ガンダムトゥルーオデッセイ 〜失われしGの伝説〜
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ガンダムトゥルーオデッセイ 〜失われしGの伝説〜 MS Saga: A New Dawn | |
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ジャンル | コンピュータRPG |
ゲーム | |
対応機種 | PlayStation 2 |
開発元 | ベック |
発売元 | バンダイ |
メディア | CD-ROM |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2005年6月30日 2006年2月21日 |
レイティング | CERO:A(全年齢対象) |
テンプレート - ノート |
概要
ガンダムシリーズに登場したモビルスーツを操作して冒険を繰り広げるRPG。モビルスーツは手足などのパーツや武器を換装してカスタマイズできる。ゲームの世界設定は既存のガンダムシリーズとは異なるゲームオリジナルのもので、登場するモビルスーツは、SDガンダムのようにデフォルメされている。なお、登場するモビルスーツのコクピットは演出の都合上、すべてRX-78-2 ガンダム(いわゆるファーストガンダム)に近いものとなっており、モビルファイターでさえも例外ではない。
宇宙世紀を中心に『機動武闘伝Gガンダム』(G)や『新機動戦記ガンダムW』(W)など様々なシリーズの機体が登場するが、『機動新世紀ガンダムX』(X)や『機動戦士ガンダムSEED』(SEED)など出演が見送られた作品もある。
ただ、参戦作品の中で『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の機体のうち、ジム寒冷地仕様、ジム・コマンド、ジムスナイパーII、ケンプファー、ゲルググJ、ズゴックE、ハイゴッグなどは登場するものの、主役機体であるザクII改とガンダムNT-1(アレックス)は登場しない。
キャラクターデザインは安田朗。安田によると、当初は『∀ガンダム』の続編として製作が始まったが、製作中にサンライズから待ったがかかり、その結果現在の形に落ち着いたことが明かされている[1]。
また、キャラの動きやMSの動きは女子高校生を使ってのモーションキャプチャーによってなされている。[要出典]
ストーリー
大量のエネルギーと設計図さえあればありとあらゆるものを創造することが可能な「Gシステム」。このシステムを手にした人類は繁栄の頂点を極めたかに思えたが、新たな世界を創造することを望んだ者によってシステムは暴走、世界の大半を壊滅させる「大破壊」を引き起こした。辛くも生き延びた人類は「Gシステム」を厳重に管理した上で運用し、少しずつ復興の道を歩み始めていた。
大破壊から60年後、主人公のトラッシュは生まれ育った孤児院からの巣立ちの日、黒いザクの襲撃によって恩師とその場にいた孤児院の仲間達を全て失ってしまう。復讐を誓った彼は、偶然に生き延びた弟分のフリッツと共に、謎の女研究者マリーの助けを借りて、モビルスーツを手にするのだった。
ゲームの特徴・システム
モビルスーツのカスタマイズ
モビルスーツはボディ(頭部・胴体部)を中心に、腕部、アーマー、脚部、オプションユニットに分割されており、それぞれ自由に組み換えが可能となっている。あらかじめ用意されたカラーパターンの中で機体の色を変更することも可能。なお、この世界のモビルスーツは機体の情報と「ECAP」と呼ばれるエネルギーをGシステムにかけることで創造される。
- ボディ - 頭部と胴体部を構成するモビルスーツの中心部分。武器のキャパシティが設定されている他、改造で基本性能を向上させることが可能。武器が内蔵されているものも存在する。
- 腕部 - モビルスーツの攻撃性能に影響する。左右別々に存在する。中には武器が内蔵されたパーツや、腕そのものが武器になっている(そのため、携帯武器を装備できなくなる)パーツもある。
- アーマー - 肩部に装備する。左右別々に存在する。攻撃・防御性能が向上するが運動性能は低下するものが多い。左のアーマーは一部の盾と干渉する。
- 脚部 - モビルスーツの耐久性と運動性能に影響する。中には攻撃性能や初期EN(エネルギー)値を向上させるものもある。なお、ホバー走行を行うモビルスーツの脚部を取り付けて、フィールド上で走るとホバー走行で移動する。
- オプションパーツ - 特定の性能を向上させるパーツ。サイズによって内装機器から背部に装備するバックユニットまで様々な種類がある。バックユニットは後述する一部の特殊装備と干渉する。
武器の装備
モビルスーツごとに固有の装備枠(最大8×8)が設定されており、武器の形をしたブロックをパズルのように埋めていくという装備スタイルである。
- 格闘用武器 - ビームサーベルやヒートホーク等のマニピュレーターで保持する近接武器。主に縦に装備スペースを取る。最大装備数は1つ。剣・斧・槍の3種と、何も装備しない素手に細分化される。強力で消費ENが少ない反面、相手の反撃を誘発するという弱点もある。
- 射撃用武器 - ビームライフルやザクマシンガン等のマニピュレーターで保持する射撃武器。比較的装備スペースが小さく、装備しやすい。最大装備数は2つ。射撃武器は主に横に装備スペースを取る。
- 特殊武器 - 肩に装備するキャノン砲等の武器。威力は総じて高いが、横に大きく装備スペースを占有し、消費ENも多い。最大装備数は1つ。バックパック系のオプションパーツと干渉するものもある。
- 腕部装備 - 腕部に取り付ける装備。武器と追加装甲に細分化される。最大装備数は左右の腕に1つずつの合計2つ。左腕に付けると盾と干渉し、一部の装備は右腕に取り付けると格闘用武器及び射撃用武器と干渉する。
- 盾 - 左腕に装備する盾。武器を内蔵したものも存在する。縦長もしくは正方形に装備スペースを占有する。左腕部装備及び一部の左肩アーマーと干渉する。
戦闘
- エンカウントは一定の確率で突然出現するランダムエンカウントと、黄色と赤色のシンボルに接触するシンボルエンカウントの両方が存在する。
- 戦闘にはターン制が採用されており、ターン開始時に蓄積されるENをやりくりしながら戦う。
- キャラクターごとに機体のENを大量に消耗して放つブースト技と、キャラクターのTP(テクニカルポイント)を消費するテクニックが使用できる。ブースト技は主に攻撃と防御、テクニックは補助・回復的な要素の技が多い。
- 敵の行動の種別と残りEN量はあらかじめ表示されており(格闘攻撃ならFIG、ブースト技ならBST)、この表示を参考にして敵の行動を予測し、こちらの行動を決定するのが基本パターンとなっている。
- 行動には「防御中は格闘攻撃をされても反撃できない」等の強弱関係があり、特に特定の行動を無力化するブースト技は戦略に大きく影響する。
- 戦闘に直接参加するのは最大3機の前衛のみで、後衛は待機状態となる。待機中はEN蓄積量が増加してHPも少しずつ回復する。
- 前衛・後衛の入れ替えはキャラクターごとのコマンド入力時にターンを消費せずに行えるが、戦闘不能やショート状態のキャラクターはコマンド入力が出来ないので入れ替えられない。戦闘不能になると戦闘参加者の枠を塞ぐことになり、パーティ全体が大きく不利になる。前衛が全滅すれば後衛が残っていてもゲームオーバーとなる。
あらかじめ敵の攻撃パターンが予測できる反面、敵の攻撃は非常に激しくゲームの難易度は高めである。綿密なEN管理と防御技の使用が攻略の鍵となる。
- 1 ガンダムトゥルーオデッセイ 〜失われしGの伝説〜とは
- 2 ガンダムトゥルーオデッセイ 〜失われしGの伝説〜の概要
- 3 用語
- 4 地理
- 5 登場人物
- 6 外部リンク
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