視力検査
視力検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 03:35 UTC 版)
視力とは物体を識別する能力であり2点で識別できる能力の限界をもって表される。視力には遠見視力、近見視力、裸眼視力、矯正視力、片眼視力、両眼視力、小数視力、分数視力、log MAR視力などが知られている。一般視力検査では5mの距離でランドルト環を使用する。他眼を遮閉し片眼ずつ測定し、同列の5指標中半分以上を正答できるかで判定する。0.1の指標が見えない場合は指標を見せながら近づき、50cmでも見えなければ指数弁(指の本数がわかる)、手動弁(手をふっているのがわかる)、光覚弁(光がわかる)、全盲の評価を行う。視力検査の結果は下記のような略字を用いる。 名称略称視力 V(vison)、VA(visual acuity) 右眼 R(right)、D(dexter)、OD(oculus dexter) 左眼 L(left)、S(sinister)、OS(oculus sinister) 両眼 B(binocular) (円柱レンズの)軸 Ax(axis) 屈折力(レンズの強さ) D(diopter) 視力同じ id 矯正不能 n.c (non corriegent) を使用して × (with) 指数弁 CF(counting finger)、n.d. (numerus digitorum) 手動弁 HM(hand motion)、m.m. (motus manus) 光覚弁 LP(light perception)、s.l.(sensus luminis) VD=0.2(1.2×S - 1.00)(C – 0.75 Ax180°) 上記の例では右眼の裸眼視力が0.2で-1.00Dの球面レンズと-0.75Dの円柱レンズを乱視軸180°の方向に用いて1.2の視力が得られたことを表す。
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